あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

強羅公園に残る登録記念物

2014年11月24日 01時24分10秒 | レトロ建築
強羅公園は2014年に開園から100年を迎えました。現在も開園当初の姿が殆ど姿を変えず現存するものがあります。これらが文化庁から「国登録記念物」に指定されました
ってな事で、登録されたあれこれを紹介します。
まずは正門。

開園当初からのもの。戦争中に正門周辺は改修が行われました。「強羅公園」の石板銘は、当時の社長五島慶太によるものです。
続きまして噴水池

開園当初からのもので、フランス式整形庭園の中心になってるそうです。

当日は天候が悪く、噴水周りが暗く写ってしまいました。急坂に公園がある為、正門からの園路・噴水奥に続く園路の階段。あ!公園内の移動は上下移動はだいたい階段が多めです。なにしろ正門(標高574メートル)ー西門(標高611メートル)間の標高差は、37メートルもあるので、園内の中心にある噴水周辺の景観は素敵ですよ。
さて。次は水道口

トップ画像の鳥は蛇口のヒネリ口でして、これもまた開園当初から現存している水道です。まさかの現役。
本当かな?と思わず鳥に手をかけてまわしたら、当たり前ですが水が出ました。出ただけでびつくり!でした。

石碑は園内に3つありまして、上の画像は1955年(昭和30)に建立された「斉藤茂吉歌碑」です。
「おのずから 寂しくもあるか ゆふぐれて 雲は大きく 渓に沈みぬ」
おまけ。
国の登録記念物ではないのですが、熱帯植物館とブーゲンビリア館があります。

国内最古のブーゲンビリアがあるそうで。

こちらは盆栽風に仕立てた株。昭和記念公園の盆栽園にもブーゲンビリアを盆栽に仕立てたものがありますが、この株は更に歳月を経てるように見えます。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする