あられの日記

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旧黒田長成別邸

2014年01月07日 05時20分41秒 | 箱根・小田原周辺
小田原文学館・白秋童謡館をゆっくり見てまわると、凡そ小一時間でした。と言う事は、小田原宿観光回遊バスの発車時刻がすぐです!って事で、バス停に向かいましたら、既にグループ客が待ってました!
ーーーーバスが来ない…。
発車時刻は既に過ぎている。
5分…10分…未だ来ない!
ようやくやってきたバスは朝一に乗車した小型バスでした。
ヤバい…。
そうなの。
観光回遊バスの乗車定員は、法律で定められています。満席の場合には、次のバスにご乗車ください。の一文が書き添えられていたのです。
案の定…。
バスガイドさん「満席なのでご利用出来ません」
私の前に並んでいたグループには杖の必要な年配客もいて「一人だけでも乗せて下さい」などと食い下がっています。でもバスガイドさんも「無理です。小田原漁港でお積み残ししたんです」と交渉は平行線。
そっちも気になるが…。既に時刻は15時20分!
これはイカンのですよっ。
なぜなら本日の最終目的地の旧黒田長成別邸(清閑邸)の入館時間は16時までなのです!
時間短縮の為にバスを待ったのに、これでは…。
ダンナの様子は…?
ハイ!諦めなそうにないっ!!
ダッシュするよっ!!」
まだもめてるバスガイドとグループ客は気になるが。今は先を急がねばならないっ!
「ハイ、ここっ!!鈍翁in西海子」
目は止めても足は止めない。
「ハイ、ここっ!かつての旧東海道!」

こんなんあった~~~~~っ!!
国道1号線を渡って細道を抜けると。
「ハイ、ここっ!『坂の上の雲』の主人公、秋山真之氏終焉の地にして、山下汽船の創始者・山下亀三郎氏の邸宅跡」
ちなみに、今はトップ画像の石碑しか現存してません。ちょっと詳しい記事はこちら。
「坂の上の雲」秋山真之終焉の地(2011年11月10日)の記事
と~ま~ら~な~い~~っ!!
時刻は既に15時25分を回りました。マジに時間がないのよ~~っ!!
やがて見えてきた山角天神社&瓜生外吉海軍大将の別邸跡。今は胸像しか残ってません。胸像の画像はこちらの記事
瓜生外吉の胸像(2011年11月11日)の記事
ここからが辛いっ!!激坂ですっ!!
足を止めるな~~っ!!Facebookするな~~~っ!!
そんなこんなで到着した清閑邸は。

工事中でしたっ!!
ンでも内部は見えるから~~
清閑邸では小田原ビエンナーレ2013の開催中でした!(11月13日ー25日、午前11時から午後4時まで)
うう…。時間がギリギリなのがもったいない~~。

でもアレ。窓の外がこれじゃあ~明治の歴史に浸れない~。
ちなみに、清閑邸ではお茶も出来ます。



メニューには侯爵の紅茶(700円)というのがあります。窓際の席を確保すると、かつての小田原城の土塁の上から見下ろす小田原の青い海。
頭を上げると、目の前にあるのは豪華な杉板です。





説明板発見:
黒田長成侯爵(慶応4年<1867>から昭和14年<1939>は、旧福岡藩主です。清閑邸は明治39年(1906年)につくられました。
現在、数寄屋風書院造りの母屋と海への眺望に優れた庭園が残されています。
建物は木造平屋建て(一部2階)入母屋造りの和風建築で、母屋は数寄屋書院造りとなっており、大正初期頃の様式を備え、かつての邸園(邸宅・庭園)の趣きを伝えています。明治40年(1907)には隣に閑院宮別邸が設けられ、宮家と飼田家とは交流を深めていました。その後、昭和21年(1946)から昭和38年(1963)には東京国立博物館館長などを歴任した浅野長長武が住まい、東洋学者ルネ・グルッセ、松永安左エ門ら著名人も数多く訪れました。
母屋は平成17(2005)7月に国の登録有形文化財となり、平成22年(2010)6月から小田原邸園文化の交流拠点として公開されています。




こちらの屋敷にも蔵があります。現在の内部は棚などなにもない広い空間で、訪れた時は現代美術家の作品がぐるりと壁にかかってました。
さて時刻はそろそろ16時。清閑邸の閉館時刻です。小田原城は今回はパスですねえ。
となると、最短コースは、報国二宮神社の境内を突っ切って…。
 訪問は11月23日でしたが、既にイチョウが黄色く色づいてます。
とりあえず参拝して…。
ン?

なんか、右手に伸びている回廊を、巫女さんが歩いてます。
撮影したけど失敗した!iPhotoで明るさ調整してますが、ピンボケが…。残念だ~。
この回廊の下に小田原城ほ天守に向かう道がある。ここは小田原城の空堀の側に出る。天守に上らず遊園地の脇を駅の方面へ抜ける。

上の画像はちょっと前まで小田原城の駐車場でした。
現在発掘中です。

やっぱさあ~。小田原城の城内だから、掘れば遺跡が出てくるの。ンでも時代が重なって見つかるから、判別とか大変そうだね。
小田原城天守閣では、現在「よみがえる小田原城・史跡整備30年の歩み」特別展は12月23日まで開催中。小田原宿観光回遊バスの小冊子には、割引の特典チケットもついてましたが、今回は時間切れです。
やっぱさあ~、スタートが朝10時だったのがもうダメでしたね。や。小田原城天守閣は入場16時半。閉館は17時なので、無理すれば観光出来ないでもなかったんだけど。私ってば太陽がないと動けないんです。つまり、今までこんなに沢山の記事を書いてるのに、イルミネーションの紹介がない訳も同じくなのだ!
ツー事で、小田原駅に戻ります。小田原始発の小田急線に。間もなく、車窓に富士山が見えた!

「富士山だよ~」ってダンナに教えたらば。「ああ」って生返事を返すだけで、顔を上げもしないんでやんの~。
ムっ!
もっぺん声を少し大きくして「富士山だよっ!」って言ったら、座席の向かいの客が一斉に振り返った!!
ほら~。これが正しい日本人の反応だよっ。でもやっぱりダンナは見もしない~~~。
キィイイイイ~~ッ!!

席を立ち、富士山の写真を撮影した。なんでポッチな気分やねんっ!つーか、観光に来てるのに何度もFacebookすな~~っ

(ダンナが小田原文学館で綺麗なモミジをまるっと無視でFacebookやってる所)
これが彼と彼女のデートなら、別れる原因になってもおかしくないわぁ~。
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