あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

世界遺産アンベール城

2016年04月06日 05時37分56秒 | インド旅行記
北インドの旅3日目、2016年2月15日(月曜)午前、ラジャスタン州の州都、ジャイプールの旧市街の観光を終え、北へ。北東11キロ程進むと、丘の上に巨大なアンベール城が見えて来た。
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
湖の畔でバスが止まる。アンベール城にはバスでは行けない。旅人の選択は2つ。ジープで登るか象の背に揺られて登るか?もちろん旅好きの日本人は象の一択です!と言いたい所だが添乗員いわく「調教されているとはいえ象は動物です。事故が起こらないとも限らないのでジープで行きます。ジープ1台につき3~4名様で乗って下さい。」
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
まあ、建前だよね。今回のツアーは客が19名。添乗員+スルーガイド+ジャイプール現地ガイドの総勢22名もいるからね。象は2人乗りだし無理ですよね。2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
しかもガイドブックによりますと、「象のタクシーは150頭ほどの象が3回仕事すると終了となる」と書かれてあって、旅人が希望しても朝一でもない限り無理でしょう。なにしろアンベール城は世界遺産ですから。
ってな事で乗り込んだジープですが、ジープとは名ばかりのジープ型のオンボロ自動車でした!更にはアルベール城への道が狭くて、上から対向車が来るとそうそうすれ違えない。

丘の下から丘の上へ移動するだけで20分もかかってしまいました!…歩いた方がずっと楽だ!
2016.4.20デジカメ画像を追加しました。
フロントガラスから見えるゴミを漁る豚だかイノシシだかの画像を押えるべくシャッターを切ったのですが、この画像の見所はむしろ運転席の上のついてるまんじマークです。鉤十字は古代よりヒンドゥー教や仏教、西洋でも幸運の印として使用されていました。ナチスのハーケンクロイツではないのだよ。インドではこのマークはカースト1位の僧侶が描くそうですよ。

愚痴ってましたが、窮屈なジープの荷台から降りると、アンベール「城」というよりむしろ「城塞」が私達を迎えてくれます。
2016.4.20左のデジカメ画像を追加しました。
ジープを降りてアンベール城の入口に向い坂を上ります。

アンベール城から見下ろすと、城は石の壁で何重にも守られ、山の上には敵への備えの砦が立ち、砦と砦を繋ぐ石の壁がある。凄いわ~。
● 世界遺産アンベール城
ジャイプール遷都以前に王国の都が置かれていたアンベール。強大なムガル帝国にも屈しなかった勇猛なラージプート族。アンベール城は王の居城として建設された。無骨な外観とは対照的に、内部はマハラジャ一族の繁栄ぶりを彷彿させる。
16世紀初頭に時のマハラジャが建設を開始。17世紀のジャヤ・スン1世の時代にはほぼ現在の形が完成した。丘の斜面に建設された城は、高低差によってスペースが区切られていて、低層は公的なエリア。上層が王の私的空間となっている。旅人はアンベール城を訪れると、観光が進むに従い少しづつ登りながら進むことになる。

画像奥左手にアンベール城の入口の月門がある。
2016.4.20左のデジカメ画像を追加しました。月の門です。
画面奥の平な場所が前庭で、前庭を取り囲むように宮殿の管理部の建物がある。
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
前庭から見える階段を上がるとライオンの門。
2016.4.6左のライオンの門のデジカメ画像を追加しました。
門を抜けると正面に今日のトップ画像のディワニ・アーム(一般謁見の間)がある。
● ディワニ・アーム(一般謁見の間)は、役人との会議や使節への謁見など、主にマハラジャが公務を行った建物。列柱で構成された空間は、外側の柱は赤砂岩。王が位置する中央は大理石となっている。上層はテラスとなっていて、宮廷楽団の演奏が行われてたとか。

