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★元阪神タイガース・井川慶投手応援ブログ★

課題はセットポジション

2006-06-14 11:31:38 | 井川慶
楽天8-7阪神

6回8安打5失点。4回と5回の失点は、フェルナンデスヒット→山崎フォアボール→礒部タイムリーという全く同じパターン。同じ人に打たれすぎだよなぁ。そして、何でそんなに山崎を歩かせてしまうの?特に5回は2アウトランナーなしからの失点だったから、山崎で切って欲しかったよ!いずれも0-3からなんとか2-3までもっていきながら、最後は結局ストライクが入らずフォアボール。なんかもう、0-2にした時点で負けてる気がするよ...。

何なんでしょう?5者連続三振(その辺見てないけど球速はかなり出てたらしい)で調子が上がってきたのかと思ったら、ランナーを許した途端にガタガタと崩れていくってのは...。そんなにセットポジションで投げづらいのなら、いっそのことランナー出しても普通に投げりゃいいじゃんとか思ってしまいますよ。走られようがなんだろうがランナー無視して、バッターひとりひとり打ち取っていったら?・・・というわけにもいかないか。クイックは下手な方ではないと思うんだけど、どうしてこうも効率よく点を取られてしまうんだろう。
そういえば、先月千葉マリンで好投したときに、山田久志さんが井川のセットについて指摘していました。

もう1つ気になったのはセットポジション。これまでより、やや重心を低くして投げていた。本人の工夫だと思うが、スタイルを変えるということは、これまでしっくりいってなかっただろう。ただ、そんな工夫をしても、セットではやや球威が落ちる感じがあった。3回無死二塁のピンチで堀にセンター返しをされ先制点を許したのは、その典型例だった。

うーん、まだしっくりいってないのかなぁ。セットで投げればある程度球威が落ちるのは仕方ないような気もするんですが、他のピッチャーは違うの?
ところで、今年の井川のこれまでの奪併殺は3つだけです。ちなみに下さんと江草は10。ピッチングスタイルが全然違うので比べても仕方がないけど、やっぱりランナー出してもゲッツー取れる術を知ってるとだいぶ楽になるだろうなぁ。といっても、去年は24奪併殺なのでもともと少ない方ではないはずなんだけど、今年はゲッツーで切り抜けたっていう印象が全然ないや。
とにかく、次回までになんとか修正してくれることを願うのみです。

井川のことはさておき、楽天は何をしてくるかわからないと思わせるようないやらしいチームになりつつありますね。10回の両チームの攻撃の違いがそれを表していたように思いました。ノーアウト1・2塁の場面でバント失敗で全くランナーを進められないままチェンジを迎えた阪神と、同じ状況からバントヒットで満塁にし、ノーアウトのままタイムリーでサヨナラ勝ちした楽天。
はっきりいって、楽天の選手の方があらゆる状況に対して臨機応変に動いている気がする。阪神は打つ方にしても守る方にしても、ここはバントといったらバント!みたいな勝手な決めつけが多すぎる。相変わらずエンドランはほとんどないし、バスターなんて考えられないし、ましてスクイズなんてありえないし。もういっそのこと最後はオッキーにスクイズでも決められて負けちゃえばよかったのに!もし、岡田監督が楽天の監督になったらどんな采配をふるうのか見てみたいです...。
これで対戦成績は2勝2敗のタイ。このままいくと負け越しも十分考えられますね。はぁ~あ。


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