あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

北インド旅行7日目夜明けのガンジス河

2016年04月13日 05時57分36秒 | インド旅行記
2016年2月19日(金曜)旅の7日目。
朝4時半、また早く起きてしまった~ちゃんと寝ないと注意力や記憶力が落ちてしまうのに~~。
でもやっぱり寝られないので起床する。今日もガイドさんへのインドQ&Aを作成して、後はテレビをポチットな!


今日もインドテレビは安定して面白い。ってか、昨日と同じ番組を放送してるのね。そしてやっぱり一番組の放送時間が長くて最後まで見れないのでした~。
5時15分、モーニングコール
5時45分、ロビー集合。今日の天気予報は晴れ最高気温26度・最低気温12度です。今からガンジス河でツアーで1隻ボートを貸し切り、河を下ったり上ったりしながら昇る朝日に祈りを捧げつつ沐浴するヒンドゥー教徒を眺めるという趣向です。ガンジス河で1時間半ボートの上で揺られるので、服装は暖かい格好にします。

バスに乗ると外はまだ暗い。ボートが出るのはダシャーシュワメード・ガートから。ガンジス河沿いの6.8キロにガート(沐浴場)は84程あります。ガイドブックにはたくさんのガートが乗っていて、どのガートが目的地か分からなくて尋ねる。
ここが一番観光のキモのガートです。ちなみに夕暮れにアールティというヒンドゥーの儀式があるのもここ。人々が集まるガートです。
さて、バスはダシャーシュワメード・ガートからだいぶん離れた場所で降りねばなりません。ヴァラナシの街は道が狭いからね。仕方ないのですよ。
バスを降りてもまだ暗い。でもジャイプールやアグラに比べると街に街灯が設置してあって、懐中電灯は必要ありません。何しろヴァラナシはインドの82%が信仰するヒンドゥー教の聖地です。全国から、いや世界中のヒンドゥー教徒がヴァラナシのガンジス河で沐浴する為に集まるのです。だから暗い時間でも信者や観光客が安全に歩けるように街灯があるようです。
暗い道を歩いていると、道の両側にマリーゴールドの首飾りを売る女性達があちこちにいました。

河を目指して歩いていると、賑やかな音が聞こえてきます。ガンガ~ガンガ~お祈りするぜ~。と楽器を打ち鳴らし歌を唄い熱く盛上がる信者さん達が!!
ヒンドゥー教にとって朝日に祈る事は大切なんですね。
やがて道が更に細くなります。そして朝も早よから店が開いている。

あっちの店では何を売ってるのか??と思えば、小さな壷や白いビニールのボトルです。

「ヒンドゥー教徒はガンジス河の水を詰めて持って帰ります」
ジャイプールのマハラジャも、ファテープル・シークリーにもガンジス河の水を詰めた壷が置いてありました。あれの現代版なのですね。家族へのお土産にもぴったりなのか?
添乗員「この先、マリーゴールドの首飾りを勝手にかけてくる人がいますが、絶対に受け取らないで下さい。目が飛び出る程の金額を要求されます

ガイドさん「先日この道で、スリが出ました。皆さん持ちものには気をつけて、身体の前にカバンを抱えてください」
全国からヒンドゥーの信者が集まりますが、悪い人も大勢集まってるようですね。まあ、観光地にはありがちです。
前方が坂道になりました。もうすぐガンジス河です。信者も集まってます。しかし、沐浴する気配もなく、道ばたで座り込んでる人も大勢いました。

ガイドさん「ヒンドゥー教徒はヴァラナシのガンガーで沐浴すると現世の罪を洗い流し、来世に幸せになれると信じています」
ほうほうそれで?
ガイドさん「ヒンドゥー教徒が死ぬと遺体を火葬し、灰をガンガーに流す風習があります」
そ・それから?
ガイドさん「彼らは死期を悟りここで死ぬために集まっています」
………。
ガイドさん「もちろん中には物乞いもいます。サードウ(ヒンドゥー教の僧)、巡礼者もいます」
…観光客からすれば見た目はあまり変わらないのがなんともな~。
旅人は物乞いに施しをするな!と口を酸っぱくして言われてるので見て見ぬ振りするけどな。日本人はそういうの得意だしな。複雑は複雑だよな~。
ボートの手配を待つ間に周辺を見て回る。

