ひみちゅ

ウハウハの秘密

こころにあてぬ手紙

2009-06-16 08:27:50 | 意見、物申す
T試験官様
梅雨時のうっとうしい季節になりました。先日来、一般路上マニュアル車免許証取得につき、試験官ありがとうございました。やっと実技試験6回目にて取得できまして、ありがとうございました。
この二ヶ月間に、さまざまな人間模様を見た気がします。
 免許取り消し後、四年間無免許で運転後、事故を起こして逮捕8日間拘留された方が、このたび、晴れて私と一緒免許取得されました。またそれ以前では、飲酒運転後当て逃げをして、出頭し免許取り消しになってから、パチンコ屋に住み込みで仕事をしていて、8年間を過ぎて、やっと免許取れたという方。奥さんが、出産でその当時非常に大変だったという話を聞きました。また、十年前に離婚をして、そのときに、夫婦喧嘩をし、大型・大型二種まで持っていた方が免許返納して、やっと取れたとの話を聞きました。
 
当の私はというと、普通免許が平成20年4月22日が期限のところ、本年三月になって、切り替えだと一年間違えて申請に警察署に出向いたところ、これは、二俣川ですよと係りの方に言われて、試験場に行ったところ、普通車の免許を失効ということで、今回再取得でした。
 
学科試験・もしくは適性検査・講習で発行されると思っていた運転免許が、こんなにも大変な事態になるとは、夢にも思いませんでした。
 一度目は、手続きだけで、学科試験二回目91点で合格、娘の自動車学校の問題集を借りて、勉強しました。内容は、最近変更になった法令や法規など、およそ理解できない感じがいたしました。また三択の問題など危険予知?問題だとか、なんと難しいやら。
さて、実地実技の試験でした。四月からほぼ毎週、試験場に通いました。最初は背の高いゴマ塩スポーツ刈りの教官でAコース、道の案内もよくわからないままでしたので、途中自主コースで二回地図を見ましたが、やはりよくわからず、不合格。二回目、試験官は太った年配の方でしたが、Dコースで、やはり自主コースわからず途中で地図を見て、そのとき停車した位置が、歩道のない路側帯なので、いったん停止後でないと・・ということで、減点超過、不合格でした。三回目、T試験官一回目、方向転換できずに、不合格に、四回目T教官二回目で、Fコース途中で、「信号無視だ」という発言をされたので、それが自分のことと思い、緊張してしまったとき、「横断歩道を見落としていたよ」ということで、縦列もうまくいかなかったようだし、それで不合格。五回目で、お名前は存じ上げませんが、ちょっとコワモテの試験官で、Eコースの帰り自主コースにて、ニュータウンどおりの信号にて、黄色から赤に変わりばなで停止してしまって、停止線から出てしまって、試験中止でした。
この間、試験場近所の二俣川自動車教習所に行って、「取得時講習」なる救命救急法、高速道路教習を一日。それと、試験コースを路上講習で二時間で第三回目の試験に臨みましたが、結果は前述のように、あえなく不合格でした。そして今回でした。 結果は上述のようです。 
さて実は、なぜ手紙を書いているかというと、自分の不甲斐なさが、今回の状況を生み、学科試験・実技試験ということですが、時間的・金銭的に非常に苦しく、いわゆる普通の状況と違ったところで、「いつもはこんな運転してないぞ」ということを、アッピールすることで、何回も試験しなければならなかった事への反省と、道路交通法の規定かもしくは運転免許の規定かはわかりませんが、「うっかり失効」の厳しさについて、本当ならば、免許停止処分などにしていただいて・・・・と思ったからです。免停は、すでに取得してある免許証なので、試験がないわけで、講習などで再度発効するわけですが、今回の失効の場合、「いつ取れるか」確実に取得できるのかなどが、まったく不透明な状況があり、何らかの解決策がないかと案じたからです。
 6ヶ月以内だと講習のみで、一年以内だと仮免、それ以上だと完全再取得。この6ヶ月と一年以内の落差はまことに大きく、私は、「もう、とらなくっていいや」と途中で思い大変な意気消沈を三度経験いたしました。こんな状況はいまだかつてなく、私の人生にとっても、大変なショックでした。今回合格点をいただき、こんな手紙までとお思いでしょうが、このお話を、聴いていただける方は、ほかにいるわけでなく、試験官にお話したかったわけです。
 また、新しい法規や、ルールが発効しているわけで、それについては、運転免許証を持っている全員に連絡できていないじゃないかとか、ここがこう違ってるんだといった指摘などがないのが、やはり不可解だったりします。
 しかしながら、試験場の試験官、教官は「偉いな」とも思います。頭が下がります。学科や、処分を決める警官の方は、毎日毎日同じ事を繰り返してるわけで、息が詰まっちゃうんじゃないかなーとか、実技の試験官の方は、いつも緊張して、毎日違う人に運転させ、危険なところをかいくぐっているんだなーとも思います。
ほんとに、頭が下がります。感謝とかでは言い表せられない感情がわいてきます。
 「地道に着実に」が警官の皆様かもしれませんが、仕事という意味でも、これからも厳格に、元気よくお願いしたいと存じます。
 最後に感謝とお礼を述べさせていただきます。ありがとうございました。
たまには、息抜きなどをしたいとき、こちら方面にお越しください。水と緑にあふれた地域です。反面、何もないということでもありますが、都会の喧騒にはない、空気や色そして人情があります。どうぞお越しください。歓迎いたします。では気候不安定な時期でございます、お体ご自愛いただき、専心職務の遂行にお励みください。
お付き合いいただき ありがとうございました。