あらせ日記

 長浜町の肱川河口に向かって冬場
 霧が流れ出す自然現象「あらせ」を中心に日々の写真を載せています。

<南の夜空に木星と銀河が綺麗でした>29/22:47

2008年07月30日 | Weblog
2008年7月30日Am7:00現在晴れ 25.3℃ 南3m/s 1011.8hP
暑い晴れた靄のっかった朝です。
今日は昨夜のスターウッチングの画像を紹介して話します。
スターウッチングとは星座観察とでも言うのでしょうか、先週から
夜空が綺麗に見えるようになったので機材のテストを兼ねて
観測して撮影しています。固定撮影(三脚)を基本に広角撮影を
していましたが、拡大高倍率撮影には限界があり不可能なので
地球自転速度を追尾して合わせる方法を選択して試験しています。
今回は赤道儀を使い追尾して撮影してみましたが、どうにか像が
流れないで拡大して撮影できたようで銀河の淡い天体が映りました。
中央の大きく明るく映ってる天体が木星でこの夏の一番の目玉で、
夏の夜空で本当の意味でもスターになり明るく輝いています。
この夏のもう一つの目玉は8月12~13日にピークを迎える
ペルセウス流星群で、もう何年もこの流星群を追い求めています。
昔読んだ本の中にこの流星群の話しが有って、沢山の流れ星が
地上に降ってきたとあり流れ星の祈りと重ね合わせて想っています。
沢山の願いが一度に叶うようにと夢のような事を子供心に思った
のでしょう、今でもこの事が忘れられないでロマンを求めています。
満天の夜空に花火のように星が降る光景を見てみたいと祈ります。
    今日のお天気は晴れで36℃を越えました。

<完全に梅雨明けした夏空が見られました>

2008年07月28日 | Weblog
2008年7月28日Am7:00現在晴れ 27.4℃ 北北東1m/s 1013.5hPa
暑く気圧の高い良く晴れた朝です。
今日は昨日から夏らしい空が見られましたので紹介して話します。
小笠原高気圧の勢力が強まったのか気圧の高い気圧配置になりました。
梅雨明けの発表は月初め早々にありましたが、一向に気圧が上がらず
雲の多い薄曇りの蒸し暑い天気で綺麗な青空も見ることが出来ませんでした。
昨日午後、16時頃の肱川柴の風景ですが、入道雲と抜けるような夏の青空で
日差しが強く本来の夏が戻ってきたようで撮影して載せてみました。
気圧が1016hPa(ヘッドパスカル)以上の高気圧が標準で夏の空が見られ
ますが、1011hPa前後の低い気圧の天候がつづいていました。
北に去った台風と前線が北に移動して代わりに高気圧の勢力が
強まったのか夏らしい綺麗で気持ちの良い青空でした。
子供の頃に見たきらきら輝く太陽と青く透き通った夏空で
白い入道雲を観たいと何時も思っていますが、近年全く観られなく
なってきているような残念な光景が目立って不安になります。
地球が雲に覆われて青い地球が宇宙から観られなくなる日が来るのかも
知れないし、灰色の空と緑のない地球になってしまうのかも知れません。
季節の自然が失われてなくなるのも残念なことですが、
同時に人間としての心が失われゆくことがもっと情け無い事です。
貧しかった頃の生活が何かを償ってくれるような気がします。
   今日のお天気は晴れで猛暑日になるようです。

<晴れた夏空で銀河が綺麗に見えました>

2008年07月25日 | Weblog
2008年7月25日晴れ 25.1℃ 南3m/s 1007.1hPa
晴れた蒸し暑く気圧の低い朝です。
今日は昨夜柴の河川敷で星空散歩をしましたので紹介します。
暫く月の影響が残り曇りがちの天候で星空が観られませんでしたが、
久々に雲も晴れて美しい夜空を観察することが出来て楽しめましした。
撮影観測場所は以前から肱川の河川敷を決めていましたのですが、
実際に昨夜の撮影でまずまずの好感触で撮影好適地になりました。
周囲1㎞に街灯がなくて柴沖平野の外れで堤防舗装がされています。
星空の説明ですが時間はPm 9:32で方角は東の方向に右上が南で
左下が北の方向になります。斜めに横切るのが天の川で銀河が
流れて見えますが、中央の明るい星が琴座のベガで-1等星の
星の中でも最も明るい星の一つです。その下が白鳥座で一際明るい
星がデネブです。そのデネブの右やや上にわし座のアルタイルで
それらの三つの星をつないで夏の大三角形と呼ばれています。
右端の大きく明るい星が木星でこの夏の一番の注目で、簡単な
手製の望遠鏡などでも観察することが容易に出来ます。
南の低い位置に観られる観測好期で、夏の夜涼みシーズンと
合わせて眺めて観られては如何でしょうか。木星特有の表面に
見られる縞模様や回りを廻っている衛星も観測できます。
自宅から近くで自然が残されていることに気づかせてくれました。
近くの田圃からやって来る昆虫や虫が多いのが難点ですが
暗くして撮影をするのですから気にならなく終える事が出来ました。
移動用赤道儀の設営とカメラの調子が今後の課題ですが、この
河川敷で撮影した高倍率天体の画像を近々ご紹介したいと思います。
   今日のお天気は晴れで真夏日の猛暑でしょう。