と?ガンジス河の女神様ガンガーを祀る祠がありました。夕暮れのアールティーの儀式ではこの神様に祈りを捧げるんだとか。
デジカメ画像を追加します。


ツアーで用意したボートに乗り込みます。
2014.4.10携帯写真で撮影した画像からデジカメ画像へ差し替えました。
結構大きいボートですが運航は静かです。なぜなら動力は2人の少年がボートの左右に櫓を出して漕いでボートを動かしてるから。
う~む。何気に凄いな…。ツアー総勢22名も乗っているのに動力が少年二人なのか。
乗船すると旅人達にマリーゴールドとろうそくが乗った小さな皿が配られる。
デジカメ画像を追加しました。
ガイドさんが順に皿のろうそくに火をともして周る。その間にボートは出発、火がつくと旅人は自分の罪を流すように祈りを込めて皿をガンガーに流します。

ボートはゆったりと上流へ向います。
私「なんでヴァラナシのガンジス河がヒンドゥー教徒の聖地なんですか?ここ限定で沐浴しに集まる意味があるんですか?
日本人の素朴な疑問です。
ガイドさん「ヴァラナシのガンガーは南から北に向って流れています。そこが大切なんです。シヴァ神は夏にヒマラヤで過ごし、冬はヴァラナシに移動する」
よくわからんが、ヴァラナシのガンジス河の水がヒンドゥー教徒に尊ばれる意味があるのですね。ま、当たり前か。
ガンジス川の水の採取場所(2016年2月26日)の記事

途切れなく次々と現れる沐浴場を眺めている。まだまだガートは先に続いてますが、ここでボートはUターン。今度は河を下ります。
Uターンしたのは火葬場でもあるハリシュリャンドラ・ガートの近くでした。火葬場は撮影禁止です。観光客は信仰を侵すとどんなトラブルになるか分からない昨今、特に気をつけて下さい。
と、反対側が明るくなってきた。ついに夜明けです。

光量が増えて撮影し易くなりました。
デジカメ画像を追加しました。


立ち並ぶガートは長い歴史のあるものもあり、沐浴場の背後にそびえる建物も見応えあります。
デジカメ画像を追加しました。
沐浴場の人も増えてくる。

ここで撮影カメラを携帯電話からデジカメメインにしてガンジスに昇る朝日の撮影をだいぶん長い時間楽しみました。



赤い朝日と黒いシルエットのボート。暗めに写り込む川面。ヒンドゥーの祈りを考えると、川を多めに画面構成して~。
今は乾季なので対岸ではなく画面奥に中州が見えてます。

ボートに水鳥も集まります。明るくなったから鳥も活動を始めたようです。
ン?でもなぜにボートに野鳥が群がるのか??目を皿にして観察していると、観光客が乗るボートの側で豆か?エサを巻いてます。これを目当てに鳥が群がってるのですね。でもラッキー、シャッターチャンスです!まだ太陽が出たばっかりなので鳥もシルエットで叙情的に写ります。観光客の姿もシルエットなので叙情感アップです~。
中央重点で測光して、少しだけマイナス露光して。今こそタージマハルの日の出撮影の失敗を生かす時っ!
ひとしきりガンガーに反射する朝日の撮影を楽しんで満足したので振り返る。
朝日に夢中になりすっかりガートは見てなかったんだけどね。ガードには沐浴するヒンドゥー教徒の姿が増えています。さすがにこれはイカン!とガート側の撮影開始です。


2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
たくさんの人が沐浴していたガートの最上段の上に、ヒンドゥーの神々の像が載っていたので拡大してみました。
あ。忘れてた!その前にと、ショルダーバックから空のペットボトルを取り出す。
んで、ボートの縁からガンジス川の水を汲む。
そして観察。
思ったより全然綺麗ですわ。ヒンドゥー教徒はこの水を飲むそうですが、これなら飲めるかも?まあヒンドゥーの皆さんが火葬した灰をここに流しに来るそうなので私はガンガの水は保管するだけですが…。
ガイドさん「ヴァラナシのガンガーの水は腐りません」と自信たっぷりでした。
今ガンガの水は我が家の冷蔵庫に入ってます。インドのミネラルウォーターのペットボトルに詰めてあるから間違えてダンナが飲む事はないと思うけどさ~。夏コミに当選したらインド旅行漫画を描くので夏コミのスペースに持っていこうかな?私は旅先であれこれ集めてくる癖があるのですが、さすがに水を持ち帰ったのは始めてでして…。どないするか…。さて、考えるのは後回しにして撮影再開です。
朝日に照らされて写し易い環境になりました。何しろシャッタースピードが早くなりますからね。こっちは常に動いているボートの上から写してるのです。ピンぼけ画像はイカンのじゃ!と思ったのに~~。帰国後画像をチェックしたら、この時についつい望遠で撮影したぶんは全てピンぼけ画像になってました。



