写真1 寒気に曝され霜柱立つホウレンソウの葉 これを寒締めホウレンソウと呼ぶ 08:25
写真2 ホウレンソウを覆うトンネル状ビニール 手前は寒気に曝されるホウレンソウ 08:28
写真3 ビニールを外されたホウレンソウ ホウレンソウを覆うビニール 08:24
写真4 ホウレンソウを覆う白の不織布 08:24
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寒気にホウレンソウを曝すと甘くなる。
ホウレンソウは生きようとして葉や茎に糖などを蓄え、凍るのを防ぐ。
その結果、普通のホウレンソウより糖度は高く、ビタミン類含有量も高く、
葉色も濃くなる。葉や茎には皺・しわができる。
この性質に着目してホウレンソウやコマツナなどを育てるのが寒じめ栽培。
上の写真では、葉に霜柱を立てながらも懸命に生きようとするホウレンソウ(写真1)、
ビニールや不織布を外されたホウレンソウを見る(写真2・写真3)。
他方、生長段階によっては寒さに負けて枯れるので、
トンネル状にビニールを被せる農業者(写真2・写真3・弊ブログ2012年12月14日)、
不織布を被せる農業者がいる(写真4・弊ブログ2012年12月23日)。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年12月22日 撮影地:栃木県上三川町