おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

畦にアヤメ 水面に皆既日食の如き稲影

2015年05月21日 00時00分00秒 | 景観

写真1 畦のアヤメ。さざ波立つ挿秧の田

写真2


写真3

写真2・写真3 水面に映る挿秧の影(写真1のアヤメ咲く田)。皆既日食や金環日食のように影の周り・縁が光る


写真4 畦のアヤメ。雷電神社(群馬県邑楽郡板倉町)氷嵐除け祈祷札が立つ
    ここは弊ブログ2014年09月18日写真2・写真3の田、水口・埋設パイプライン蛇口脇にアヤメの葉が見える
    このアヤメが本日2015年05月04日も開花



写真5 ニワセキショウ。埋設パイプライン蛇口周りに水が溜まり、その脇の畦に開花


写真6 ミズキの白い花。側壁上端近くまでの水位で流れる北側用水の上


写真7 タンポポの白綿毛。北川用水の脇

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 大型連休・ゴールデンウィークの5月4日(注1)
 我が家近くから歩き始める
 まず、目に入ったのが田畦に咲く青紫の花(写真1)
 アヤメかカキツバタか、はたまたハナショウブか
 花につく模様からアヤメ
 
 水面には田植して日数少ない稲が影を映す
 見ると、影の縁周りが光る、皆既日食を想起(写真2・写真3)
 
 注1 4月下旬から5月上旬の連休呼称について、ゴールデンウィークは映画会社大映(倒産)が観賞促進に使った呼称
    それゆえNHKは大型連休と呼ぶ。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年05月04日 撮影地:埼玉県久喜市八甫
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年ユウガオ栽培 本年も麦間移植 Yさん

2015年05月20日 00時00分00秒 | 農業
写真1 写真2

写真1 4月2日 麦畑にユウガオ移植用の裸地。そこに麦を掘り倒し入れてある、緑肥として
写真2 4月2日 ユウガオ移植用裸地の幅は370cm


写真3 写真4

写真3 4月18日 ユウガオ移植用裸地には堆肥、石灰窒素、過リン酸
写真4 4月25日 ユウガオ移植用に黒マルチ。4月30日に移植



写真5 5月13日 麦間裸地に移植されたユウガオは防寒・防霜・防雹のための四角錐状ビニールの上に伸びている
     北側に陽避けと霜避けの稲わら。麦間裸地には顆粒肥料(窒素・燐酸・カリ・微量要素。写真8)
     台風6号崩れの温帯低気圧の風で麦は倒伏


写真6 写真7

写真6 4月18日 イチゴ温室の前にある残渣や堆肥を整理するYさん
写真7 5月13日 ユウガオの匍匐茎・蔓が伸びる麦間裸地には窒素・燐酸・カリ・微量要素の顆粒肥料(写真8)


写真8 写真9

写真8 5月13日 窒素・燐酸・カリ・微量要素(苦土・マンガン・ほう素)の顆粒肥料袋
写真9 5月13日 顆粒肥料施肥具は軽4輪の荷台


人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 作土に優しい、環境や住民に優しいユウガオ栽培
 その一つは麦間ユウガオ移植(弊ブログ2014年05月06日
 この麦間移植は筆者があるいた8年間、Yさんの畑だけ(写真1~写真5・写真7)

 2015年04月18日、イチゴ温室前で残渣や堆肥を整理していたYさん(写真6)
 次のように筆者にご教示
   ユウガオ移植用の麦間裸地は生えていた麦をうない込んである(写真1・写真2)
   ユウガオは“とにかく、ほきない(生長しないと)と駄目、肥料を食う”
   そのため、堆肥と化成肥料を撒く(写真3)
   堆肥の成分は窒素だけ、“ほきる”ためには肥料3要素のバランスが大事
   だから、化成肥料の石灰窒素、過リン酸を堆肥といっしょに施す(写真3)
  
 台風6号崩れの温帯低気圧が通過した05月13日、Yさん
 件のユウガオ畑(写真1~写真5・写真7)で作業中
 急いで着くも作業を終えて軽4輪車の脇
 作業内容や倒れた麦について次のようにご教示
   本日は窒素・燐酸・カリ・微量要素(苦土・マンガン・ほう素)を撒いた
   ユウガオを“ほきさせる”ためには化成肥料を撒けばよい
   やみくもに撒いているのでなく、カネ・経費を頭に入れている

   強い風で麦は倒れた(写真5)
   近日中に、どれだけ起き上がるか様子をみる
   起き上がれば、結実前まで置き、敷きわらに使うことも頭にある
   家から敷きわらを運ぶ手間が省けるので
   結実した麦を使うと発芽して駄目
   起き上がらなければ、作土にうない込む
   青い麦は腐りが速い
   黄色くなってからは、乾いているので肥料になるのが遅い

 引用・参考文献等:弊ブログ2015年04月18日29日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狭山茶の手摘み2 芯芽入れて3芽摘む

2015年05月19日 00時00分00秒 | 農業

写真1 “これがシンメ・芯芽”“芯芽入れてサンメ・3芽摘む”とお茶娘さん


写真2 イッシンニヨウ・1芯2葉を摘む、と計量担当者


写真3 3芽の例示写真は手の甲


写真4 3芽の例示写真は二の腕に


写真5 3芽の例示写真は茶摘みザルに

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 「自然農法狭山茶 三ツ木園(入間市)」茶畑の手摘み(弊ブログ2015年05月10日
 