日本の神社やお寺の本殿の柱の上に象や獅子の彫り物がついてることがある。分かりにくいけど、ここの柱の上には象の彫り物がありました。あと、トップ画像の左側は一段下の前庭が見下ろせるテラスになっています。テラスからは谷向いの山やアンベールの街も見え眺望が素晴らしい。暑いラジャスタンでは夏でも風が建物を吹き抜けて快適だったと思われます。更に言うと、トップ画像中央奥の大理石の柱の中央の天井に4つの跡が残っており、ここにかつてマハラジャのブランコが吊るされていました。
2016.4.6デジカメ画像を追加しました。
上の画像にマハラジャが揺られていたブランコの設置してあった穴があります。あと、手前の柱の上部に象の彫刻が写っています。

っと言う事は、マハラジャはブランコに揺られながらお仕事をしていたって事ですね。
一般謁見の間がある中庭の奥に、バスを降りてジープに乗換えた場所が見下せる場所があります。列柱が並ぶその場所は一段上がるだけ。狭いけれど湖から吹き上げる風が更に涼しいし、緑の庭も眺められるので観光順路から少し外れても一見の価値あり!

● ガネーシャ門。アンベール城の見所の一つなのですが、現在修復中です!あの~?修復といいつつ、足場がガネーシャ門のフラスコ画を破壊してるよね?コレ??この門はアンベール城の顔なんでしょう?いいのか?
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。門中央上部にガネーシャのフレスコ画がついています。
ガネーシャ門は精緻なフレスコ画が素敵です。
2016.4.6デジカメ画像を追加しました。
インドでも屈指の美しさと名高い門だとか。門の中央の入口の上にヒンドゥー教のガネーシャ神が描かれている。ガネーシャ以外はイスラムっぽい植物がモチープ。
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
門の2階にも上がれます。が!モザイクやすかし彫り、彩色され、2階から下を見おろせるようになってるのだけれど、ガネーシャ門全体を修復してるので立ち入り禁止になってました!
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
ああ、すかし彫り越しにアルベール城の公的場所を見てみたかった~。
2016.4.20左のデジカメ画像を追加しました。
少し階段を上がりガネーシャ門を抜けるとマハラジャの私的空間になります。あ、ガネーシャ門の左右には浴室(ハンマーム)やダニングルームがありますが、門の内部は暗くて通路はあまり広くない。でも抜ける時に天井にも植物の綺麗なフレスコ画があるので見るのを忘れずに。(ダイニングルームにも素晴らしい壁画があるそうですが、私が訪れた時は入口が閉じられて入らないようにしてありました。残念です)
ガネーシャ門を抜けると緑の幾何学模様に庭が目に飛びこんでくる。ここで見逃せないのはシーシュ・マハール(鏡の間)です。

● シーシュ・マハール(鏡の間)は、王が賓客を迎える際に用いられた建物で、天井や壁に無数の鏡が埋め込まれていることから鏡の間と呼ばれています。

綺麗なミラーワークの壁を一部ですが、近くから撮影してみました。

画像右の暗い部屋が少し写ってますが、この小部屋で宴会したようですね。かがり火が反射する鏡の間は綺麗だったのだろうなあ~。
2016.4.6デジカメ画像を追加しました。




ちなみに、暑い夏は鏡の間の2階が使われていました。この画像では分かりにくいけど、上の画像左手にドーム付きの小部屋があります。
2016.4.20左のデジカメ画像を追加しました。
小部屋は湖を見下ろせるようになっていて、夏は吹き上げる風で涼を楽しんだと思われます。
2016.4.20左のデジカメ画像を追加しました。
上の画像の右奥の丘の上に見える建物は、マーン・スィン1世が1600年頃に建てたジャイガル要塞(勝利城)で、下の宮殿より広大な面積を占める軍事拠点でした。
ちなみに、緑の幾何学模様の庭の向いのアーチがある建物は、マハラジャの奥方達の部屋が並ぶ建物です。

2階へはガネーシャ門2階のモザイクや透かし窓を見るためにあがったのですが、残念ながら工事中で入れませんでした。鏡の間の2階も見学路が繋がってない。でもガネーシャ門と鏡の間の2階角にあった楼閣から、湖を見下ろしてみた。何段構えの塀なのか?
2016.4,20左のデジカメ画像を追加しました。
2階の隅に櫓のような区画があり、そこから湖が見下ろせます。昔は衛士が監視していた場所かな?上の画像はシーシュ・マハール(鏡の間)の2階のドームの湖側で、アーチが並んでるのが分かります。涼を得る工夫ですかね?
下から攻められても長い事持ちこたえられそう~。まあ、兵糧攻めにされると厳しいかな?

