おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ビニールハウスの雨音  “ うるさい ”

2011年02月18日 00時00分00秒 | 農業





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 都市空間は横へ延びる
 優良農地は無くなり
 新住宅はせまる

 新住民は農民にせまる
 “ビニールハウスの雨音がうるさい、なんとかしろ”
 “夜暗くて危ないから、街灯をつけろ”
 燐畑の農民はせまる
 “ビニールハウスの雨水が俺んちの畑に流れ込む、なんとかしろ”
 
 環境対策費は農民にせまる
 相続税は農民にせまる
 農地を切り売る
 叙上のようにせまられる

 上記は都市農業を営むエコファーマーの話
 約30aの畑に「売れる物は何でも作るし、50~60種類作るんで、ほんとに細かく、1本のマルチ20メーターくらいあったら、そこに何種類も生えてるような」栽培
 直売や宅配を実施

 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影年月日:2007年2月13日
 撮影地:関東地方
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鳥獣害 6  鹿 から 蕎麦 を  栽培中 も  刈干し中 も 守る ネット

2011年02月17日 00時00分00秒 | 農業
写真1
写真2

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 蕎麦畑跡に、刈り取った蕎麦を天日干しするロの字型の木組が設えてある(写真1・写真2)。ロの字型木組に、長崎県対馬・旧厳原町の棚田で見たジュウバコと、大阪府・南海電鉄南海線の鳥取ノ荘駅近くで見たイゲタを想起。珍しい型の木組。多くの地域では写真2に見る一列型。
 それはさておき。本稿の対象はネット。一つは、ロの字型木組を囲んで張られている灰色のネット(写真1・写真2)。二つは、蕎麦刈り跡畑の道境に張られた目の粗い黄色のネット(写真2)。ともに、鹿から蕎麦を守るためのネット。栽培中も、刈り取り後も、鹿から目を放せない中山間地の現実を知る。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2006年11月3日 撮影地:埼玉県秩父郡小鹿野町長留
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南高梅 に 青い帯  はたして 何 の ため

2011年02月16日 00時00分00秒 | 農業

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 12月初旬(2006年)、南高梅に巻かれた青い帯(写真)。はたして、何のため。ここは、和歌山県日高郡みなべ町、山を拓いた斜面の梅畑。聞けば次のようである。
 青い帯は、完熟梅の落下を受けとめるネット。枝の下に広げて張る。南高梅の製品価値を高めるための仕掛け。青梅を1個ずつちぎるのと違い、手間も省ける。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2006年12月6日 撮影地:和歌山県日高郡みなべ町
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鳥獣害5 住宅近くの栗の木に残る熊座(クマザ)

2011年02月15日 00時00分00秒 | 農業
写真1
写真2
写真3

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 2006年11月3日、埼玉県小鹿野町長留の「とうのした橋」のたもとで、散歩中の初老の男性と獣害-イノシシ・鹿・猿・熊-について立ち話をする。
 熊が栗畑に被害を及ぼし、また近くに熊座があるとの話。熊座とは、熊が木実を食べるために、折った枝を木の股に敷き座る場所。
 初めて聞く話、興味津々、ワクワク、怖さ半分、ドキドキ。
  “今、熊はいますかね”
  “いや、いないよ”
  “行っても大丈夫ですか”
  “あっ、はっ、はっ、大丈夫だよ”
 いざ出発。角を曲がり、坂道を五十メートルほど登ると、教えられた通り栗の木が2本(写真3)。そのうち1本の樹上に熊座(写真1・写真2の白枠内)。熊座は、できてから日数を経ている、敷かれた栗の葉は枯れ、茶色に変色、初見の私でも一目で判る。
 栗の木と道を挟んで住宅があり、また写真2に見るように、さほど離れてない所に住宅が建つ。さらに写真3に見るように、栗の木に接して石垣があり、その上は共同墓地。人間と熊の物理的距離は非常に短い。新聞・テレビ・ラジオに度々登場する熊。うべなるかな。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2006年11月3日 撮影地:埼玉県秩父郡小鹿野町長留
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秩父 小鹿野町 に 石塔 街道 あり  約200年前 の 遺産

2011年02月14日 00時00分00秒 | 農村
写真1 写真2
写真3 写真4
写真5

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 埼玉県秩父の小鹿野町は「町じゅうが自然公園」、あるいは「町じゅうが歌舞伎役者」といわれる中山間の町。猿害(昨日・2011年2月13日)で紹介した長留(ながる)も、宗吾神社舞殿で歌舞伎が舞われ、獅子舞が奉納される。
 さて、2006年11月3日、西武秩父駅前からバスに乗り、長留への入り口、“わらびたいら(蕨平)”で降りる。歩き始めて間もなく、右手路傍に二十三夜待塔と石塔群(写真1)。二十三夜待塔に天保六年と女人講の文字を読める。安産祈願であろう。
 そこから1キロほど先に二十三夜待(天明7年)と勢至菩薩像(写真2)。さらに、歩を進めると、ある、ある(写真3・4・5)。まるで、石塔街道。約200年前の遺産。
 写真1:石塔群と二十三夜塔(右から3つ目) 写真2:二十三夜塔と勢至菩薩像
 写真3:勢至菩薩像と薬師堂 写真4:二十三夜塔 写真5:勢至菩薩像
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2006年11月3日 撮影地:埼玉県秩父郡小鹿野町長留
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