平成22年6月定例議会一般質問&答弁

2010年08月22日 | 議会での質問・答弁
<再質問>
○11番(奥谷浩一議員) 冷たい答弁、ありがとうございます。
 今、民主党は熱くなっていますけれども、冷静に再質問させていただきます。
 まず、第1点目の、今後の公共施設の再生のところで、(1)で、2億3,000万円を超える莫大な額がかかるということで、今、概算、概要をお聞かせいただきました。

 そこについて、2億3,000万円というのは、建築で5,500万円、機械装置ですね、それで1億3,400万円、電気系統で700万円、もろもろ足して2億3,000万円というお話だったですけれども、平成10年に開設されて、約10年でこれだけのお金がかかるということでございます。

 今回、もし、これを修理、改修した場合に、また10年後に、この金額がかかるのかどうか、所管としてはどういうお考えか、お聞かせいただきたいと思います。

<答弁>
○教育部長(曽我伸清君) 室内プールの関係でございますけれども、2億3,000万円、非常に多額なお金の費用という総額を、先ほど述べさせていただきましたけれども、10年でまたこれぐらいの予算がかかるのかということでございますけれども、今の室内プールの床が、当初から、だんだん年数で劣化してきますと、砂状にぼろぼろ、細かい砂状が浮き上がってくるんです。それが、今回、一番高い金額となっております、機械設備工事のポンプ類に全部入り込んできてしまうということで、そこのポンプの年数が、今回、非常にもちが悪いということで、かなりこの数字を押し上げている、2億3,000万円の中でも、大きな数字を占めているという形でございます。

 ですので、この実施設計の中で、今までどおりの床材を変えない方法をとったりですとか、また、あと備品に関しましても、個人個人にお金でかぎを預けてということで、また、そこはかぎをなくしてこわしちゃうとかありまして、今度は、管理方法なども考えながらしっかりやっていかなくちゃいけないかなと思っているところでございます。
  
 また、御存じのとおり、屋根が非常にモダンなつくりとなっておりまして、ガラスできれいになっておるんですけれども、シールが傷みやすい構造だということでございます。ただ、そこのところにつきましては、どのように長くもたせるか、今も課題としてとらえておりまして、予算的にも、なるべく費用がかからないようにやっていきたいと思っております。
  
 ですので、今2億3,000万円またかかるのかということでございますけれども、管理をしっかりしていきながら、10年後には、費用のかからない、また、毎年しっかりしたメンテナンスを行うことにより、10年程度で、このような大規模な改修がないように努めてまいりたいと思っているところでございます。

 ○市長(渡部尚君) 今、教育部長のほうから答弁差し上げさせていただきましたけれども、所信表明でも申し上げたように、建設されてわずか12年ほどで、しかも、まだ借金の残があるということで、この時期に2億3,000万円程度入れて施設改修しなければならないということについては、私としても、大変心苦しいと思っているところでございますが、ただ、市民の皆様には、来年4月には再開をするというお約束をしているわけでございますし、今後使わないというわけにはいかないだろうと考えているところでございますので、いかに、先ほど答弁させていただいたように、施設のトータルのライフサイクルコストをどうやって低減するのか、その辺も少し踏まえて、今回の施設改修の計画を立てさせていただきたいということで、まだ検討を続けているという状況でございますので、ぜひ、御理解いただきたいと思います。

平成22年6月定例議会一般質問&答弁

2010年08月22日 | 議会での質問・答弁
<再質問>
 第2点目としましては、市長のは後でまとめてやります。
 2つ目の大きな、東村山リサイクルフラワー・グリーン構想で、所管のほうから御答弁をいただきまして、まず、建設費で2億3,000万円ほどで、運営費で毎年4,800万円ぐらいかかる、そのまま当てはめたらこういうことになりますよということで、現在、シンボル的な生ごみの回収をやっていますけれども、それは、平成22年度は330世帯で140万円ということで、金額的には全然違うではないかというお話だったんですけれども、この生ごみの集団回収は、なかなか伸び悩んでいます。それで、毎年、100世帯ずつプラスするために予算を組んでいますけれども、これは、なかなか伸びない。なおかつ、シンボル的なものとして残しているだけというような意味合いというか、感じもするんです。

 今の答弁の中で、技術的な問題、安全性、販売ルートというふうにあります。コストの面は置いておいて、技術的な面について言いますと、実際、戸田市のほうも、そういう技術がなかったので、ディズニーランドから花づくりのプロをスカウトして成功させたいという事例があるんですけれども、昨日来の答弁で、東村山の農業の中で、花の苗というのは非常に、都内でも有数な技術を持っておられるという答弁があったと思いますので、そういった人たちの技術を伝承させてもらってやることも可能ではないか。