<菜園のモロヘイヤに花が咲きました>

2008年07月15日 | Weblog
2008年7月15日Am7:00現在晴れ 24.8℃ 南4m/s 1010.6hPa
薄く晴れた雲の多い暑く湿度の高い朝です。
今日は畑で栽培しているモロヘイヤを紹介して話します。
今年から新しい健康食材にと栽培をしているモロヘイヤですが、
黄色い小さな花を咲かせていましたので撮影してみました。
古くは古代エジプトのピラミッド建設時代にも食材として
食べられてきた栄養価の高い野菜として評価されています。
モロヘイヤの語源はアラビア語で王様の野菜と言う意味で、
重病の王様がこのモロヘイヤのスープを飲んで治ったことに
由来して付けられた名前のようです。以来王様以外の者が
食してはいけない時代があったようで名前の由来にも
この古代エジプト時代の話しが大きく起因しているようです。
何故か日本へは近年になって入ってきた歴史は浅い野菜で、
20数年前頃から各地で栽培が始まった新しい食材です。
β-カロテンやビタミンCを多く含んでいる栄養価が高く、
ホウレン草を上回る事でも注目されていますが、まだまだ
レシピとしての取り合わせが少なく馴染みが薄い食材です。
花は小さな1㎝ほどの大きさで昼間の僅かの時間しか咲いてなくて、
早朝はまだ咲かないで午後にはすぐに萎んでしまうワガママな花です。
まだ我が家の食卓には出ていませんが近日中に食してみたいと
思いますし夏バテの予防にしたいと楽しみに期待しています。
   今日のお天気は晴れで雲の多い天気でしょう。

<七夕で天野川の星に願いを>

2008年07月08日 | Weblog
2008年7月8日晴れ 24.1℃ 南4m/s 1012.9hPa
雲の多い晴れた気温の高い朝です。
今日は昨夜の晴れた星空ウオッチングを楽しみましたので紹介します。
6月から7月に入っても梅雨空で晴れた夜空が有りませんでしたが、
気象予報士の天辰さんが七夕の天気予報を伝えていました。
夜半まで気になっていたのでしたが出掛けて夜空の散歩をしてみました。
毎年七夕の天気は梅雨のまっただ中で綺麗に晴れ渡ることもなく、
見逃していましたし願いを掛けることも出来ませんでした。
画像はちょっと天文に詳しい方であればお分かりでしょうが、昨夜の
星空では木星の存在がなく不自然で納得がいかない画像でしょう。
昨夜撮影した画像はカメラの調子が悪く今回は使えませんでした。
春に修理に出して以来のバルブ撮影をしたのでしたが、露光時間の
問題はなかったのでしたがまだ別の不具合が有ったようでした。
画像の右側に明るい木星の姿が昨夜の観測でも見られたのでしたが、
残念ですが昨年の画像を使わせていただきましたので有りません。
今年も白滝からの星空の画像を多く載せたいと準備中です。
カメラの調子も今一つですが肱川に映る星空を撮影出来るのも
今年に予定していますし、撮影場所も選定出来ました。
43億光年の彼方から遙々やってくる光りを観ることが出来る
ロマンを感じられるだけでも有りがたいことで素晴らしいことです。
地球創世時代に発せられた光りを観ている訳で、広大な宇宙時間空間の
神秘に触れることが出来るだけでも身震いするほど感激させられます。
   今日のお天気は晴れで気温も30度を超える天気でした。

