おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに、 なさってんですか48  鷹を待ってます

2012年04月20日 00時00分00秒 | 諸活動
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写真1 鏡山山頂 快晴 ポカポカ陽気 鷹を待つご夫妻


写真2 眼下に虹の松原 パラグライダー場の吹き流し


 鏡山山頂の西展望所へ行くと、唐津城、モーターボート場など唐津市街が眼下に広がる。
 その展望所のお昼どき、ミニミニ大砲のような望遠レンズをつけるカメラが三脚の上、近くの携帯椅子にカメラを手にする男性、定年退職者のよう。
 バードウォッチングに見えるが、なに、なさってんですか。以下、次のように教えてくださる。< >は私の質問・発言
    鷹を待ってます。
   <虹の松原から飛び立つんですか>
    ここは、鏡山、虹の松原の上空は、鷹など渡り鳥の通過ポイント。
    今の時季、3月下旬は南方で越冬した鳥が朝鮮半島など大陸へ渡る。
    右の方から、南の方から左の方、北へ飛んで行く。
   <これから上昇気流が出ますね>
    今日は風向きが悪い。
   <あれは、パラグライダー用の吹き流しですか(写真2)>
    そう、海の方へ吹いている。
    海から吹く日は、風がこの山にあたり、良い上昇気流となり、タカバシラ(鷹柱)が立つ、
    ゆっくり螺旋を描いて上がるので撮りやすい。今日は条件悪い。
 その時急に、羽根の上面が灰色の小型の鳥が、直ぐ下20~30mを右から左へ飛び去る。
   <あっ、鳥です>
    ・・子ー(女性の名をお呼びになる。すると、後方の日陰で文庫本を読書中の女性が立ち、
    傍らに来て鳥を追う。奥様だった)
   <あれは>
    ハイタカです、餌探しに飛んだんでしょう。
   <話しかけ、お邪魔になり、すいません>
    いや、いや。(私、申しわけなく、その場をさる)

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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喘ぎ登った後の素晴らしい眺望-虹の松原・唐津城・唐津湾-

2012年04月19日 00時00分00秒 | 景観
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写真1 「虹の階段」を登り切った処から虹の松原、唐津湾を望む


写真2 虹の松原の西北に唐津城(写真1の左上)


 標高差約270m、1,278段「虹の階段」を登り切り、振り向くと大パノラナ、素晴らしい眺望(写真1・2)。
 約70分、もがいただけのことはある。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年04月18日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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「虹の階段」 途中地獄 頂上天国

2012年04月18日 00時00分00秒 | 旅行

写真1 鏡山へ さー登ろう!!



写真2 きつい きつい階段 真ん中に見える
 

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 JR筑肥線、無人駅・虹の松原のホームに降り立つ
 眼前に松林、虹の松原、背後に小高い山、鏡山・カガミヤマ

 さーて、どっちに進むか
 しばし考え、松原を俯瞰できる鏡山に登ることにする

 水澄む小川、菜の花、アオサギ、ビニールハウスなどを見撮しながら歩く
 鏡山登り口の一つ「虹の階段」に着く
 標高273mの山

 案内板に次のように記される(写真1)
   階段は1,278段、所要時間は20~30分
   「山頂部は険しくなりますが登るにつれ眼下に広がる日本一美しい景観を楽しみながら登って頂ければ幸いです」
 そうかー、登ろう

 登るにつれ、急坂がこれでもか、これでもかと続く(写真2)
 ハーハー、ハーハー息は切れ、足は上がらす、眼下の景観、大パノラマどころではない
 来なきゃよかった、登るも下りるも地獄の感
 初志貫徹、登るしかない
 約70分、やっとこさ、山頂に辿り着く
 大パノラナ、絶景かな、絶景かな

 引用・参考文献等:弊ブログ2012年04月12日同月13日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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林縁崖に白い花 サツマイナモリ <野の草花52>

2012年04月17日 00時00分00秒 | 植物
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写真1 先が5つに裂けた筒状の白い花を横に向けて咲かせるサツマイナモリ


写真2 林が自動車に落ち込む崖に数多くの白い花、サツマイナモリ


写真3 葉は対生、茎の下部は地をはう。


 唐津市の虹の松原、その南にある鏡山、旧浜玉町側の自動車道を歩いて下山中、左側林縁の崖に数多の白い花。エッ、なにー。
 その花はサツマイナモリ。和名は薩摩に多いイナモリソウの意味。和名のイナモリソウは発見地の稲盛山(三重県)に由来。
 本種は、高さ20~30cm、常緑の多年草。葉は対生し、茎は多肉質で、下部は木質化して地をはうので「木立ちイナモリ」とも呼ばれる(写真3)。
 学名:Ophiorrhiza japonica アカネ科

 引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)148頁 *大工園認著『野の花めぐり 春編』(株式会社 南方新社 2003年)100頁
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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アカタテハ 足下に飛来 びっくり ドキドキ

2012年04月16日 00時00分00秒 | 昆虫
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写真1 私の足下で日光浴のアカタテハ。翅に欠部はない。写真2と同一個体


写真2 道路側溝に生えるイラクサ科の植物に腹部を押し立てているので雌?


 佐賀県唐津市の風光明媚な虹の松原、その南にある鏡山。頂上でアカタテハが3頭飛び交い、旧浜玉町側の自動車道を歩いて下山中に2頭飛び交っていた。
 最後の5頭目が写真の個体。林縁崖のイラクサ科植物(食草の一つ)を飛び訪ねている。止まったら撮ろうと待ちかまえて数枚撮る。その一枚が写真2(手持ち撮影、F数値大、風吹きでボケル。残念)。
 その後、ジーと立っている私の足下に飛来し日光浴。飛び去るな!、飛び去るな!、と念じつつシャッターをきる(写真1)。
 アカタテハは前翅長約3.5㎝の中型蝶。前翅表側の橙色の帯模様が和名の由来。前翅先端部(ツマ)は黒く、白斑が点在。
 学名:Vanessa indica タテハチョウ科

 引用・参考文献等:2011年03月02日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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