ロシア投資&ビジネス情報

日本の投資家よ、外国投資家に乗り遅れるな!人生とビジネスに役立つ本も紹介します!

■モスクワで水道水が飲めるようになる!?/ロシア株好調!

2006-11-11 05:02:39 | Weblog
 

■今日は早めのアップです 。今日は が に変わり、またも窓の外は銀世界に逆戻りしています  。はい。

■さて、まずはいつものように、株からいきましょう 週の最後のMICEXのインデックスは、前日比0.05% の1,503.55でした。売買代金は約411億Rblで、94社が 、85社が でした。

 上げ組代表:(終値 / 前日比/売買代金)
『ロスネフチ』・249.5Rbl/4.63% /約15億Rbl/7.83%  
『スルグト』・36.27Rbl/1.45% /約25億Rbl/5.04% 
『タトネフチ』・129.85Rbl/0.89% /約10億Rbl/5.31% 
『AvtoVAZ-3』・1,774.99Rbl/0.48% /約549万Rbl/0.28% 
『ルコイル』・2,300.14Rbl/0.14% /約95億Rbl/4.94% 

 下げ組代表:
『ガス・ネフチ』・113Rbl/0.79% /約1.5億Rbl/0.22% 
『UES』・22.12Rbl/0.66% /約88億Rbl/3.32% 
『ノル・ニッケル』・3,913.87Rbl/0.63% /約23億Rbl/2.48% 
『アエロフロート』・60.12Rbl/0.61% /約2,433万Rbl/1.25% 
『ガスプロム』・291.99Rbl/0.28% /約96億Rbl/0.34% 
『ロステルAO』・144.85Rbl/0.1% /約2億Rbl/4.43% 
『モスエネルゴ』・5.15Rbl/0.04% /約771万Rbl/0.39% 

■昨日はスタート時は でしたが、その後欧州市場⇒NY市場と盛り返す株もあれば、そのまま午前中の を取り戻せない株も多かったようです 。はい。

■昨日の対外要因は、原油先物が1バレル=61$を切り 、欧州市場はマイナス 、NY市場も出だしは統一性がなく各株バラバラ と、正直、悪かったようです 。それにしては、よく戻しました 。

■以前からお伝えしています通り、『ロスネフチ』は今年のIPO後に、ようやくジワリジワリと上げてきています  。アナリストは、その内、この株は『ルコイル』や『スルグトネフチガス』に取って代わるのではないか とみていますが、その可能性は十分にあるでしょう 。

■RTS(ロシア取引システム)のインデックスは、遂に1,700を突破 してます。そしてMICEXも1,500台に復帰し 、『市場は全体的に中期的上昇トレンドにある 』、とアナリストは分析しています。

■1週間を振り返ると、先週の金曜日のインデックスは1,452.72でしたから、ほぼ3.5% となっています 。各銘柄を見ても、国内産業の『アエロフロート』、『AvtoVAZ』以外の株は全て 。『ロスネフチ』に至っては、最近は珍しい、ほぼ8%  となっています。

■ご覧の様に資源株は好調になってますので 、市場全体も盛り上がっているようです 。ただし、最近は、原油先物価格とロシア市場の石油株が余り連動しなくなってきているように感じます。はい 。

■これが良いことか、悪いことか は、また来週注目しましょう 

■さて、今日は土曜日ということで、やわらかい水のお話しです 。

■いや、ロシアは硬水ですから、『やわらかい水』という言い方は、正確ではありませんっ 。水がどうしたのでしょうか さっそく記事へLet`s GO 

 モスクワ市長のユーリー・ルシコフが、モスクワ南西部の新しい給水場がボトルに注がれた水のクオリティに劣らない水を都市に供給するだろうと発表した。

 『浄水の技術的システムは、有毒な有機体の結合や人体に病気を呼び起こす病原菌を排除し、また美味で、健康に有益な水を作り出します。ここではオゾンを基にした最新の浄化技術が使用されます。このフィルターは、技術の最新の成果であります』と、ルシコフ市長は水曜日に行われた南西部給水場の始動式典で語った。

 新しい給水場は、ソンツェヴォ、ラーメンキ、オリンピック村などの地区に水を送りだす。

 ルシコフ市長によれば、工場の浄水能力は日間25万立方メートルという。『この量はモスクワの100万人の住民の方々にとっては十分です。しかしながら、モスクワには常時1,200万人の人々が住んでいますので、このような(設備の)設置は、まだまだたくさん必要です』、と市長は強調した。

 ルシコフ市長はまた、南西部給水場は、投資家が融資する10年間は稼動するという新たな原則に基づいて創設された、と語った。

 『その期間終了後には、その経費は、給水場の株100%を購入することによって、モスクワ市政府が賄います』、~と市長は言明した。

 モスクワ水道管施設所のスタニスラフ・フラメンコ所長は、新給水場の水は、新年に向けて南西部の住宅に送水されると語った。送水の際に水の高品質を維持するために、モスクワ水道管施設所は、水道管網のモデルチェンジを実施する。

 また2007年には、ルブリョーフカの給水場で、日間浄水量40万立方メートルの、最新のオゾン吸着浄水技術の新ブロックが稼動する予定である。

■モスクワや欧州諸国はほとんど硬水ですが 、硬水とはカルシウムとマグネシウム、ミネラルが多く含まれる水のことのようです(日本はそれらが多く含まれない軟水です )。

■硬水は、軟水とは違い、紅茶や緑茶には合わないそうですが 、なるほど、モスクワの水は、フィルターに通してその後沸騰させても、緑茶が数時間すると紅茶のような色になってしまいます。はい 。

■スープにも余り向いていないのか、硬水で作るカレーよりは、軟水で作るカレーの方が美味しい  と感じるのは私だけではないでしょう 。

■まぁ~それはともかく、モスクワの水道水は、臭くてそのまま飲めたものではありません 。消毒液の臭さではなく、生臭いっ 。『浄水してないんじゃないの?? 』、とさえ思う時期も年に数回はあります 。はい。

■そういった中での、ルシコフ市長の発表 。素晴らしいですね~ 。しかもモスクワ南西部と言えば、外国人、特に日本人が結構多い地域です 。ちなみに、オリンピック村と言えば、私が学生時代に留学していた学校の直ぐそばでした 。

■しかし、水道水が飲めるぞよ 、と言われても、最初は物凄く勇気がいることでしょうネ 。特に投資家が絡んでいる間はいいですが、10年後に市が全株購入した後が怖い・・ 。

■また、その次の予定地であるルブリョーフカとは、お金持ちが多く住む リッチな地区です 。この地区の地価は、これを理由にますます上がりそうですねっ 。

■まぁ~さすがは、モスクワっ子の親分 ルシコフ市長。自分だけが儲かるのではなく、市民にも良いことをする というこの方の哲学は、変わっていないようです 。

■では皆さん、楽しい週末をお過ごしください  

■ではでは 


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