となりもインド人

北インドデヘラドゥンで、インド人に溶け込んで暮らす日々。
何気ないインド生活でふと感じたことを書いています。

インドのお盆 スラダ(Sraddha)

2013-09-29 15:55:43 | インドのお祭り
インドでも、日本の『お盆』にあたる行事があります。
ちょうど今は『お盆期間』にあたります。

お盆はスラダ(Sraddha)と呼ばれていて、9月の満月から新月までの16日間、先祖の霊を祀ります。
その期間のことをサンスクリット語でピトゥルパクシ(Pitru Paksha)といいます。日本語でいう先祖供養です。

命日によって、旧暦の月の暦から割り出したティティ(日にち)が決まっています。

期間中は、魂が地上に降りてきて、子孫に「御供養を下さい」と両手を差し出しているそうです。
子孫は親戚を呼んで、御供養の食事を振る舞います。

4日目は義祖父、5日目は義祖母、そして10日目の今日は義父の日でした。

御供養は、プーリ、ライス、ライタ、カレー、かぼちゃのサブジ、キールなどです。また、故人の好きなおかずも入れたりします。
※キール(ミルク粥)は必須!




日本は『お盆』の本来を忘れつつありますが、インドでは、お盆のルーツ『スラダ』はしっかり受け継がれています。

ご先祖様どうぞお腹いっぱいお召し上がり下さいませ!


アーユルベーダハーブ Giloi

2013-09-28 18:17:22 | ケガ&病気
最近、食事中頬の裏を噛んで、そこが膿み口内炎になってとっても痛い。
風邪も重なってかなり辛かった
昨日からホメオパシーの薬を飲み始めたら風邪のほうはずいぶん良くなったけれど、口内炎のほうはまだ痛い
塗り薬も全く効かない。

今日は、アロエベラを塗ったりギロイを食べて様子を見ることにしました。

ギロイ(Giloi)は、アユルベーダの薬に用いられるハーブの一種です。
炎症やアレルギーに効き、毎日食すと免疫力が高まり風邪など引きにくくなるそうです。
つる状の木

〈学術名〉
Tinospora cordifolia (ティノスポラ・コルディフォリア)
〈日本名〉
イボツヅラフジ
〈ヒンディー名〉
Giloi
〈アーユルベーダ名〉
Guduuchi

〈効能〉
・若返り
・滋養強壮
・解熱・抗炎・解熱
・アレルギー・肝・血糖


茎を数センチ切り取り、皮を剥いて食べます。ヌメヌメして苦くアロエのような感じで、アスパラガスのように繊維だけ残ります。

最近は、お義母さんが朝のチャイにギロイを入れてくれてます。
チャイの葉とミルクを入れる前に、お湯に潰したギロイの茎を入れて煮出します。
チャイを淹れる時に茶こしで一緒にこします。
味はほとんどなく、ちょっとハーブの風味がする程度です。

これで治るといいな🌿





インドの新聞のあり得ないミス

2013-09-27 22:53:54 | ニュース記事から
先日、インドの新聞であり得ないミスを発見したのでとっておきました。

ん?このセクシーな美女と微妙な衣装、どこかで見たことが…

よく見ると、土曜日に発行された新聞の芸能欄と、次の火曜日の新聞の芸能欄が全く同じでした。
しかもテレビ欄も全く同じ!

あんなに目立つページで差し替え間違いするとは。
次の日の新聞で謝罪文があるか探して見たけど、全く載ってませんでした。

う~ん、何事も謝らない社会の縮図か。

他の人に話すと、皆「まぁ、間違えたんじゃない?」と無反応。
ちょっとやそっとでは驚かないらしい。

昨日は、「Life OK」というチャンネルが特別編成だったのに、新聞のテレビ欄には通常のスケジュールが載っていました。

義母に言うと、誰もそこまで見ない、だって。
う~ん、そうなんかな。それでいいのかな。
じゃあ、何の為のテレビ欄なのかな…。

犬型ロボットドラえもん

2013-09-24 00:26:37 | インドのテレビ
ネコ型ロボットドラえもんが、実はインドでは犬型ロボットになっているという衝撃の事実!

ドラえもん主題歌♪あんなこといいな♪はヒンディー語にも訳されて歌われていますが、その中の♪とっても大好き、ドラえもん~♪の箇所がこう歌われています。
♪メーフン、クッタロボット、ド~レモン~♪
直訳すると、僕は犬型ロボットドラえもん、となります。
※インドではドラえもんは「ドレモン」と発音

確かにインドでは猫は縁起悪いとかで嫌われてますが、だからと言って犬にしなくても!

また、クレヨンしんちゃんでこんな場面も。
しんちゃんのママ、みさえが「良かったわ、わたし日本に生まれて。」と言った所が、
「良かったわ、わたしインドに生まれて。」と言い換えられていました。

みさえはインド生まれか‼

結構都合良く訳されていることが多い。