学習はどうした?予想以上に動くボートと望遠撮影のコンボはピンぼけ要素が大きかったようですわ。ショボ~ン。
2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
たくさんの人が沐浴していたガートの並びに、洗濯屋さんかお仕事中です。撮影は女性をピックアップしましたが、数名の男性も洗濯してました。え~と?洗濯屋さんがいる所がガンジス河の上流だから、人が大勢沐浴していた場所ってその隣って事は…。
ハイ!見なかった!信者さんが沐浴しながらガンガーの水を飲んでない事を祈ろう…。
つーか、私が汲んだガンガーの水は…。岸辺じゃなくて沖だから。そんで中州側の船縁から汲んだから汚れてないハズよ~~~~っ!!


2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
出発したダシャーシュワメード・ガードを行き過ぎて下流へ向います。



上の画像の左下に、ヒンドゥーの神様を祀った祠があります。望遠撮影してみました。下の画像です。
2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
やがて、ヴァラナシのガートに2つだけの火葬場マニカルニカー・ガートが見えてきました。
上の画像の特徴的な建物と樹を超えたら火葬場がすぐです。
煙が見えます。火葬が行われているようです。
万一にもカメラに写らないように、旅人はカメラを降ろします。
うわっ!目の前でおじさんが豪快に川へ潜ったぁ~~~っ!!シャッターチャンスなのに、場所が悪い~~。仕方ないんで目に焼き付けましたけど…。
火葬場の手前でボートはまたUターン。出航したダシャーシュワメードガートに戻ります。
2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
さっきは気付きませんでしたが、ガートの奥にこちらにもヒンドゥーの神様が描かれています。

そこをどけっ!!土産もの売りのボートが寄って来て、奥の女性が盛んに沐浴してるのに撮影出来ない~~。トップ画像ですよっ

太陽が出たからか?6メートルはある一枚布で出来たサリーをガートの階段を使って乾かしてますね。色とりどりな様子がインドらしいです。
2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
沐浴する人々。
2016.4.24デジカメ画像を追加しました。


サリーを着て沐浴した後、乾かしてるのかな?濡れたままで宿まで戻れないだろうし。

朝日が上ると先ほどまではシルエットだった舟や人影、鳥も色がついてきました。ってか、白い鳥だったのね。


2016.4.24デジカメ画像を追加しました。
私達が乗船しているボートの動力を担う少年達。手漕ぎボートは音が静かでいいよ~。夜明けや沐浴風景を眺めるのだから、いらん音は情感を壊すからいらんのですよっ。
2014.4.24デジカメ画像を追加しました。
こちらのは2柱のヒンドゥーの神様が描かれています。

7時40分、下船する。乗船した時に比べ人が増えている。

下船場所に近づきました。ああ、もうボート降りちゃうのね。楽しい時間は短いなあ。



修行僧やヒンドゥー教徒が増えてます。360度全てが撮影スポットです。

た・楽しい~!

紹介したい画像が一杯過ぎです。

この後、バスまでまた徒歩で戻るのですが、道行く人が増えて、ついでにコブ牛と並走して道を歩き、撮影を楽しんでいたら絵はがき売りに貼り付かれ、うっかり1冊200ルピで絵はがきを買ってしまい(買うな!と注意されていたのに、あまりにしつこくてね。最初のうちは絵はがき1冊1000円とか言って無視してたら最後は1冊200ルピになりまして、1冊買ったらもう1冊は100ルピとか言われてうっかり絵はがきを買ってしまった~。これだからちゃんと寝ないとイカンのじゃ…大反省する。つーかさ、もう絵はがき買ったので売り子のおっちぁんをモデルに写真もゲットしたがな。んでうっかり自分のバスと間違えて他の外国人観光客のバスに乗ってしまったがな(乗ったら金髪の人ばっかで驚いた!ガイドさんが迎えに来た!この時の私はだいぶんテンパってたらしい)

この時のガンジス河河畔からバスまでの様子は、4月17日から5日間に渡り連載しています。主に画像を貼付けてます。
ガンジス河でボートを降りて(2016年4月17日)の記事 ボートを降りて修行僧や沐浴に来たヒンドゥー教徒撮り放題!