<朝顔には目が見えるのかも知れません>

2008年07月04日 | Weblog
2008年7月4日Am7:00現在曇り 23.1℃ 南6m/s 1009.6hPa
高気圧の張り出しで回復に向かう雲の少ない朝です。
今日は庭の朝顔が蔓を伸ばして巻き付いていたので紹介して話します。
毎年朝の庭で薄い水色の花を咲かせて観せてくれる元気な朝顔が、今年も
沢山の苗が育ち他の花の茎に巻き付いてじゃれついているように感じます。
朝顔の生長に伴って竹で棚を作って巻き付きやすく手助けをしています。
今年も新しく棚を作って竹を切って割ったり針金を用意していましたが、
多少面倒な気持ちも手伝って手っ取り早く園芸用ネットを利用しました。
これは先に胡瓜の棚を作ってやって成功したことが大きな自信なりましたが、
棚の間隔が密なこともあって胡瓜のネットでは巻き付きが良くて
殆ど蔓を留めてやる手助けも要らないので気をよくしての試みでした。
最大の関心は自分の蔓の大きさと変わらないネットの紐の大きさに
巻き付いてくれるかどうかでしたが、問題なく器用に巻き付きました。
昨年までも悪戯研究で蔓の生長を眺めてきましたが実に聡明な動きをして
驚かされ不思議な能力を持っていることに興味を持って観察しています。
大きな円筒形の柱に巻き付く大きさの限界や透明のアクリル円筒で出来た
筒の中で伸びる観察など教えられる事が多く有りました。
どの蔓も左巻きに巻き付くことが分かっていますが、理由や何を
根拠に出来るのか朝顔だけにしか分からない事なのでしょう。
朝顔の蔓の先端には別の目が有るのではないのかと思えてなりません。
不思議と細い隙間をくぐる能力や大きな柱には巻き付こうとしません。
我々の目で見る能力より優れた目が有るとしたら新たな発見であるし
視覚という観るだけの能力より地球磁場や地球自転能力を感じる
ことの出来る力を持った朝顔の目は優れて要るのかも知れません。
  今日のお天気は晴れで30℃を越えて梅雨明けしたようです。

<芝生の中に捩子花が咲いてきました>

2008年06月28日 | Weblog
2008年6月28日Am7:00現在小雨 20.7℃ 南3m/s 1011.3hPa
霧のような小さな雨が降っている垂れ込めた朝です。
今日は庭の芝生に唯一侵入を許された捩子花を紹介して話します。
芝生の手入れと管理をされている方には厄介な雑草で、球根で成長する
地下茎を有する根絶には手間のかかる繁殖力の強い植物です。
しかし花としての可憐さや素朴さが美しい蘭科の花で、観賞に
耐えうる植物でしかも我々傍観者に絶えずメッセージを伝えようと
しているの花なのです。前年の紹介で拡大して撮影したカトレアの
ような画像を載せてましたが、まさしくその美しさをそのまま
持ち合わせていてしかもコンパクトに小さく収める事で全てをどの
方向からも見せてくれる計算された構造に創作されています。
何時もこれらの創作者を捜してしまいますが螺旋(れせん)状に等間隔で
並べられた花は、綺麗な音を奏でてくれるハーブのようで
演出までしてくれているのです。大きなカトレアの花も綺麗ですが
この捩子花のように小さく微細で精巧に仕上げられた此方の方が
とても大切なメッセ-ジが込められているように思われます。
「人間どもよ威張るんじゃーないぞもっと自然を大切にしろ」と
叫んでいるように思えますし植物としてのパワーを感じます。
   今日のお天気は午後からずっと雨の天気でした。

