K,ヤルヴィ/読響

2014-03-22 | コンサート

コルンゴルト月間。個人的には楽日が残っているとは言え、少々残念な感じの「死の都」。そのモヤモヤ感を素っ飛ばしたのが、K,ヤルヴィ/読響。コルンゴルトの演奏に求めているのはこういった音響だったの知れない。
独奏者は細く美しい音ではあったが、装飾なのか音程が不安定なのかよくわからない部分が聴かれたのと、一つのフレーズの中で抜けているかのように音が弱くなるのが気になった。
メインはひょっとすると最近4つの交響曲より演奏頻度の高いのではと感じる「ブラ5」。こちらもヤルヴィはテンポを柔軟に操り煌びやかに仕上げていたように思う。
1曲目のプリッツカーは、かなり派手にやっていたようだが完全に落ちていた。