有田芳生の『酔醒漫録』

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「地図にない島」から「舟 天空」へ

2009-11-02 10:33:57 | 随感

 11月1日(日)091101_14400001 タモリの「笑っていいとも」で知られる新宿の「STUDIO ALTA」にはじめて入った。180人入ればいっぱいという会場は、テレビで見る印象とはとても違い、狭かった。ドリーム・ボードがプロデュースする「地図にない島」は、オリジナルミュージカル。四ノ宮浩監督が描いたフィリピンの「ゴミの山」で暮らす人たち。監督のドキュメンタリー「バスーラ」など一連の作品が原作といっていい。役者が若い。そのエネルギーあふれる舞台は、好感が持てた。とくに四ノ宮監督を演じた役者は、どう見ても「やくみつる」さんそっくり。ヒロインを演じた吉田亜希菜も輝いていた。地獄といっていい暗い現実をどう描くかは難しい。ドキュメンタリーならありのままの現実をポンと放り出して評価は観客に任せればいい。ところが舞台となれば、どこかで「救い」がいる。そこを集団の前向きな方向でまとめたのはよかった。多くの若い観客がどう感じたかが気になっていたが、右後ろ後方から鼻をすする音が聞こえた。終幕後ちらりと見れば、女性が涙をぬぐっていた。12時、3時、6時と3回の公演。大変な激務だっただろう。ただ気になったことは、演劇の最中に右前方にいた女性が出ていったこと。おそらくフィリッピン人のハーフのはず。いったいどういう思いでいたんだろうか。「これ以上は見たくない」と思った根拠だ。四ノ宮監督の「この国は内部からは変わらないです」という言葉が浮かんだ。紀伊国屋書店に寄って、上野から浅草へ。「むぎとろ」で吉田類さん主宰の「舟 天空」句会。坂崎重盛さんから新著『神保町「二階世界」巡り 及び其ノ他』(平凡社)をいただく。神保町の風景は「二階世界」がいいという。その理由はと聞けば「書いてありますから」と言われ、帰りの電車で読み出す。自由自在の文章だ。地元の「遊菜」でマンション元理事会家族の懇親会。

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