おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

ぶっちゃけ品格の問題なのよ…

2018年11月26日 | 将棋(居飛車)

 この頃ノトダイ君が「ボク何級ですか?」x∞と聞いてくるのだけど、何か切っ掛けでもあったのかしら? 先週の大会(順位戦ファイナル、累積ポイントで出場)では級位者の部で3-1の敢闘賞、ケイト君(上級)にも勝ち越し、昨日はグンジ君(A級=有段の部で3-1の敢闘賞)にも指し分け(?!何番か入れているのは確か)なので、級位者にしても相当上の級で…と言うわけにはイカないのが難しいところ。

 将棋を見ていた久々登場のチノさんが「う~ん…乱暴というか、荒っぽいというか………」「ユヅキ君に似てるけれどそこまでは強くない感じ」と言っていたのが多分正解に近いかも。 ノトダイ君と言えば何と言っても去年一番驚かせてくれた「飛車取りを手抜いて、角を捨てる(▲7一角に△4六角!)」という、たぶん今後、これ以上驚くことはないだろうという手を指すタイプ?(苦笑

   

 基本大技を仕掛けに行きたい子で、一撃必殺のK.Oパンチが好きw このごろは経験値も増えてきて、それなりの形からソローリとチャンスを伺えるようになったので一潰ししてやろうというわけにもナカナカいかない。(というか、こちらが罠~端角中飛車とか一間穴熊とか~を仕掛けてくる気配には敏感wで、引っ掛かってくれないのには感心w)

 とはいえ、定跡とかを勉強とか理解とかしているわけではない(それでケイト君はおろかグンジ君やユキナリ君に入るのだから大したもの…)ので、カンタンに自分から転んでしまうことも多々あるし、たぶんプロ相手の駒落ちだと相手を本気にさせて負かされるタイプ(今年の中村亮介センセのがそうでしたね…) 

 

 自玉まで使って、駒余りなしとか…「あの子の(ノト君の)手つきも表情も『勝ったぞ!』って感じだったので、ちょっと本気で…w」って…これがプロの芸なんですねぇ(溜息 

 日曜日のウッキーとの将棋から…何だかんだウッキーも基本同じタイプw、コレ狙ってるな…というのがすぐわかるwので、ツボさえ間違わなければそんなに難しくない(手間はかかるんだけど…)と。 先手番で▲7六歩△3四歩に▲2二角成…で筋違い角かと思ったら、そのまま角換わり棒銀へ。一応仕掛ける前に▲6八玉が彼なりの工夫?でエッヘンという顔w ▲1五同香と銀香交換したところで「次△1六歩やろ?」と言ってきたのは、何か用意してあったのだろうか…?

 

 予定を外したわけではなく、ウッキーが大して考えもせず△1三歩と受けた(指してしまったw)ので、調子が狂った?ノト君も大して考えずに▲5五角… こういうところがまだまだ怖さを知らないというか、骨まで浸みてないというか… 

  

 △5四歩からフツーに角を殺して(実戦はちょっと間違えて(テヘ △4四銀w▲4六角△3五銀▲5五角△5四歩に▲2二角成△同金)大差の将棋に。

 こういう自分の読み(予想)にない手が来た時はピンチかチャンスかどちらかなので、腰を据えて考えてほしいし、他の子の将棋を気にしたり、賑やかな所へ見に行ったりするようではねぇ… 苦しくなってから真剣に考える(だいたいアマはそうなんだけどね)前に、集中ができない、落ち着きがないと思われている(だから大会参加も、保護者が付けない時は基本NG。それでも小1の時よりは本当に落ち着いたのだ…4つ上のシュウヘイ君が付きっきりで、最後は疲れて連れてこられなくなった… あの頃からシュウヘイ君が教室に続けて来てくれてたら今ごろ二人ともどうなっていたのだろうか…?)ようでは、本人の期待してるような級は認めてあげられないと…。

 お外に出して恥ずかしくない将棋や態度でいられるようになったら、級を上げてあげようと。 それまでは今のままの8級ということで据え置き~(下手に勝ち星の累積ポイントとか計算すると飛び級になってしまうw)~私語無し、おやつ催促無し、級の催促無し、プリント忘れ(記名も)無し、しっかり挨拶、教室内を走らない… 一回くらいそういう姿を見てみたいw  

 p.s. 師範、1月のプロ棋士決まりました。二度目の方です。

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