<今朝の雨露で萩の葉に出来た水玉です>

2008年06月22日 | Weblog
2008年6月22日Am7:00現在雨 22.6℃ 北東3m/s 997.7hPa
昨日より降り続いている雨の気温の高い朝です。
今日は庭の萩の葉に出来た水玉を撮影してみましたので紹介します。
九州地方で豪雨になっている前線の大雨ですが、四国地方では
あいにくと雨足も強くなくて総雨量もそれほどではありませんでした。
今朝は雨は上がっていて小雨がぱらぱらしている程度で、
庭の草花が雨を浴びて生き生きとしていて元気でした。
庭の植物の中でも一際水玉を多く付けてきらきら輝いていたのは、
このだるま萩の葉でした。超撥水作用構造で創られる水玉は
綺麗な宝石のようで美しく同じ雨露を浴びた植物が羨みます。
萩の葉の構造を設計考案したのは誰なんか分かりませんが、
自然界で起きている現象が只の偶然や進化によるものだけでは
無さそうに思えます。この事にもっと多くの人々が早く気が付けば
人間が宇宙生命体として生き延びられるし世界の平和が見えてきます。
100万年の人類の歴史を経ったの100年で壊してしまおうとしています。
100年先の事を予言することはもう出来ないところまで来てしまって
いるようで、加速度が付いた欲望の増長が危惧されて不安です。
植物が残してくれていた化石燃料のおかげで今の現代が動いています。
石炭から始まった人類滅亡の道は遠くまでは続いていないことを
もっと切実にそして謙虚に考えなければならないと切望します。
この美しい水玉が我々の原点であることを、そしてこの植物や
水玉から多くのことを人間として学ばなければならないと考えます。
   今日のお天気は午後から時々晴れの天気でした。

<庭にラベンダーが咲いています>

2008年06月19日 | Weblog
2008年6月19日Am7:00現在雨 23.6℃ 南南東4m/s 1012.4hPa
明けてから降り出した雨で気温の高い朝です。
今日は庭に植えてあるラベンダーが咲いて来ましたので紹介します。
幾つかのハーブを植えて栽培していますが、昨年より色と香りに
惹かれて園芸用品種のレースラベンダーを植えていました
このところの雨と気温の上昇で長く伸びた茎の先端にブルーの
綺麗な花を咲かせて庭の一角をラベンダーブルーが目を潤います。
ハーブの中でも代表格の一つに挙げられますが、原産地が地中海地方
と言う事もあってローマ帝国時代から入浴剤などの利用が有ったようです。
ラベンダーの香りは強い香りではなく優しい瑞々しい仄かな香りで
香水や化粧品の原料に使われていて石鹸の匂いが身近な処です。
紫蘇科で、学名:Labandula angusstifolia ラバンジュラ属の、
Labandula ラバンジュラとは、ラテン語でlavara の洗うが
語源になっているようで入浴剤としての利用が名前の由来に
なっているようです。地中海地方原産の特に南フランスに多く
自生生息していて香水のルーツになるのかも知れません。
これらの香りは殺菌作用や鎮痛効果のある酢酸リナリルを
含んでいて不眠症やイライラのストレス解消などの効能が有ります。
国内では北海道富良野に有る富田ファームのラベンダー園は有名で、
最大規模の広大な広さの畑では見応えのある景観が楽しめます。
ポスターなどにも多く使われていて観光パンフレットの紹介で
必ず出ていますし北の国の旅情をそそる一つになっています。
我が庭でも旅の懐かしい想い出を嗅がしてくれる花なのかも知れません。
   今日のお天気は雨で一時強く降る天気です。

<今年も山紫陽花が赤く色づきました>

2008年06月14日 | Weblog
2008年6月14日Am7:00現在曇り 17.7℃ 南4m/s 1014.6hPa
冷え込みの霧が発生した夏あらせの朝です。
今日は庭の紫陽花が咲き始めましたので紹介します。
何種類かの紫陽花が咲いてきていますが、額紫陽花に似た花で
山紫陽花系の紅(くれない)が赤く色付いて庭を艶やかにしています。
雪の下科で、どうしても雪の下と同類であることが信じられなくて
何度も観察する間に何となく共通の特徴を見る事が出来ます。
昔から紫陽花と万葉集との関わりが多く残っていて、多くの詩が
残され詠まれて奈良時代当時でもこの季節の風物詩だったようです。
又、紫陽花と寺との関わりも深く紫陽花寺などの多くが、お釈迦様の
誕生との縁があって祭られるています。お釈迦様が生まれた処に
この紫陽花の花が咲いていたとされる伝説の由来からなのでしょう。
栽培が容易で何処にでも育ちやすい植物でこの梅雨時に似合う花です。
水分を好む木なので余計にそう思いますが、雨に濡れて一層元気に
見えますししっとり雨露を浴びて美しく映えて見えます。
花の色が咲き始めから終わりに掛けて色が変わるのも特徴で、
咲き始めの青色から赤紫へと変わるのも風情が感じられます。
夕暮れが迫る頃、紅色の侘びしさが仏心を何故か誘うよな気がしました。
   今日のお天気は梅雨空の天気で雨になりそうです