緑の中庭に降りて来ました。上の画像奥に見えるのが鏡の間です。鏡の間を緑の中庭を挟んでスク・ニワスがある。マハラジャの私室です。基本1階冬・2階夏に使う部屋。

旅人が覗き込んでいるのはマハラジャの私室の左右にある王妃の部屋。

部屋に水を引き入れてある。これも暑いラジャスターンの夏で涼を得る工夫です。確か水路の奥から水が流れ落ちる仕組みと言ってたような…。スマン、既に記憶が怪しいわ。こうならないように頑張って記事を書き進めていたのだけど、ボチボチ私の記憶保持力の限界時間を超えてきたようですね。

緑の中庭から更に奥へ進む。上の画像は緑の中庭に面する建物で、食事室です。明り取りで火を使うからか壁は殆どはがれ落ちたり煤で黒くなってましたが、一部にフレスコ画が残ってました。実はこの食事室を利用していたのは側室や侍女達。中庭を抜けるとゼナーナ(ハレム)がありました。

上の画像左下の暗い入口が食事室。12人の王妃と側室、その侍女達が暮らした場所です。マハラジャ以外の男性に姿を見られることが禁止されていたため、高い塀で囲まれた宮殿の最奥にあるます。中庭に面した建物の2階部分が女性達の部屋。側室の多くは他国出身の王女が中心で、ホームシックにならないよう祖国から連れきた同世代の侍女と共に暮らしていたとか?

こちらはハレムの区画の庭の中央にある建物。画像左手の天井に丸い穴がありますね。これもブランコ設置の跡かな?かつての華やかなマハラジャの暮らしぶりが写真展示してあります。ここの見学時間が短かったのが残念です。



ハレムの建物に残るフレスコ画。
見学コースはここまで。でもアンベール城にはまだ奥がある。でも柔な旅人はお腹がすいてしまったので出口に戻ります。

帰り道は下り階段。観光しながら少しづつ上へ上へと上がっていたのが分かります。

逆に言えば、画像右手の高い壁は、ハレムの建物の壁ですから、マハラジャのハレムにいる女性は、この高い壁にも守られていたのでう。

阪の途中には土産物屋が並んでいます。

城の厨房で活躍していた大きな鍋が展示してありました。…何人分を作っていたのか?
アンベール城は素晴らしい城だったが、修復中だったり入れない場所が多かったのが少し残念だ。

時刻は12時50分。帰りのジープはスムーズだった。バスの待つ場所まで上りの半分の10分で戻って来た。それでも狭い道でスピードが出せないので時間がかかったけど。13時バスが出発。お昼ご飯~。

13時15分。今日のランチはジャイプールの街とアンベールの街の中間にある湖近くのホテルのレストランでいただきます。

このホテルは大理石のモザイクがあちこちにあって綺麗でした。

床だってホラこんな感じです。
添乗員「ツアースケジュールではこのホテルのラウンジで休憩してティータイムを楽しんでいただくことになっていますが、ご希望者の要望で(それは私)今からインド更紗のお店をご案内します」
私(マジで!アノーキーに行けるの??いや~、ゴネてみるもんだな。)
本来は夜8時まで開いてるし、ホテルからもそう遠くないから徒歩かオートリキシャで自力で行くつもりだったんだけどね。添乗員が治安に不安があるからダメと止められてれすね…。
添乗員「希望者を確認します。インド更紗のお店に行きたい人は手を挙げて下さい」
一斉に手が挙がる。
添乗員「ありがとうございます。1名様を除いて皆様ですね」
ん?1名様を除く??誰だよ~~!!
インド更紗の店に行かない変わり者はダンナだった!
協調性がないよな~(オマエが言うな!)。何故全体に迎合しないのか?と言えば、彼には譲れない事があったんです。
ダンナ「自由時間があるなら、このホテルのラウンジでインターネットがしたい!Facebookしたいんじゃ!」
ハイ出た!ベトナムでも景色を見ずにIPadに打ち込みまくってましたけど、またか…。この後も彼は隙を見たらインターネット。ホテルによればロビーでネットする分にはネット利用が無料とかでなかなか部屋にも帰ってきやがらねえっ!という~~~。
そんなこんなでバスはダンナ一人をこのホテルに残し14時30分頃出発しました!

