有田芳生の『酔醒漫録』

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「固い意志」より「柔らかい意志」を

2009-03-07 09:41:34 | 映画

 3月6日(金)090306_16560001 強い雨のため、早朝の駅頭訴えを諦める。しかも雨足は終日続くことは確実。身体と精神のバランス失調を自覚する1週間。恵みの雨と割り切り、板橋は東武練馬駅前のサティ。「おくりびと」と「チェンジリング」を見る。アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」は毎回が満席状態だという。スクリーンの一番前で観賞。「生きている」ことの意味を死を通して照射するすぐれた作品。とくに山崎努の演技あっての実在感。「チェンジリング」は、あるブログ読者からいただいたメールどおり。クリント・イーストウッド監督による拉致問題へのメッセージだ。やむことない雨のなかを大山の事務所へ。「あおい珈琲店」で桜井章一さんの『人を見抜く技術』(講談社α新書)を読む。伝説の雀鬼による人間観察論。「固い意志」より「柔らかい意志」のほうがいいと桜井さんはいう。そうだと思う。小手毬草がはかなげで美しい。夜は民主党関係者と打ち合わせ。難しい提案は応用問題。