昨日の書き込みで、ぽんたさん及び8818君に教えてもらったマルケイ水産の名だが、ちゃんとWEBサイトも作られていて、それまた店の雰囲気同様勢いもある。見て楽しいサイトだ。しばし楽しんでいた。美しいサイトもいいけど、こんな感じはたまらない。
マルケイ水産
昨日買った「イズカサゴ」なんだけど、この魚屋に行った真の目的とは珍しい魚の発見ということで、願わくば購入して写真に残したいという欲なんだけど、やっと実現できたのがこの魚だ。正直大きな魚は高そうで手がでないし、「ギンカガミ」などは1匹買っても処分に困る。その点この魚なら食べるのも良かろうということ。
ところで写真を見ながら、なんとか「イズカサゴ」と紹介できるかなというぐらいであり、実は同定にあまり自身がない。この種の同定はとても難しい。
写真を見て、一発で判断できるとすれば、尾鰭・背鰭・胸鰭部分に中心が黒い赤色円班があること。細かく見たら背鰭12棘(きょく)8~9の軟条、臀鰭(しりびれ)3棘5~6軟条、胸鰭17~20軟条、頭と体に多くの皮弁があること。胸鰭の上腋部に1枚の皮弁があること。などで判る。写真を見て数を数えてみるけど、まあだいたいそんなもん。現物があると良かったのだけどすでに食べちゃった。
世間でオニカサゴと言われるのが一般的にこの魚だけど、標準和名の「オニカサゴ」は極めて判断が難しく、さほど大きくならない。(20~25Cm程度)
このイズカサゴはよくフサカサゴとも混同されがちのようだが、慣れてくれば、最初の判断基準の赤色円班で区別できるようだ。フサカサゴの尾鰭にはこの斑点がほとんど無い。
マルケイ水産で見たカサゴ類だが、標準和名「カサゴ」や「アヤメカサゴ」と共に陳列棚に並んでいた。並べてあると容易に別魚だと判るのだが、このイズカサゴは特に大物が多い。4~5匹はいたんだけど購入した30Cm程度の魚が一番小さくて、あとは35~40Cm程度。かなり高いだろうと、最も小さいのを手にした。
ちなみにこの魚は深場(水深100~150m)に生息し、成長も遅くこのぐらいのサイズになるには数十年かかるようだ。調査された35Cm程度の魚が推定年齢42歳という記事も見つけた。購入した30Cm程度のものでも10年ぐらいのものだと思われる。そう思うと大事に食べなきゃと思う。
購入した魚は重量にして500gちょっと。そして価格も500円ほどだったんだけど、この価格が高いかというと、とんでもなく安いよう。WEBで相場を調べてみたら、ストアー価格だと500gで1500円程度という記事を見つけた。
そしてとても美味な魚だと至るところで見かける。実際美味しかったけど、これはお得な買い物だったと思う。
ちなみに世間で高級魚(この魚もそうだけど)と言われる魚が、宮崎だととても評価が低い場合がある。たとえば「イトヨリダイ」「アマダイ」などがその例だ。
マグロ・ブリ・マダイなどが流通で一般的で、それ以外の魚は受け付けないという需要。おかげ様で珍しい美味しい魚を安く購入できるのだ。
そんな魚を求めてマルケイ水産に行くのである。
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マイケル・・・
What's Michael? ・・・・
小林まこと・・・
1・2の三四郎・・・
高校美術部・・・
8818君・・・
うん。結びついた。
>ぽんたさん
手料理できません。魚をさばくぐらいです。
先日は家内との連携で、私が魚の下ごしらえをして、から揚げと甘酢あんは家内作でした。
最近ちょっと料理してみたい欲があります。自分で創作的な料理できないかなと。納得できるものができればご招待します!
マイケル・・・そう思ってました。(笑)
で,2,3年前に魚好きの同僚に教えてもらったのが「マルケイ水産」
話していくうちに「マイケル水産」=「マルケイ水産」という落ちがついてくるのです。
でも,車でさぁーと通り過ぎたら「マイケル」に見えるよね・・・見えない?