バスはジャイプール市街へ戻ります。
ん?もう止まった?バスが走り出して数分しか経ってない。まだアノーキーは遠いハズなんだけど?

着いたのはインド更紗(ブロックプリント)の観光客相手の工場だった…
コレジャナイ感一杯ですが、まあアノーキーに連れて行ってもジャイプールの観光ガイドさんの儲けにはならないんだろうね。仕方ないよね。団体ツアーだもの。気を取り直し、観光客相手の工場であってもモノはちゃんとしたインド更紗なので買物をしました。この時の話は既出の記事
インドは布天国です!(2016年3月23日)の記事をごらん下さい。実質これがインドでの買物の初体験になったのですが、インドの物価は食事時の飲み物代が軒並みに本のホテル並みだった事から高いと覚悟していましたが、3枚のベッドカバーサイズのインド更紗の代金が1万円超えでした。伝統的な手法と染料を使った布であっても予想の1、5倍から2倍もしたのがお土産の予算を超えてしまいお財布を直撃しました。もうね。これで手持ちのインドルピと米ドルがすっからかん~!今夜は絶対に両替しないとな!と心に誓ったのですが…。何が起こったかは後で。
15時半。インド更紗のお買い物終了。バスが出発して間もなく「これからお客様のご要望のあったアノーキーへ案内します。こちらのお店は日本でも有名で、希望するお客様も多いのですが、なかなか案内出来ないのですが、今日はいけるとのこと。良かったですね」
なんだってぇ~~~!!それを早く言え!手持ちのインドルピを使い切ったじゃないかっ!!ま。な。アノーキーは小物も充実してるからここで友人のお土産も揃えてしまえば、後は旅を楽しむだけだし。インドルピは最悪添乗員から今だけ借りればいいしな。と、ワクワクと心躍っていたのですが…。
バスが突然びだ~~っと止まってしまいました。原因は停電です。大渋滞です。
賑やかになった旧市街の車窓はそれなりに楽しいんだけどね…。

と…。恐れていた事が…。
添乗員「先ほどこれからアノーキーに案内すると言ったばかりなのですが、渋滞によりアノーキーに行くとこの後の観光スケジュールがこなせなくなる可能性がります。そこで予定を変更して、今から旧市街のバザールを見学します」

無念~。でもさ、インドのバザールも見たかったからこれはしょうがないよな。
バスが止まったのは旧市街の大通りの道ばたでした。
実は私はインドのバザールは大きな建物かテントにたくさんの店が並んでいるとイメージしていたのですが、どちらかと言えば、道路に並ぶ商店街でした。商店街は取り扱う商品事にかたまっていて、ガイドさんが案内してくれたのは食べ物のバザールです。ガイドさんは一つ一つのお店を解説しつつ早足で商店街を歩きます。「牛乳屋さん、1リットル80円くらい」とか「噛みタバコ買いたい人はここで買えます」といいながら足は止まらない。まあ楽しいんだけどね。この記事は既出です。ジャイプール旧市街のバザール(2016年3月17日)の記事 インド庶民の商店街の様子が分かります。
さて?ガイドさんは大通りのバザールを10分で見終わって大通りから逸れて細道へ。
細道は住宅街でした。小さな公園もある。賑やかな旧市街の大通りの裏に静かな庶民の暮らしがあるのね~。とか暢気に歩いていたら、牛が来た!それもすぐ脇を牛が歩いていく!!