ヴァラナシの街にコブ牛登場!(2016年4月18日)の記事 神様の牛登場で、テンション瀑上げで撮影しました。

ホテルに戻る。部屋で買ってしまった絵はがきをチェックしたら、半分くらい同じ写真だった~~!
ちくそ~~。やられたせ
仕方ないんで、5月のイベントで【インド写真集】を発行するからさ。この時に買ってくれたお礼でプレゼント用に使うかな?それとも夏コミ合わせに描く予定の【不思議の国インド旅漫画】の新刊記念で配るか?
あ。書いてませんでしたが、5月5日の創作同人誌即売会コミティアはスペースが取れました。N28a サークル名『竹里館出版局(ちくりかん)』で参加します。去年の夏コミ合わせの【ベトナム旅行記】も持参しますのでよろしく~。

ちなみに、旅の最初に注意されたレンタル赤ちゃんを抱えた物乞い女(汚い衣装と汚いメイクも完備)もここで登場しました。
物乞い問題(2016年2月23日)の記事 こちらはインドの抱える物乞い問題の記事です。
ヴァラナシの朝は混沌として楽しかったです。出来たらここで1時間くらい自由行動時間が欲しかったな~。神様グッズを買うならここだったのにな~。観光客目当ての悪い人が集ってる場所でもあり自由時間はナシでした。残念だな~。
明るくなると車窓も人も動物も動きだし楽しいです。
う~む。ガンジス川からバスに戻る道は人間ウォッチングが面白過ぎるわ。そうだ!この道だけで記事建てすれば楽しいかも?
ガンジス川の岸辺からバスまでの街歩きで5本記事を作りましたので楽しみにして下さい。旅日記の連載が終わったらアップします。
8時半、バスは出発。

さすがヒンドゥー教の聖地というべきか、車窓に見える祠も大きいのから小さいのまで多く現れては消えていく。
祈る場所(2016年3月25日)の記事 こちらの記事の最後の方の祠の画像はこの時に撮影したものです。下のは屋台でココナツ売りですかね?

ペプシコーラばかりのインドでコカコーラの看板は珍しい。



ホテル到着です。そのまま朝食へ。
 
せっかくなのでスクランブルエッグとオムレツをシェフに焼いてもらう。ケチャップがあったのは嬉しい。さすが有数の観光地ですわ。
朝食終了。まだ9時半なので、こっそりダンナを誘ってすぐそばの別のホテルへ急ぐ
バスの車窓から真っ赤な花の咲く木が見えたのですよ。

この木はかつて中国の広西チワン族自治区の徳天瀑布(ブログのプロフィールに使用してる画像です)や、去年のベトナム旅行の時ハノイの歴史博物館でも咲いていたのを見ましたが、まだ咲き始めの風情でして、それがヴァラナシでは真っ赤でした!これは、ぜひとも写真を撮りたいんですっ!
「勝手に街歩きするな!」と注意されてるんだけどさ。忘れたふりで写真だけ撮ってダッシュでホテルに戻りました。
デジカメの充電を忘れずに、夕暮れにヒンドゥーの儀式の見学がありますから。
と?ホテルの清掃の人が来た!ダンナを残してホテルチェックへ。
私が宿泊したのは123号室(?)です。グランド階+食事階+プール階+1階だったので、日本と同じなら123号室は4階です。外に出られないのでインドの旅では宿泊したホテルの必ず一番高い所から見える景色をチェックしてました。
すると?私の部屋からは見えなかったんだけど、近くに仏塔らしきものが見える。

分かります?上の画像右上の塔がありますね。そのすぐ下に赤い木が見えます。さっきチェックした赤い樹は、この画像に写ってませんが、画像を右ナナメに走る道の右奥でした。

こちらは反対側。橋を渡った先に赤い木が数本ある模様。これさ、この後11時ロビー集合で希望者のみヴァラナシ・シルクの店に案内するってので当然参加しましてね。その時にバスが橋の向こうへ向ったので、カメラを用意してました。

赤い木の画像ゲットですぅ~。なかなか素敵でしょ?
2016.4.24画像を追加しました。

2016.4.24画像追加しました。
ちなみに、私は現地でこの花を世界三大街路樹の一つ火焔樹(カエンボク)と信じて疑わなかったんですが、もしかしたら木綿(キワタ)の樹だったかもしれません。
木綿の樹の別名はコットンツリーもしくは赤綿の木。植物にはあまり詳しくないので判別出来ないんですが、世界三大街路樹<ジャカランダ・鳳凰樹・火焔樹>という響きがそそられる物があるでしょ?
本当はどっちだったんだろうなあ?
くっ!美しかったらいいじゃないかぁ~~。長くなったのでここで一旦切ります。
コメント