アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

新馬山屋『モムチャン・スープ定食』

2005年01月20日 | 美味美食
思わぬきっかけで2台目の車を購入することになったので(詳細は後日のブログにて)すっかり金欠になってしまいました・・・。お財布の中が寂しくなってしまった私は、お手頃で美味しいランチの食べれるお店はないかとランチライムの赤坂をぶらぶら歩いていると、新馬山屋の店先に「本日のランチ:モムチャン・スープ定食 690円」とあるではないですか。『モムチャン・スープ』なるものに心惹かれた私は躊躇わずに入店してみました。他店ならいざ知らず、新馬山屋は自家栽培した有機野菜で作ったおかずが出たり、以前食べた日替り(週替り?)のチャジャン麺もなかなか本格的だったのを覚えていたのでそうそう外れることはなかろうと思ったわけです。
入店する店員さんに「『モムチャン・スープ』って何ですか?」と聞くと
「カムジャタンみたいですよ」という店員さん。
すかさず「モムチャン(モムは体、チャンは最高の意)ってのは韓国の流行語ですよね?」と続けざまに聞くと
「ペ・ヨンジュンがモムチャンですよね。うちのママは体に最高いいという意味で『モムチャン・スープ』と名づけたんですよ」(新馬山屋は健康志向のお店なのです^^)との答えが。
百聞に一見に如かずってことで料理が出てくるのを暫く待つことに。
ついにその姿を現した『モムチャン・スープ』は見た目は確かにカムジャタンそっくり。スープの中にはじっくりと煮込まれた豚の背骨がいくつか入っています。まずはスッカラックでスープを一口。う~~~ん、マシイッタ!スープの色は真っ赤なのにちっとも辛くなく、ニンニクの効き具合もちょうどよくて体の中に染みとおっていくようです。カムジャタンと異なるのはジャガイモの代わりに里芋が使われていること。とろみのある里芋とまろやかでコクのあるスープとの相性もぴったり。まずは4種類のおかずとご飯(白飯、麦ご飯、玄米ご飯から選べます)、スープの具を交互に食べ、時折、豚の背骨をスープから取り出しては骨についてるトロトロの肉を頬張ります。スープの中の具が少なくなってきたところでご飯をモムチャン・スープの中へ。こうするとスープ最後の一滴まで美味しく食べられちゃいます。
わずか690円でこんなに美味しいランチが食べれるとは思いませんでした。体に優しく、財布に優しい極上ランチですね。それにしても欲張って食べ過ぎたみたいで猛烈な睡魔が押しよせてきています。。。