うおおお~~っ!これがインドの普通かぁ~~っ!!
やがてガイドさんが案内したのは青空野菜市場でした。

ジャイプールの青物市場(2016年3月18日)の記事 インドの野菜は日本どどう違うのかな~??気付いたのは、葉もの野菜はほとんどなかった!そして青物市場の近くには生ゴミ目当ての牛が多く集まっていたということです。

神様の牛なのですが…(2016年2月24日)の記事 こちらの記事に、野菜市場の近くで見かけた牛達の画像があります。
野菜市場は5分で歩き抜けました。16時20分、バス出発。ランチをいただいたホテルに戻りダンナをピックアップせねばなりません。
16時50分、ホテル到着。予定より時間が押し気味なので、ホテルのトイレを借りて手早く済ませたらすぐに出発です。
昔のマハラジャが作った湖のホテル。

湖畔でバスからジープに乗換えます。次の観光地は山の上にあり、バスでは上がれません。またまた1台に3~4名づつ分譲して出発です。時刻は午後5時を過ぎました!

ががががが~~っ!!ユ~れ~る~~っ!!ンでもってスピードが出てるう~~っ!!
あれ?
今何か見えたっ!あっまた??
「もしかしてあれはピーコック?」と尋ねたら、運転手が「そうだ」という。
まさかの野良くじゃくが山を駈けてます。ってか、野良って…。野生だよな。この場合。野良牛を見過ぎたんや~…。
でもクジャクは野生でも地面にいるのだね。走ってる所が動物園のクジャクとは違うけど、鳥なんだから飛べよな!愚痴ってる合間にもジープは高度を上げて行く。ってか、思ったより時間がかかる。
「ぼちぼちヤバイと思い出したよね?」隣のダンナにチクリ。
この男、バスから降りる時に「上着を持って行けば?」と2回も言ったのに「(今)暑いからいい」と言い張って半袖です。でもさ、さすがにマズイって気付いたよな。だって、今向ってるのは山の上にあるナルガール城塞です。城塞からジャイプールの街に沈む夕日を眺めようって趣向なのだ。確かに日中は30度近かったから、暑がりのダンナには半袖で充分だったろうさ。でも思い出して欲しい。今は2月なのだ!しかもジャイプールはどちらかと言えば沙漠の気候に似てる。更には山のてっぺんで日没を見る事が目的なんだよ。運動するならともかく見る!だけの為に今ジープに揺られてるのだ。
「寒くなって来たよね?」と聞けば素直に「うん」と返事が。だから言ったのに。「今さ、17時を過ぎた所なのね」ダンナは神明に次の言葉を待つ。「今日の日没時間は18時10分から15分くらいのハズなんだよね」つまり、1時間あるの。「~~~~~」だから言ったのに!聞かないからさ。
そんなこんなでナルガール城塞に到着した。時刻は17時35分。思ったよりずいぶん時間がかかったね。さてと?道なりに進むと、黄色く塗られた石の見晴し台のような所に出た。旅人達はすかざす周りから自分用のイスを確保。見晴し台の最前列に自分のイスを並べていく。ここでうっかり周囲を撮影していた私は出遅れてしまった!

見晴し台は思ったより狭くて、ジャイプールの街と夕日がよく見える最前列にはもう空きがない。だからといって他の人も見たいのだ。自分の確保した場所は譲れないのである。やっちまったせ…。
ふと?見晴し台の下を見ると、もう一段下にも見晴し台がある。
そちらにイスはないけれど、石段はある。イスがないならあそこの上に座ればいいじゃない?どうせ太陽が沈むまでは皆場所は動かない。なら5メートル下に私一人が移動しても問題ないハズ…。
さっさと移動した!石段の上は快適だった。

