Y党のた・ま・り・場 ~YAMAHA党よ集え!~

20年来のヤマハ党、結良明宏によるmotoGPとバイク模型ブログ。

長っ鼻のドーラ完成

2006-08-16 20:37:25 | 模型ネタ

学園祭シリーズ第1弾、長っ鼻のドーラことFockeWolf Fw190D-9、完成です。キットは以前に書いた通りプラッツからリリースされている1/144のJV44モノです。

画像はご存知ハインツ・ザクセンベルグの機体。以前はヴュプケの機体だとずっと信じられていたらしいのですが、最近の考証では"Red1"はザクセンベルグの機体というのが通説になっているようです。バックに写っているのがヴュプケ機です。

タミヤの1/48の塗装図等で、ザクセンベルグの機体のキャノピー後部に派手な塗装の剥がれが指定されていたのでそれも再現しています。ただ、この剥がれは終戦後に連合国側による保管がマズいために発生したものという説もあり、現役の間はキレイだった可能性も高いかも知れません。ですが、模型的に面白いと思ったので今回は敢えて剥がれを入れてみました。

機体下面の赤白ストライプは全面デカールです。1/144だから出来る芸当ですよね(^^;。ただしデカールは少し大きめなので、適宜カットする必要がありました。まぁ小さすぎるよりはマシかと思いますが。

スミ入れはさんざん悩んだ挙げ句にグレーで入れました。ちょっと色が濃すぎたかも知れません。このスケールだとパネルラインが強調されすぎて却ってスケール感を損なってしまうような気もします。やはりこのスケールなら墨入れはなしでもいいのかなぁ?


さて、ここまで作った時点で、けっこう手軽に完成できる1/144というのもなかなか魅力的だなぁと思えてきました。展示場所も取らないし値段も安いということもあって量産が可能。その気になれば"Red13""Red4"も作ってヴュルガー・シュタッフェルそろい踏み、なんてことも全然可能というのが魅力でしょう。

難点は良質のキットが少ないこと(SWEETやPLATZにはがんばっていただきたい)と、WCCや世界の傑作機シリーズなど、そこそこ良質の完成品あるいは塗装済みの半完成品が大量に、しかも安価に出回っていることでしょうか。しかも他人から見たらそれらとほとんど区別が付かない、というのも悲しい現実です。

しかしここまで来るとマジで#13と#4も作りたくなってきます。#4はD-11なので少し改造が必要ですが、主な改造点(武装の違い)は掴んでいるし、まぁ資料はないのでディテールを言われるとツライですが、このスケールならそこまでこだわる必要もないでしょうし。

でもとりあえずは愛娘の学園祭のために、各国の主要機体を完成させたいと思っています。現在のところの予定はFM-2 WildCatと零戦です。ともにSWEET製です。ここまででドイツ、日本、アメリカが揃うのであとはイギリス、イタリア辺りが欲しいところで、これもSWEETからキットが出ているのでそれを作ります。本当はスピットファイアが欲しいところですが、私の調べたところではキットがないんですよね。SWEETさん作ってくれないかなぁ(-_-;。



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