今季初勝利☆

阪神５－２横浜

井川慶さん、今季初勝利おめでとうございます！今日のあなたは“普通”でした。ストレートがものすごく走っていたわけでもなく、チェンジアップがキレまくっていたわけでもない。あ、でもコントロールは結構よかったね。
井川が普通に投げたらこれくらいのピッチングはできるっていうことをひさびさに証明してくれた気がしました。

６回までは井川にしては球数も少なく、３者凡退に打ち取るイニングも多かった。打線がチャンスを作りながらなかなかあと１本が出ずに、得点は金本のソロＨＲの１点のみという非常に重い展開だったけれど、テンポよく投げていたと思う。
そして、７回。先頭の小池をツーナッシングに追いこみながらもセンター前へはじき返される。続く金城の打球は、シーツのグラブをはじいてライト前へ。ノーアウト１、３塁。打席には４番・佐伯。
ここは絶対三振を取って欲しかった！！！ツーストライクに追い込んでいたし、行けると思ったんだけどなぁ。佐伯の放った打球は、ショートの定位置に飛んだと思われたのに、何故か鳥谷は逆を突かれて２塁ベース方向へ動いていた。あれ、なんだったんですかね？打った瞬間は、よしゲッツー！と思ったんですが・・・センターへタイムリーヒットとなってしまいました。うーん、でもやっぱりここは三振だよなぁ。
さらに、２点目は村田に初球をレフト前へ持っていかれる。できることなら、逆転となる２点目はなんとしてでも与えて欲しくなかった。また村田に打たれたってのが・・・。まあ、それでもよく２点で凌いだと思った方がいいのかな。
８回もいきなりツーベースを浴びてしまったけれど、なんとか０点で切り抜けることができた。これが大きかったと思う。それにしても、なんだか打球がサードばっかり飛んで怖すぎたんですが！やっぱどこのチームも「困ったときのサード狙い」って感じなのか？もうほんと見てるこっちはスリル満点ですよ。よくホームでアウトになってくれたもんだ。
そんなこんなで、１点ビハインドのまま８回で降板。しかし、その裏に打線が４点を援護してくれて、見事井川に勝ち星がつきました。ウェイツーありがとう！藤本もありがとう！

お立ち台で藤本が言ったセリフ。
「井川があれだけがんばってくれてたから、なんとかしたい一心で打ちました」
試合終了後にベンチでナインを迎える井川に、やさしくポンと頭を撫でてくれた矢野の姿。
それがものすごく嬉しかった。
そして、何より、勝利に喜ぶエースの笑顔を見れたことが嬉しかった。


２００６年の井川は始まったばかりです。言っとくけどまだまだこんなもんじゃないよ！！！


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