見晴らしも申し分ない。
2016.4.20左のデジカメ画像を追加しました。
眼下にジャイプールの家並みが見えます。
さてと…。時間は日没までたっぷりあるのだから、ここらで久々に引っ張り出してきたデジカメの使い方をマスターしておこう。何しろ今回の旅のスケジュールの中に、ヤムナ川の対岸からタージマハルと朝日の鑑賞&早朝、ガンジス河をボートに乗り河からガート(沐浴場)の風景をごらんいただくというのがあってだね。どちらも朝日&夕日の撮影技術が必要な訳。ならば、慣れてないデジカメでも使い方をマスターしておかねば狙った画像がゲット出来ないのだ!
ということで、レッツチュートリアル。取り出したるはデジカメの取扱い説明書です。(持参した&ショルダーバックに入れて来た)一応旅に出る前にデジカメで必要そうなページは旅の手帳に書き写してあるので、まずは測光方式から。マルチからスポットへ変更する。それで太陽に合わせてロックする。んでシャッターを切る。これで夕焼けっぽく写るハズなんだが…。久々に携帯電話でないカメラを使うと面倒くさいな。
あ。ついでに明るさ補正もすればいいのか?え~と?EVシフトデヨカッタッケ?頼りないんですわ。これでも高校時代は写真部だったんだけどな~。目が悪くなってさ。ピント合わせるのが辛くなってさ。オートフォーカスのカメラが出た頃にもう一度一眼レフ買ったんだけどさ。脳梗塞やっちゃって、カメラが重くてね~。ヤメタ!ストレスなんだもの。重いと距離歩くの面倒になるんだもの。携帯電話ならたくさん写して気に入ったのがあればそれでいいじゃない!でここまで来ました!でも携帯電話で朝日&夕日&昆虫撮影には無理があり過ぎた!だから今マスターする…。あれ?デジカメの電池の表示が赤色なんだけど~?もうほとんど電池がないんだけど~?
や。バザール辺りで気付いてたのね。電池がヤバいかも?って。でもいよいよヤバい。だってシャッターを切ったら、次に撮影可能になるまでの待ち時間が…。え~と?デジカメってそういう仕様じゃないよね??………。しまいしまいしまい。デジカメはおしまいです~。朝日&夕日の撮影技術の習得は、次のタージマハルでやります~。
ってな事で、再び携帯電話を取り出す。