 また、販売ルートというお話がありましたけれども、これは販売しないんですね。生ごみを持っていった人が、その花の苗をもらって帰ってくるだけなので、どこにも販売をしないので、自分で家で生ごみを堆肥化、1次発酵させたものを持っていけば、花をもらえる。私は、プラス野菜ということを入れましたけれども、そういうことなので、販売ルートも関係ない。
  
 コスト的に言いますと、これは、いろいろ考え方があると思うんです。一つには、今言った、丸々言った2億3,000万円というのが、プールの改修費、不思議なんですけれども、何でかな。別にこれを、プールのやつをやめてこっち使えとは言いませんけれども、それぐらいの金額なんだよというイメージね、イメージとして。
 
 また、平成22年の予算の、ごみ運搬処分経費のところで、可燃系の廃棄物の熱処理、灰溶融資源化運搬委託料、何と1億4,020万9,000円かかっているんです。ということは、灰にしたやつを持っていく処分だけでそれだけのお金をかけているんですよ。だから、2億3,000万円が高いか、安いかというお話ではなくて、燃やしたものを、もう一回そこで処分するためにそれだけのお金をかけるんだったら、そうではなくて、生ごみを減らして、ちょっとでも燃やせるものを減らすほうが、灰も減るし、環境にもいいし、いいんではないかなという提案なんです。
  
 例えば、この経費、2億3,000万円かかる。新たにつくるのは大変だということになりますと、例えば、今、東村山の中で花の苗をつくっている農家の方がおられます。そこに御提案して、ちょっとそこの場所をお借りして、そういうふうに持っていくとか、そうすると、地元の産業も上がってくるだろうし、いろいろな考え方があると思うんですよ。所管としては、そういう考え方というのはわかります。資源循環部としては、やはりごみの処理ということで考えているから。
  
 ただ、言えるのは、この生ごみいっぱい、花いっぱいのまちづくりのところで何を言っているかというと、ごみは宝だと言っているんですよ。ごみを、ごみとして考えているから、そういう発想になるんだと思うんです。やはり、ここは、市長の決断なんですよ。市長のリーダーシップ、それが大切だと思うんです。
  
 先ほど来、かつてやっていたけれども、今はそうではないよというお話があったんですけれども、温故知新、古いものを温めて、新しいシステムに変えていく、やはり、これは市長の考え方だと思うんですけれども、その辺のところを、もう一度市長にお聞かせいただきたいと思います。
  
 北久保議員のきのうの質問の中でも、自治会で掃除して、ボランティアで掃除したんだけれども、花の苗が足りなくて、みんな自腹払っているんでしょう。ちろりん村でちょっとはつくっているかもしれないけれども、この自治会の人、ボランティアに来てくれた人が60名ぐらいいるとおっしゃったではないですか。その60名の人が、家庭の生ごみを今言った方式でやれば、1,440鉢入ってくるんですよ。

 それだけで、そこのところはみんな花だらけになるではないですか。きのうの島崎さんの質問ではないけど。だから、全部が融合されているんですよ。一つ一つの部署の縦割りではなくて、総合的に判断するのは市長しかいないので、そこのところをもう一回思いを聞かせていただきたいと思います。

<答弁>
○市長(渡部尚君)
 
 2点目の、リサイクルの関係については、確かに、1つの部で考えますと、どうしても、コスト等の問題があって、なかなかいろいろな発想に展開できないという部分があるのかもしれません。例えば、出口部分で、例えば、市内の農業者に、生ごみからつくられた堆肥を使っていただくためには、どういう課題があるのかとか、そういったことは整理をしていく必要があるのかなと思っております。一応、先ほど申し上げたように、試行的に、思いつくところとしては、例えばの話として、ちろりん村などでできないのかどうなのか、そこは少し知恵を絞らせていただきたいと考えております。
  
 トータルとしては、やはりリサイクルセンターの建設の議論でも、私も、ずっと市民の皆さんの検討会へ出席させていただいて、やはり、いかに秋水園に持ち込む総量を減らしていくのかということは、本当に真剣にもう少し取り組む必要があるのかな、そんなふうに考えていますので、戸田市の例がすべてではないと思いますが、いろいろな事例を参考にしながら、やはり生ごみの減量ということも考えていく必要があるだろう。
  
