Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

地方紙は痴呆なのか。

2014-04-08 22:00:50 | 日記
地方紙の読者の投稿の欄に目を通せば、後期高齢者の投稿しか目につかない。久し振りに40代の投稿があったので読んでみた。「携帯電話普及で自筆離れが心配」という内容。まさに新聞社が高齢者をターゲットにした投稿ものを掲載していることにガッカリ。
携帯電話が普及して、何年経つとかの問題ではなく、情報のやり取りは、電話をつかった「言葉」で物事を済ませることが可能になってから半世紀以上たっている。自筆でのみ心が伝わるみたいな文面だったが、「伝える」ことが言葉であるか、文字であるかの違いを理解出来ていないまま、テクノロジーを非難しているってことは、「言葉」と「文字」の違いを理解できてきないか、「心を伝えること、読み取る」ことが必要とされる読書をしたことがない人なんだろうな、と。
「伝える」ことが耳から聞いた言葉だけであれば、記憶を辿るしかない。文字だとすると媒体が紙であれ、電子化したものであれ、あとから再確認することは可能である。
実際経験したのだが、メールの整理をして「あのとき、あんなやり取りをしたっけ。」とか、鮮明に思い出すことができた。
「災害時の輻輳」を難点に上げた自体で「自筆離れ」からズレ、単なるケータイ文化の批判になっていることが残念。
都道府県で高齢化率ナンバーワンということは、講読者の割合もその値通りである。高齢者はケータイ文化を否定的に見ている部分が多い。80代でもスマホ、SNSを使いこなす人々が増えている。もうちょっとそんな現実にスポ
ットをあててもいいのではと。「ケータイ文化の是非」については議論されたものの、結局、答えが出ないままに現在まできていることであり、「何を今更?」っていう内容的に?な投稿を載せるってことは、余程投稿者がいないんだろうなと。やはり、地方紙は痴呆なのか。だとすれば、そんな地方紙は購読しなければ良いのだか、チラシの量が全国紙と差がある。安売り情報取得のために我が家は購読しているのが現実。

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