あられの日記

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いつかの旧岩崎邸園

2010年02月05日 05時50分46秒 | レトロ建築
ここ旧岩崎庭園は重要文化財で、三菱財閥岩崎家本邸として明治29年に完成。
設計は日本の西欧建築の父ともいわれる英国人建築家、ジョサイア・コンドル。
かつて1万5千坪を超える敷地に20棟以上の建物がありましたが、現存するのは下記の色のついている部分のみ。

とても見事だったと言われる和館が一部のみしか残っていないのは残念だ。

タイミングよくガイドツアーの時間となりました。

洋館は木造2階建て。地下室つきの本格的なヨーロッパ式邸宅。
装飾には17世紀のジャコビアン様式を見ることができ、全体的にはイギリス・ルネサンス様式が取り入れられています。
<ジョサイア・コンドル>
1852年、英国ロンドンに生まれる。
明治10(1877)年、日本政府の招聘により来日。
工部大学校造家学科(現・東京大学工学部建築学科)の初代教授に就任し、日本で始めて本格的な西欧式建築教育を行った。門下には東京駅の設計で知られる辰野金吾。赤坂離宮を設計した片山東熊など、近代日本を代表する建築家がいる。
鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂など多くの洋風建築も設計し、のちに日本最初の建築設計事務所を開設する。
東京帝国大学名誉教授、(日本)建築学会名誉会長・名誉会員でもあった。大正9(1920)年、日本で永眠する。
コンドルの奥さんは日本人なんだよね~。
ちなみに、以前の私のブログでもここは既に軽く紹介済み。
その時の記事は、
2009年4月10日の「旧岩崎邸の内部」

コメント
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