町家発ほんまもんの会からのお願い。
いよいよ初削りの日が後10日となりました。
参加して戴く方に今年もお願いがあります。
1.早く来られた方は設営の準備お手伝いください。必要工具インパクトドライバー
2.遠くから公共交通を使って参加される方の為に削り材の提供をお願いします。
3.マイクロメーターをお持ちの方はぜひご持参下さい。
少数で運営をしていますので何卒ご協力をお願いします。
スタッフ一同。
今日はバレンタインデー 何人かの人からチョコ戴きました。
年老いた少年からサンキューです。
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と、東京の或る刃物店の、或る御主人が私に教えて下さいました。
私の師匠は、その何枚も造っていない鉋を、何枚も持っていました。
それも、八重霞の製造法と全く同じ物に、誂えの銘を打って、殆ど無名の鉋ですが、事実、八重霞鉋であったり。
或る時、師匠は私が鉋仕上げに苦労している時に、『おー、大変そうだなぁ、俺もちょっと削ってみっかな』と言って、鉋と木槌を持って来ました。
そして、八重霞という鉋の頭を木槌で、かなり強く叩いてから、次に裏金を再び木槌で、これもかなり強く叩いて調整してから、私が仕上げるのに苦労していた材を、ピッカピカに仕上げて、無言の教えを受けました。私も、研ぎと鉋台の調整には、かなり気を付けて
仕上げに掛りましたが、歳はいくらも離れていなくても修業の内容が全く違う、私の師匠の仕事振りには敵いませんでした。
私は、その時に、さんざんなめにあって落ち込みましたが師匠が直ぐに、私が何故仕上げに苦労していたのか!
私の鉋の良くない所を教えて下さいました。
『研ぎは良い、台も良い、ただ、おめぇの鉋の・・・は・・・・・・・』でした。
私が苦労したのを認められて、師匠に教えられた免許なので、公表出来ません。悪しからず。
それから、もうひとつ師匠に教えられたのは、『いい方法を教わったからってよ、人に教えんなよ!差が無くなるからな!』でした。
その時は、納得出来ませんでしたが、今は良く解る師匠の教えです。
プロフェッサーへの返却道具&はんなり様への御礼は、郵送致します。 蟷螂
本当に道具が好きなのですね。
私も関西なので又機会があれば宜しくお願いします。
人に教える話しは私はダメです。すぐに話してしまいます。良くないのかもしれませんが若い人に聞かれると自分の苦労なんてすぐに忘れてもう夢中で話している私です。
ゴメンナサイ。
私の場合腕が良くないからすぐに道具に頼るからこんな事になるのでしょう。
でもその道具に助けられることが多いはんなりです。
私にとっては強い見方なのです。
では、よろしくお願いします。
心強いです。