🌸さらすな日記🌸

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性同一性障害についての作品「つるばら、つるばら」「ぼくのバラ色の人生」

2017年12月09日 | 映画・ドラマ

大島弓子さんという作家さんは、先見性の明があるのではないかと思います。
バブル以前に、「性同一性障害」について描かれたこの漫画では、主人公の少年は自分は女の子だという自意識を生まれつき持っていて、男であることにずっと違和感を感じています。
ただそれだけでなく、「夢に出てくる運命の男性と結婚する直感」という、もうひとつの要素もあるのですが…。



ともかく主人子は大人になると性転換手術を受け、そして最終的には、その運命の男性と出会うことに成功するのです。
それは本当の意味で、「最終的には」なのですが…。
それまでには多くの困難がありますが、それでも主人公はどうしてもそうぜずにはいられないのです。

このちょっと切ないハッピーエンドの漫画を読んだ十数年後、フランス映画の「ぼくのバラ色の人生」という映画を観ました。
これがもう、「つるばら、つるばら」をパクったのではないか!?と思うほど、似ているのです。


この映画でも主人公は、生まれつき自分が男の子とであることに違和感を感じている少年。
そんな主人公を、戸惑いながらも見守る家族ですが、漫画と違ってこちらでは一家でいやらがせを受けるなど、性同一性障害者を持つ家族が被害にあうエピソードも描かれています。



「つるばら、つるばら」の主人公と同じように、この映画の主人公もまた、夢は普通のお嫁さんになること。
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「つるばら、つるばら」では、本当に「運命の男性」を最終的には見つける主人公ですが、「ぼくのバラ色の人生」の主人公の行く末は、特にわからないまま終わっています。
ただ、今がそうである以上、そうであるしかない…。
親はただ、そんな息子がそれでも元気に生きていくことを見守るだけのだと…。

性同一性障害の人が性転換して、しっくりくる性になったところで、心から愛し合えるパートナーと出会えるかどうかはまた別問題です。
さらに「前世」という概念をもつ私は、性同一性障害に対して、どうしてもすぐに「単に前世で女だったかか
らでは?」と思ってしまいがちです。
「今回は男の人生に挑戦するために生まれて来たんじゃないだろうか…」と、ちょっと批判的な心情を持っています。
「性転換手術を受け幸せになれました、ヨカッタ、ヨカッタ」でいいのだろうか?と思ってしまうところがあります…。

難しい問題ですね…。



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