Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

地域はいつ起きるのか。

2015-05-14 23:08:07 | 日記
田舎のまちおこし企画では「スポーツもの」が利用される。昨今の「マラソン」「自転車」は最たるもの。必ず「企画会社」がコーディネートする。その会社は、大体運営を地元住民をメインにした「ボランティアスタッフ」で賄い、必要経費以外は懐に、みたいな。。。
知恵が行き詰まり、限界集落までカウントダウンみたいな地域には「渡りに舟」なのかもしれない。しかし、そのイベントが継続できるかといえば大きな?が残る。3回目までは惰性で続くと思われるが、それ以降はかなりの工夫が必要。
大体、企画会社自体、「疲弊した地方」の立て直し、なんてアタマの片隅にさえ、あるはずはない。ただドライに「楽して稼ぐことができる場所」としか思っていない。「その場所に水が欲しい人がいれば、売ればいい」という簡単な意識しかないはず。その企画をダシにして、見え見えの我田引水をしているような輩は問題外の外だと思う。

「自助」「共助」が世の中大事。人は「共助」と叫びながら「自助」を忘れてしまっているのが現代なのか。
「自助」 を何もしないで、「交付金」「補助」制度を活用するのは、個人、自治体も同じ。それをけしかける企業が後ろにいる。こんな構造で国内がボロボロになり、ツケを国外に求めざるを得なくなったのは遠い東の国の話ではなく身近に感じられるようになった。
クダラナイ妄想が大きくなってしまったが、基本的にイベントを企画するのであれば、小規模からスタートして、徐々に拡大させるのが普通だと思うが、なにしろ限界集落には時間が無い。だから、企業の力を利用しなければならないということも理解できるが。
「共助」を隠れ蓑にした、見え見えの我田引水みたいなイベントは競技参加者以外からも大きな地域のイメージダウンにつながる。イベント参加者の口コミが、全て「もう二度と出ません」「最悪」「最低」とかの言葉で埋められたような、何処かのランイベントみたいな企画は実施しないでもらいたい。