あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

カワラタケ菌ってさ

2020年09月08日 06時31分44秒 | 相模原公園と麻溝公園
2020/8/31麻溝公園散策。フィールドアスレチック場を散策していると、トップ画像の切り株を見つけました。
切り株というか朽木ですね。きのこがいっぱい出てます。このきのこはカワラタケといいます。
え〜と、私のブログを日々閲覧くださっている皆さんは、私が最近きのこと昆虫観察にハマってるのをご存知ですね。
で〜〜!!
クワガタやカブトムシを幼虫から自分で育てて、大きな成虫を作るのを趣味や仕事にしてる昆虫愛好家がいるのです。とても大きなクワガタだと1匹1000万円の値段が付くこともあるので、愛好家は本気です。いつしか、大きな成虫を作るのは、幼虫をどう育てるかが大事だと判明しましてね。昨今は品種によりますが、幼虫をきのこの菌糸の瓶に入れて育てると大きく育つのです。そんなテクニックが確立され、誰でもある程度のサイズの成虫を作るのが簡単になりました。
菌糸瓶はクヌギ・コナラ・ブナ・エノキの広葉樹に白色腐朽菌を植え付け、培養したものがクワガタ飼育用の菌糸となります。
例えば、カワラタケの菌糸瓶はアフリカ産やオセアニア地方のクワガタ品種の幼虫の飼育に適してます。
すごいですよね。昆虫マニアはここまで確立しちゃってるのですよ。ちなみに、菌糸瓶には他にオオヒラタケやヒラタケのものもあります。
で、だ。画像はですね。カワラタケが生えた朽木です。それを壊したのはおそらく昆虫マニアだ。朽木にクワガタの幼虫がいるのを期待して割り出しした模様です。まあ気持ちはわからんでもないけども。公園の木でやっちゃあダメでしょう!これをやるともうきのこ観察出来ないじゃん!あ〜あ。

そういえば、この夏害虫被害が大きい気がする。座間の谷戸山公園でもコナラが被害を受けてたし。ラッピングでなんとかなるんだろうか?心配だ。
麻溝公園を横断する水道みち。そこは花の谷と名付けられていて、いろいろな花を観察できます。
ヒマラヤタマあじさい。ウィローサ・ビローサとも呼ぶ。
ヒマラヤタマあじさいの咲いてるそばには、クレマチスもあります。クレマチスは園内に8000株・230品種植栽されてます。上は龍安という品種。確か5月に咲いてたので今年2度目の観察です。今年の夏は気温が低かったり高かったりで植物は大変だなあ。
そばに酔芙蓉が咲いてます。この花は朝は白かったのに、昼にはピンク。夕方には濃いピンクになる変わった花です。
八重。
一重。
観察のオススメの花です。
ちなみに、近くで実のたくさんついた木があったので眺めていると、野鳩が実をついばんでました。上の画像の右上部にあるのですが、分かります?(続く)
コメント
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