⑨ 除染
福島県内では、住宅、それも小さな子供のいる家庭を最優先して
除染が続いています。
基本的には、1時間当たり0.23msv以下を目標にして除染する、として始められたはずですが
現在この目標は極めてあいまいです。
”除染の風景”を見てみましょう。
住宅除染は、このように足場を組んで、
軒先、雨どいのふき取りを行います。
ただし、事故後1年半以上経ってから
実施し始めたため、特にトタン板屋根などでは
拭き取りをしても、放射能の低減効果はあまりありません。
写真左は公共施設における除染風景。
中央と右は一般住宅やアパートでの汚染土の保管状況。
この汚染土の搬出は、2015年中といわれているが、
是非その計画通りにしてほしいものである。
ちなみに、二本松市における除染事業の概要は次の通り。
計画戸数は約2万戸。3月時点でこのうち70%が完了。
(この数字をどう見るか。
少なくとも、30%の住宅つまり600戸ほどは
4年以上も高線量下の置かれていた!)
市の2015年の除染予算は、327億円(市の一般予算は250億円)
二本松市では市内の150あまりの事業者が共同組織を作り
除染にあたっているが、他市町村では、大手ゼネコンが
請け負っているところが多い。その場合約3割がゼネコンのもうけ
になるといわれている)
福島県内では、住宅、それも小さな子供のいる家庭を最優先して
除染が続いています。
基本的には、1時間当たり0.23msv以下を目標にして除染する、として始められたはずですが
現在この目標は極めてあいまいです。
”除染の風景”を見てみましょう。
住宅除染は、このように足場を組んで、
軒先、雨どいのふき取りを行います。
ただし、事故後1年半以上経ってから
実施し始めたため、特にトタン板屋根などでは
拭き取りをしても、放射能の低減効果はあまりありません。
写真左は公共施設における除染風景。
中央と右は一般住宅やアパートでの汚染土の保管状況。
この汚染土の搬出は、2015年中といわれているが、
是非その計画通りにしてほしいものである。
ちなみに、二本松市における除染事業の概要は次の通り。
計画戸数は約2万戸。3月時点でこのうち70%が完了。
(この数字をどう見るか。
少なくとも、30%の住宅つまり600戸ほどは
4年以上も高線量下の置かれていた!)
市の2015年の除染予算は、327億円(市の一般予算は250億円)
二本松市では市内の150あまりの事業者が共同組織を作り
除染にあたっているが、他市町村では、大手ゼネコンが
請け負っているところが多い。その場合約3割がゼネコンのもうけ
になるといわれている)