案の定、携帯電話に夕日の撮影は荷が勝ち過ぎた。太陽の形が見えないもの~。
ちなみに、帰国後再生したナルガール城塞からの夕日のデジカメ画像は、EVシフトをいじり過ぎ、マイナス補正しすぎて太陽は丸く赤く写ってるものの、ジャイプールの白い家並みが黒くて見えづらくなってしまった。
2016.4.6左のデジカメ画像を追加しました。
難しいんだね。街に沈む夕日って。
2016.4.6デジカメ画像を追加しました。
私が座ってる石段に、途中で中国人か香港の若いカップルがやってきて、3人で夕日を見てました。途中で男の子が自分のカメラを彼女に渡そうと四苦八苦していたので中継してあげたら「カムサムニダ」的な言葉が帰って来た。そうだよね。外国に出ると、日本人だか韓国人だか中国人だか台湾人だか香港人だか見ただけでは分からないものな。って事で「ノープロブレム」と返しておいた。
ちなみに…。上着を忘れたのはうちのダンナだけではなかったようで、途中で添乗員が熱いチャイの差し入れを持って来てくれた。
そして、晴天のハズなんだけど空が霞んでるのか地平線に太陽が落ちる前に太陽の形が見えなくなってしまい日没鑑賞は終了となる。こうね。白いジャイプールの街並みの上をハトの集団が渡って行く所とか、旧市街の道に赤いテールランプがノロノロ動く所。また城塞の下の崖の上を野良犬や野良ヤギが移動していく様を堪能出来たのは最高でしたし、とても楽しめました!
帰りはまたジープで山道をぶっ飛ばす!早めに撤収したから山道がまだ明るかったのは良かったよ。湖に戻って来たらさすがに暗くなっていたけどな。
ホテルがもうすぐというタイミングで添乗員からアナウンス「渋滞で行けなかったアノーキーですが、希望者はホテルに到着後すぐに出発して行けますが、どうされますか?」と。
ええ~~今言うんかいっ!時計を見る。時刻は既に19時を過ぎていた。今からすぐに出発してもアノーキーに着くのはどれくらいだろ?早く見積もって19時30分か。閉店が20時だし。何しろヤバいことに夜の薬をカバンに入れ忘れててめまいがしてるんだよな。朝4時に薬を飲んだ分、切れるのも早くなってるのだ。夜飲む薬を用意しておくべきだった。車内を見回せば、他に行きたい人もいなさそう~。残念だけど諦めような。
海外で。人生二度ないチャンスを自分で潰すのは本当に残念だけどな。
という訳で、買物にいく勇者がいなかったので、一旦荷物を部屋に置いて20時に夕食と言う事に。何はともあれデジカメの充電しないと!電池が切れてしまうとマズイかもしれんし。何より夜の薬を早よ飲まなきゃ~~っ!おおポカである。以後、1日分の薬は毎日ショルダーバックに入れておくことに。
夕食はレストランの小部屋を確保。なぜならまだ自己紹介をやってなかったのだ。そして今晩はなぜか中華料理。
え~と?ヒルトンマークの紙袋に入った割り箸が…。
インドでヒルトン…インドで割り箸…ヒルトンで割り箸…シュールだ…
せっかくなので、ヒルトンマークの割り箸の紙袋はお宝かも?と持ち帰りました。日本のヒルトンの割り箸と違う証拠になるかどうかは分かりませんが、割り箸の入っていた紙袋には『Chopstick』と印刷されてます。
さてと…。めまいもあるしやっぱ水だな。ん?グラスがない。仕方ないなあ~。と。ボーイさんに「グラス下さい。2個」と頼みにいく。何しろ旅人は19人もいるからね。添乗員は忙しいのだ。自己紹介はなごやかに過ぎて…あれ?18人しかいない。体調崩した人が出たかな?
聞けば車酔いだという。あれだ。山道のジープ。でも車酔いならすぐ直るしよかった!寒さで体調崩してたら旅が台無しになるからね。
食事は滞りなく終わったのですが、この後、両替をしようとしたらまさかの悲劇がっ!!詳しくは
インドでの両替はギャンブル(2016年2月29日)の記事 こちらを見ていただくとして、インド更紗で手持ちのルピを使い果たした私は、明日もインドルピがゼロのまま旅する事になりました!でもさ~、天下のヒルトンで「金庫を閉めたから両替出来ない。次に両替出来るのは明日に正午から」はナイと思うんだよね。ヒルトンだよ?外国人客の利用が多いホテルじゃないのか?両替客も多いはずなんだ!
しかし困った。ってか実はホテルに入ってる土産屋で今買わねばならんものがある。何しろ明日もロングドライブの日なのだ。
そう私はまだ日除けスカーフを買ってないのだよ。インド更紗の工場は、綿素材の布にプリントしてあった。しかも布がしっかりしててスカーフも売ってなかったのだ!となるとホテルに入ってるジャイプール土産の店で買うしかない。ヒルトンならアメリカドルが使えるハズ。な・なんとかなるんじゃないかな~?
「ハロ~。1枚5ドルのロングスカーフを見せてくれ」ここで気付いたんだか、昨日の夜布の店の店員は若い兄ちゃんだった。
でも出て来たのはオヤジ。
聞けば若い兄ちゃんの父親だという。どうもさ。息子にパパの仕事をみせて父親のいいとこみせたかったらしいんだよね~。ハイ。ボラレました!
気持ちいい位にボラれました。天下のヒルトンなのに…。何遍言うんじゃ!もうええって!!
最初に1枚5ドルのロングスカーフを見せてといっているにもかかわらず(前夜旅仲間が同じロングスカーフ買う所を横で見ていたの)「それはバレンタインデー価格だ。きょうは1枚10ドルだ」と言ってゆずらず…。この時自分用のスカーフ2枚。ぶめちゃんとM田さんへのお土産のスカーフで計4枚20ドルは予算です。つーか、財布の中のドルは20ドルぽっきりなのだ。
ゴネた!「何でだよっ!最初に1枚5ドルのスカーフを出せって言ったじゃん!」と言えば、「5ドルなのは小さいサイズのスカーフだった」と答える。
「それは昨日は1枚3ドルで売ってた奴でしょ?」と言えば「だから今日は小さい方が1枚5ドルなんだ」と答える。
オヤジはいいとこを息子に見せたいから強気です。
「どんな商売じゃ!ってか今は20ドルしか持ってないんじゃ!20ドルにしろ!」と更にごねた。「分かった。4枚35ドルに負けよう」と答える。
ちっ!負けたうちに入らんのじゃ!でもロングスカーフは今買わねばならん!こっちの足元見やがぅってぇ~~っ!
腹立つ事にこのオヤジと私のセンスがよく似ていてだね。この店のラインナップが殆ど気に入ってしまった!オヤジが高い値段をつけているカラフルな刺繍のクッションもとても気に入ったけど。
譲らずにいると、オヤジがこんな事をいう「バレンタインデーは終わった。オマエは運が悪かった」う~む。インド的な言い回しだよな~。「分かった。仕方ない4枚35ドル払う。でも今は20ドルしか持ってない。部屋にはある。とってくるからこのスカーフはキープしてくれ」と頼んだら「OK、待っている」と言う。
ちっ!本当ならいちいち自分の部屋まで戻りたくないところだけど、フロントで両替が出来ないんだから仕方ない。(一応私の聞き間違いか?と添乗員に申告して聞き直してもらったんだけど、内容はかわらずでした。ああ。私のヒヤリングが間違っていたら良かったのに)
後に判明したのですが、このロングスカーフと全く同じと思われるスカーフを、ヴァラナシの空港内の布屋で1枚5ドル。もしくは1枚500円で売ってました!!もしかしたら既製品VSコピー品の差だったかもしれませんが、見た目はそっくり。まあデザインは様々なのですが。どう見ても同一商品です。
ええ。全くもってヤラレたんですわ。インド人嘘つかないじゃなかったんか~いっ。疲れた…。もう寝よう…。ね・寝れない。脳みそが興奮して寝れない。し、しょうがないなあ~。1時間くらい寝ようと頑張りましたがムダでした。仕方ないので『ガイドさんにQ&A』の質問状をせこせこ作り始めてしまいました。だってさ~、今日1日で不意義の国インドに対して質問が山ほど出来てしまったんだもの~。何つーの?気付いていちいち聞くより、まとめて聞く法が時間短縮出来てお得だし~。そしてガイドさんにQ&Aは毎朝の恒例となるのであった!ガイドさん面倒な客でスマン。