 いつぞやは、木内議員から御提案いただいたように、各御家庭でやっていただくというのが、本当は一番よろしいわけでございますので、そういったことを含めて全庁的な課題として認識しながら考えさせていただきたい、このように思っております。

平成22年6月定例議会一般質問&答弁

2010年08月22日 | 議会での質問・答弁
<再々質問>
○11番(奥谷浩一議員) 部長の答弁のほうですけれども、10年間でまた必要なの、ということに関しましては、そうならないようにしたいということですけれども、これ、わからないわけですね。つくったときは、だれもそう思っていないわけですから、10年であと2億3,000万円かかりますよと言ったら、つくるときに、みんな考えると思うんですよ。

 だから、技術は日々変わっていくと思いますので、一番高いのは機械、ろ過装置のところだということなので、1億3,400万円がなければ、10年間でまた6,000万円程度のお金が必要になる可能性はあるということだと思うんです。

 市長、3月31日と市報にも載っていますし、私も、気持ち的には、スポーツ宣言都市の目玉として、東村山の目玉の施設として屋内プールというのはあると思うんです。たくさんプールを使った方にも御意見をお聞きしましたし、御不便を考えますと、市報に書いてあるとおり、来年4月からオープンしてほしいなと思うんです。

 ただ、これだけの金額かかるよということを多くの市民の方に知ってもらって、今、できるだけお金を下げてやっちゃいますよという話なんだけれども、そうではなしに、この施設、10年でこれだけのお金かかりますけれども、皆さんの税金使っていいですかというのを、やはりパブリックコメントをして、多くの市民の方から御意見をいただく。

 そうしないと、やはり皆さんの血税です。これ、本当に大切な施設だと思いますけれども、3月31日というふうにやると、本当に拙速な、拙速というか、早くしないと、早くしないとという形になっちゃうので、それを後ろに行くかもしれないけれども、市民の多くの方の意見を聞いていただきたいと思うんです。

 そして、いろいろな方の意見を取り入れていただいて、日々、技術も変わっているし、そのときそのときのはやりの施設と言ったらおかしいですけれども、さっきも言いましたように、重油を沸かして、おふろみたいにプールを沸かすのがいいのか、太陽光とかいろいろなものでCO2削減とか、そういう自然エネルギーを使っていこうというのも、どんどん出てくるわけですよ、10年たてば。だから、そういうのも入れて、今、2億3,000万円かけて、前と同じ施設ができるだけではないですか。

 下の床が変わるぐらいでしょう。そうではなくて、やはりそういったところも、やるんだったら、よりいいものにプラスアルファでできたほうがいいし、そういったことも、いろいろな方に御意見をいただいて判断をしていただきたいと要望しておきます。

平成22年6月定例議会一般質問&答弁

2010年08月22日 | 議会での質問・答弁
<再々質問>
  
 もう一つ、先ほど、ごみのほうでは、基本的には、個人がやってくれればいいということで、ちゃんとやっている人いるんですよね。ミニハウスだより。リサイクルショップが出しています、22年6月1日号です。

 この中に、ちゃんと今言ったやり方で、EMボカシ使って、これは男性の方ですけれども、何か男性のほうが、ごみの分別や堆肥づくりは、男がやるとうまくいく。徹底する性なんでしょうかと書いていますけれども、大体うちでもそうです。私のほうが徹底していますね。

 花と野菜の会に相談をということで、リサイクル率約44%の東村山、ごみの減量も、多摩地区で3位、ごみ減量に熱心な地区の東村山市民になりつつありますということで、この中で一番トップの面は、3位ではだめなんだ。1番でなければだめなんです、1番。ちゃんとこれ、皆さん、もらっていますね、全戸配布ですから。ごみ減量を目指せ、多摩№1、1番でなきゃだめなんです。

 市長、これ、ぜひ取り入れていただいて、家庭でもやっています。でも、これを全市的に広めていく、これが政策だと私は思いますので、そこをぜひ御決断いただきたいと思います。

映画「育子からの手紙」上映会のご案内

2010年08月20日 | news
毎日暑い日が続きますが、心の汗をかいてスッキリ爽やかになりませんか…

夏バテ気味の方も、心のビタミンを補給しませんか…

<以下、チラシより抜粋>

「生きる」ことへの希望 明日への夢を

どんなときも投げ出さなかった少女の物語を

お伝えしたいのです

文部科学省特別選定作品
厚生労働省社会保障審議会推薦


2010年8月21日(土)①11:00 ②14:00

東村山市中央公民館

主催 「育子からの手紙」上映委員会

後援 日本医師会・日本看護協会・東村山市・東村山市教育委員会・東村山市社会福祉協議会

前売券 \1,000 

前売券販売は①東村山市社会福祉協議会 ②東村山市商店街ポスター掲示店にて

当日券 \1,500

議員定数・報酬に関する調査特別委員会

2010年08月19日 | 東村山市議会情報
2010年8月19日(木)

