国道を15分ほど行って「道の駅」を過ぎると、旧道が右手に分かれているのでそちらへ入り、中央本線の踏切を二度渡って倉坂(くらんざか)を上り、鈎の手に二度曲がった先が、野尻宿↑。
この宿場は“七曲(ななまがり)”と云い、敵の襲来を防ぐため道が幾重にも蛇行しているのが特徴。
宿場の西の外れにある、その名もズバリ「はずれ」という屋号を持つ旧旅籠を過ぎ、下在郷一里塚跡の石碑前を通って橋を渡ると、道は右へ . . . 本文を読む
「かしわや」を過ぎて枡形を右へ折れると、道の中央に水路が通る、宿場本来の貴重な姿がのこっています↑。
須原宿を抜けて約30分、大島地区で旧道は左へ折れますが、そのまま直進する旧々中山道の道筋も残されているため、そちらに進路をとることにします。
その先で国道19号線に吸収され、中央本線「大桑駅」あたりには、「長野一里塚」が残されているはずなのですが、それらしきものは見当たりません。
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