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357 古神道とは、あるがままを感受してゆくもの

2010-03-31 05:09:34 | 日記

 古神道とは、我(業想念)の心を死に切って、本心の心で、あるがままをそのままに感受してゆくものです。我(業想念)の心を捨て切り、死に切る為には、真剣な心が必要です。真剣とは、宇宙の大神さまの三大根本神力の一つである草薙の剣のことです。マイナスの極(マイナス無限大)の姿を、プラスの極(プラス無限大)の姿に、瞬時にして置き換えることのできる、無限の無限の勇気・努力・忍耐・辛抱・能力・パワーのことです。真心(本心)込めて(集中して)、全力を出し尽くして、宇宙の大神さまを恋い慕い、思い詰めることです。その時に初めて、我(業想念)の心を死に切って、本心の心に立ち還ることができるのです。過去に囚われ、部分に捕らわれる心は、業想念の心です。
 全体を達観し、今を生きる心が、本心の心です。本心の心のみが、宇宙の大神さまの御心を、正しく理解し、感受してゆけるのです。業想念の心に陥ると、大神さまの御心を誤解し、正反対に感受してしまうものです。本心の心で眺める時は、一瞬一瞬新たなる全徳の無限の無限の輝きをもって、顕界(光の世界)幽界(闇の世界)の両方を、光一元に一大統一している宇宙絶対統一神(天照大御神)を、今・此処(すべての時間・すべての空間)に見出すことができるのです。
 古神道では、正しい型を習い、それに素直に従うことによって、我(業想念)の心を捨て、本心の心に戻るのです。正しい模型を使って、洞察力・推理力・達観力を駆使して、本物を信ずるということは、本物を知っているのと、同じ位の価値があるものです。例えば地球を知る為には、精巧な地球儀(模型)を通して学ぶのが最適です。それと同じように、宇宙の大神さまの御心を知る為には、正しい型を習い・行ずるということが、一番てっとり早い方法なのです。神社にお参りして、玉串を捧げ、二礼二拍手一揖するのにも、深い・大きな意義があるのです。
 玉串とは、天照大御神の模型です。永遠の・無限無数無量の・完全円満完璧の・一大調和の・全徳の無限の無限の輝きの天照大御神の御姿・玉体を意味しているのです。榊は、永遠なる宇宙大生命の象徴です。紙垂(カミシデ)は、宇宙創造のアシカビの働きを、天津金木の運行に擬したものです。
 玉串を捧げる意義は、一瞬一瞬新たに、天照大御神を感受し直すことです。また小義には、自分の生命を捧げての絶対奉仕の決意表明です。二礼とは、幽界顕界の両界を礼拝(一番下から光一元に仰ぎ見る)することです。二拍手(左手を前に)は、一瞬一瞬新たなる、霊神と体神による宇宙(顕界幽界)創造の完璧なる働きに同化する為です。、そして今・此処に、宇宙の大神さまの最高表現である、天照大御神が現前しているのを感受して、ありがとうございますとニッコリ会釈するのが、一揖することなのです。