議員定数・報酬に関する調査特別委員会が開催されました。


*議員提出議案第15号 議員定数削減議案におきまして、修正案の1人削減が賛成多数で可決されました。

日本共産党会派が反対でした。


*議員提出議案第16号 期末手当の役職加算廃止議案におきまして、可否同数でした。

そのため委員長裁決になり、委員長賛成で可決されました。

公明党会派・自由民主党会派が反対でした。


議員提出議案第15号議員定数削減議案修正案についての賛成討論

2010年08月19日 | 東村山市議会情報
 民主党会派は、議員提出議案第15号東村山市議員定数条例の一部を改正する条例修正案に賛成し、修正部分を除く原案に賛成の立場で討論いたします。

 平成20年5月に議員定数の削減を求める請願が提出され、同12月定例議会で採択されました。

 平成20年11月に出されました第3次東村山市行財政改革大綱後期実施計画におきましては、職員、並びに市民に対して大変厳しい内容となっております。

 当市の行財政改革は待ったなしでございます。請願にもありましたように、市議会もみずからその襟を正し、範を示すべきであると考えます。

 私ども、民主党会派におきましては、現在の議員定数を削減して行財政改革の先頭に立ってほしいという請願提出者3,468名の声を重く受けとめ、これを採択した議会の責任として議員定数2人を削減するための議案を提出しました。

 質疑の中で明らかになりましたように、議員定数2人を削減すると年間約2,000万円の財政効果が見込まれます。

 しかしながら、議員定数1人を削減する修正案が提出されました。

 このままでは、議員定数2人を削減する原案・議員定数1人を削減する修正案とも議会の過半数の賛成を得ることができずに共倒れになり、現在の議員定数を削減して行財政改革の先頭に立ってほしいという請願提出者3,468名の市民の思い、これを採択した議会の責任を果たすことが困難な状況になりました。

 そこで、民主党会派といたしましては、政治的判断により、議員定数1人を削減する修正案に賛成し、修正部分を除く原案に賛成するものであります。


議員提出議案第16号期末手当の役職加算廃止条例案に賛成の討論

2010年08月19日 | 東村山市議会情報

 民主党会派は、議員提出議案第16号東村山市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案に賛成の立場で討論いたします。

 議員提出議案15号の討論でも申し上げましたが、平成20年5月に議員定数の削減を求める請願が提出され、同12月定例議会で採択されました。

 私ども、民主党会派におきましては、現在の議員定数を削減して行財政改革の先頭に立ってほしいという請願提出者3,468名の声を重く受けとめ、これを採択した議会の責任として議員定数2人を削減するための議案を提出しました。

 議案第15号の質疑の中で明らかになりましたように、議員定数2人を削減すると年間約2,000万円の財政効果が見込まれます。

 しかしながら、議員定数1人を削減する修正案が提出されました。

 このままでは、議員定数2人を削減する原案・議員定数1人を削減する修正案とも議会の過半数の賛成を得ることができずに共倒れになり、現在の議員定数を削減して行財政改革の先頭に立ってほしいという請願提出者3,468名の市民の思い、これを採択した議会の責任を果たすことが困難な状況になりました。

 そこで、民主党会派といたしましては、政治的判断により、議員定数1人を削減する修正案に賛成し、修正部分を除く原案に賛成いたしました。

 そのため、私どもが最初見込んだ半分の年間約1,000万円の財政効果しかありません。

 よって、第16号議案の質疑の中で明らかになったように、現職議員自らも身を削り、役職加算の廃止分、約1,000万円の削減効果を生み出すため、議案第16号に賛成するものであります。


さかえ町福祉協力員会だより

2010年08月10日 | news
2010年8月10日(火)9:00~

東村山市社会福祉協議会・栄町福祉協力員会の
「さかえ町福祉協力員会だより」を印刷しました。

先日から、広報委員会で記事の内容を検討し、
今年は特に~熱中症予防対策~を取り入れました。

また、長寿を共に祝う会では、今年より会場が「東萩山小学校体育館」に変わります。
お間違いのないようにお出かけ下さい。