あられの日記

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モロッコの旅での疑問解消~

2008年11月29日 06時15分42秒 | 旅々しい
2000年11月にモロッコを旅して、旅漫画『モロッコ旅行記』(完売済み)を出しました。
ブログのブックマークからジャンプ出来る「竹里館ホームページ」は私のものです。そこの「竹里館写真館」&「食の世界」のカテゴリーは、モロッコの旅の写真も一杯掲載しています。
モロッコは北は地中海に面していて緑も豊富なのですが、南下すればする程乾いた砂漠地帯になります。変わって行く車窓の変化が楽しい国。勢い、バスに揺られる時間も長くなる。そんな中、メモを常時取り続けるのは無理というもの。
その状況でうっかり聞き逃してしまったのが『モロッコの灌漑施設の名称』です。
確か~~~~~!!!!
と、自分の記憶力を総動員して漫画は仕上げたものの、8年経っても心に刺さったトゲのように気になってたのですが、8年目にして氷解しました。
モロッコの灌漑施設の名称は『ハッターラ』です。
ああ、すっきり~~~~~
上の記事にある東京農業大学「食と農」の博物館には過去に大学が発行した冊子やチラシをおいてあり、無料で一般にも配布しています。そのNO28号は「東京農業大学の沙漠緑化研究 水利用から見たアフリカ乾燥地開発、モロッコの八ッターラを用いた水研究」がテーマでした。ここで詳しく説明しても誰も喜んでくれないので割愛しますが、上の画像がハッターラです。
あれ?こういうのってカナートって言うんじゃないの?
と思ったアナタ!
物知りね~。確かにシルクロードではそう言ってます。でもモロッコでは同じもんでも名称が違うのだ。
カスバ街道をバスで走ってると、沙漠の中をボコボコとした穴が遥か先まで続いてる光景を見ることが出来ます。でも最近はメンテナンスが大変なのでこうした昔ながらのハッターラから近代的なパイフやコンクリート製の壁のものへ変わってるそうで。砂の国の旅の旅愁を誘うには素敵なアイテムだったのに…。
旅行者は我ががまなのよ…。

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