こんにちは。
ARどうぶつ病院獣医師の柴田です。
当院では6月のキャンペーンで狂犬病予防接種が10%OFFになります✨
まだ打てていない方は6月中にご予約ください🙇❕
以前、狂犬病の検疫についてブログを書かせていただきました📝
近い将来、日本に狂犬病が入り込んでくるかもしれません⚡
そこで、今日は「狂犬病にかかっている犬に咬まれた場合」について書きたいと思います🙇
狂犬病は、犬に咬まれてから通常1~3カ月で発症します❕
ただし、咬まれた場所によって潜伏期間は大きく変わります🌀
傷口から体内に侵入した狂犬病ウイルスは、神経を上向性に進み、脳に達すると脳神経の機能を障害します💣
そうすると、
✅強い不安感
✅一時的な錯乱
✅水を見ると首(頚部)の筋肉がけいれんする(恐水症)
✅冷たい風でも同様にけいれんする(恐風症)
✅高熱
✅麻痺
✅運動失調
✅全身けいれん
等の症状が起こります。
これが狂犬病の発症です🐶⚡
咬まれた場所が脳に近いほど、ウイルスが脳に達するのが早くなるため潜伏期間は短くなります。
反対に、咬まれた場所が脳から遠い場合は潜伏期間が長くなり、中には咬まれてから発症するまでに数年かかった症例もあります❕
咬まれた後は傷口を丁寧に洗浄し、出来るだけ早くワクチンを接種することで発症を防ぐことができます💉
このワクチン接種のことを「暴露後ワクチン接種」といいます。
暴露後ワクチン接種は初回のワクチン接種日を0日として、3日、7日、14日、30日及び90日の計6回接種が必要です🙆
暴露後ワクチン接種によって、万が一狂犬病に感染している犬に咬まれても狂犬病の発症を防ぐことはできますが、狂犬病発症を抑える一番の方法は徹底した検疫とワンちゃんに対するワクチン接種です🏥💉
狂犬病のワクチン接種は、狂犬病予防法で4月1日から6月30日と定められています📝
まだの方は6月30日までに忘れずに打ってください🙌
狂犬病については厚生労働省のHPに詳しく記載があります。
ご興味がある方はご覧ください👀❕
▶厚生労働省◀
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