昨日、ずっとぼやいていたデジカメの画像をパソコンに取り込み出来ました。
いや、iPhotoに直接は読み込めなかったんだけどね。もう1万枚びっちりライブラリに入れてあるからさ。
でも無事に読み込みが済んで一安心です。前のMacはソフトのバージョンアップだかなにかをダンナに頼んで「ポチっと」で壊れましてね。渋谷のMacへ持ち込んだんだけど、全て初期化されて戻って来ました。何が困ったって、初期化の際に中のソフトが全てきれいさっぱり消えてしまいまして。もうね。イラストレーターもPhotoshopも全部消えた!入れっぱなしにしてあった高いソフトも消えた。100万円分くらいがポチっとで消えたのですよ。悪夢でしたね。トラウマってますし。今回は幸い酷い事にならず一安心です。
そんなこんなで既出記事にデジカメ画像の追加を開始してます。気になる記事があれば再確認すると画像が増えてるかも~?
でも今日は今年最初で最後の桜見物に行くから夕方までは画像追加しませんけど。
既に今日のアンベール城の記事にも10枚くらいデジカメ画像を画像フォルダに読み込ませてあるから今晩作業します。気になったら明日またこの記事も再チェックして下さい。
インドの旅のデジカメ画像は2000枚もあるので、作業がまたまた終わらない。1000枚しかない携帯画像ですら整理してブログ記事にするのに1ヶ月以上かかりきりだというのに…。ぼちぼち5月のイベント合わせの原稿を創らないと時間が足りなくなりそうなのに。テンパってたらまた今朝方夢で画像整理してました。そして起きたら夢落ちで凹んでるという…。
もうさ。自分、若くないんだからさ。ええ加減落ち着けよ!ンな事分かってるさ。でもそれが出来たら私じゃないんだよね~。

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