 伸びた新茶葉、数多い
 どこを摘むのか伺う、次のよう
 まず、お茶娘さん
  “これがシンメ・芯芽”“芯芽入れてサンメ・3芽摘む”(写真1)
 次に計量担当者
  イッシンニヨウ・1芯2葉を摘む(写真2)
 
 すなわち、分枝の芯芽と、その下の脇芽2枚、計3枚摘む
 品質を揃えるために、お茶娘さんに例示写真が配られている
 その写真を手摘み経験の浅いお茶娘さんは思い思いに貼る(写真3~写真5)

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年05月05日 撮影地:埼玉県入間市西三ツ木

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11:30 東桜島・折田丸の汽笛

2015年05月18日 05時40分11秒 | 農村

写真1 郵便船・折田丸は11:30頃、モエンザッで汽笛を鳴らす。郵便局は○印・千年樹アコウの右側にあった
 畑のある海抜100mほどの所から撮る。モエンザッ:弊ブログ2013年03月07日



写真2 湯之港からモエンザッを望む。1955年頃、ガンギ・船着き場は整形溶岩で築かれ突き出ていた


写真3 湯之港のガンギから南岳を望む。ガンギの付け根は、1955年頃の夕方、海水で洗われる黒毛和牛で賑わった(弊ブログ2013年03月05日


写真4 筆者が着いてから2回目の爆発。1回目は弊ブログ2013年03月02日。湯之港近くから撮る


写真5 桜島の対岸、鹿児島市与次郎2丁目から望む桜島、我が故郷東桜島町・湯之
     定時郵便船・折田丸が寄港した野尻、赤水も見える


人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 2015年05月14日(木)、NHKBS・こころ旅
 東村山市の芳林山梅岩寺、俳優火野正平が昼前11:30に鐘を10回撞く
 住職と合わせて12回
 住職曰く、かつて、鐘音を聞き、畑のオンナノシュウ・女の衆がお昼の準備に帰宅
 オトコノシュウ・男の衆は30分ほど遅れて帰る

 筆者は想起、1955年頃の故郷・東桜島町に聞こえる11:30の汽笛を
 郵便船・折田丸が燃崎・モエンザッを曲がる際、鳴らす
 畑の祖母は言う、“おいたまいがきたからかえろかい”(折田丸が着たから帰ろう)、と
 すなわち、折田丸の汽笛は、梅岩寺の鐘音と同じだった

 折田丸は古里温泉~東桜島・湯之~持木~野尻~赤水~鹿児島(現北港)を走る焼玉エンジン木造船
 同船は次のような朝夕の定時連絡船
  朝06:30頃、古里港から東桜島・湯乃港に着き、通勤・通学者を乗せて出港、上の航路で鹿児島へ
 
  昼前11:30、モエンザッで汽笛を鳴らし、持木港に着く
  同港で、郵便袋を肩にかける船員が東桜島特定郵便局を目指して走る、船と競走の如く
  走る道は持木と湯之の間に走る海岸段崖の縁を通っていた
  その道の中間ほどに郵便局が建っていた
  船員は約2km走り、次港の湯之で船に戻り、折田丸は古里温泉へ向かう
  
  15:30頃、古里温泉から湯乃港に着き、船員は郵便局へ走り、郵便袋を受け取り持木港へ走る
  船は野尻港、赤水港を経て鹿児島へ

  19:00頃、モエンザッで汽笛を鳴らし、通勤・通学者を乗せて帰る

 時は移り、折田丸は現在走ってない

 注1 燃崎・モエンザッは1476年(文明8)大噴火の流出溶岩が造った小半島。持木町と野尻町の間に突出
    現在の郵便局は海岸段崖から大きく離れた国道224号の近く
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真1~写真4;2013年02月11日 写真5;同月10日
 撮影地:上記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追うカラス 追われるカラス 空劇

2015年05月17日 00時00分00秒 | 野鳥
Ⅰ カラス、サシバを追う(写真1~写真4)


写真1 カラスに追われるサシバの足にノネズミ。狭山茶畑の上空。2015/05/05・埼玉県入間市西三ツ木(写真4まで同じ)


写真2 後方からサシバを追うカラス


写真3 後方からサシバを追うカラス。サシバは平地林の方向へ逃げる


写真4 カラスは追うのを止める。サシバを採餌競合区域から追い出す。サシバは平地林へ。2本の線は高圧送電線


Ⅱ カラス、ムクドリに追われる(写真5~写真8)


写真5 カラスがムクドリのつがいに追われる。2015/05/04・埼玉県久喜市(写真8まで同じ)


写真6 左上方から追われるカラス


写真7 後上方から追われるカラス


写真8 電柱にとまるカラス、電線にとまるムクドリのつがい。互いにクールダウン

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 狭山茶畑の上空(写真1~写真4)
 カラス急発進
 見るとサシバ飛来
 追うカラス、逃げるサシバ
 カラス、採餌競合地域からサシバを追い出す、約30秒の空劇

 ギー、ギー、ムクドリの騒ぎ声
 カラスがムクドリの巣に近づいたのであろう
 ムクドリのつがい、カラスを追う(写真5~写真8)
 つがいの勢いに押されて逃げるカラス
 約40秒後、カラスとムクドリは電柱と電線でクールダウン

 カラスがサシバやトビを追う姿を見ていた筆者(弊ブログ2015年04月22日24日
 追われるカラスを見るとは、少々驚き

 注 筆者のカメラでは上の写真が拡大限界
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする