友限快写

フォトコンテストを楽しんでいます。
OCNブログ人から移行、【友限快写】として再出発します。  2014,9,5

奮戦記1

2007-02-10 20:30:53 | スナップ、風景写真

            デジタルカメラ奮戦記

長年銀塩カメラを使用して来ましたが、時代の流れに乗り遅れない為に、デジタルカメラの勉強を始める事にしました。
初歩的な事から疑問点も多く、皆様のアドバイスを、お願いします。
‘06.9.30

【2006年9月吉日 NikonデジタルカメラD2Xsを購入】
交換レンズをデジタルカメラに取り付けると、焦点距離が1.5倍になるので望遠レンズも超望遠レンズになるが、反対に広角レンズは画角の不足が予想される。
多重露出など、数々の技法を良く使うので、データー撮りには便利そうだ。
まだ一枚もシャッターを切っていないので、楽しみと不安で一杯です。

【記録の画質モード】
大伸ばしする事が多いので、最高画質のRAW(非圧縮)のみで記録してみる事にする。
コンパクトフラッシュカードは、書き込み速度の速い(タイプⅢ)の2GBを使用してみよう。

【9月23日 芸北地方、祭りの撮影】

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いきなり夕方と夜の撮影だったが、F5のフイルムカメラを使用しているせいか、よく似ているので、操作に慣れるのにあまり時間はかからなかった。
35ミリカメラも持っていたが、なぜかデジカメの方ばかりシヤッターを切っていたのは、何故だろう?
今までは広角ズームレンズは20~40ミリを使用していたが、広角側の画角が不足と思い、12~24ミリに付け替えて使用してみたが、まだ広角側に不満が残る。
スナップ撮影では、ノーファインダーで撮影する事も多く、撮影後の液晶モニター確認が出来るのは便利だ。

【画像の取り込みと編集】
RAW(非圧縮)で撮影したものを、パソコンに取り込み、使い慣れたAdobe Photoshop Elements2.0で画像編集しょうと思ったが出来ない。
RAWデーターは撮影後のフイルムみたいなもので、現像しないと画像処理や加工は出来ないらしい。
現像は、別売りのソフトウエアが必要なので、ゆっくり対応策を考えてみよう。
早速、カメラとテレビのビデオ端子をつないで、画像をみたが、ブラウン菅のせいか写真らしくない、実感が沸かないのでパソコンのモニター画面で、いつもの如く反省する事にした。

【JPEG画像の最高画質】
普通の撮影は画質JPEGで十分だと思った。最高画質は、画質モード(FINE)、画像サイズ(L)JPEG圧縮を(サイズ優先)に設定すると、1GBのCFカードで168枚撮影できる。
より高画質を求めるなら、112枚しか撮影出来ないが、JPEG圧縮を(画質優先)にしたい、高画質プリントも楽しめる。

【デジタルカメラに、フイッシュアイ15ミリレンズを取り付けた時の画角?】

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上の写真は、35ミリフイルムカメラに旧型のフイッシュアイ15ミリレンズ(M/F)を取り付けてみた。
当然180度の写角になるが、デジタルカメラに取り付けた場合、焦点距離が1.5倍の22.5ミリのフイッシュアイレンズとなる、どんな画角になるのか実験してみた。

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左の写真はデジタルカメラにフイッシュアイ15ミリを取り付けた時の画角
写真の変化を期待したが、結果として右の写真と同じ12ミリに近い画角になった。当然フイッシュアイ独特の樽型の画像になり、見事に期待を裏切られた。右の写真は12~24ミリのズームレンズで12ミリ側で撮影、左記と同じ条件で撮影したが、歪も無くデジタルコーティングしてあるせいか、色調も綺麗だ。(3枚の写真は同一地点から撮影しました。)

【10月1日 植物公園、花の撮影】
雨の為、予定していたスナップ撮影が、中止になったので花の撮影に行く。
マクロレンズ55ミリ(最大撮影倍率0.5倍)を取り付けてみた。焦点距離が1.5倍になるのは当然だが、最短撮影距離が変わらないので、撮影倍率もなんと、0.5倍から0.75倍位?大きくなるのにはビックリした。新しいレンズを1本買ったような気がする、冬に氷のマクロ撮影が楽しみだ。
マクロズームレンズ70~180ミリも、当然倍率が上がるので、殆どのマクロ撮影には、このレンズ1本で対応できそうだ。
一番驚いたのは、マクロレンズ200ミリ(最大撮影倍率等倍)の最短撮影距離で、ファインダーを覗いて見ると倍率が、約1.5倍位になるので、一瞬顕微鏡を見ているのかと、錯覚した。

【マクロレンズの撮影倍率の比較】

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左の写真は35ミリフイルムカメラに、マクロ90ミリ(最大撮影倍率等倍)を取り付け、最短撮影距離で撮影した。
右の写真はデジタルカメラに左記のマクロ90ミリを取り付けて、最短撮影距離で撮影、最大撮影倍率が1.5倍位に大きくなった。

【液晶モニターが曇った】
熱帯温室の前を通っただけなのに、メガネと同じようにカメラの液晶モニターが曇って、しばらく見えない状態が続いた。解っていればカメラをバックの中に入れるか、ビニール等で包むとか対処できたものを、冬にストーブで暖房の効いた部屋に入った時も同じようにレンズが曇る。
35ミリカメラを熱帯温室の中で撮影する時の対処法として、バックの中に入れたまま、しばらくし時間をかけて湿度環境に慣らしてから、カメラを取り出して撮影していたのだが、デジカメの場合、まだ新品なので湿度の高い熱帯温室の中では、あまり撮影したくないような気もする。

【水滴、曇りの対策】
秋から冬にかけて三脚にカメラをセットし、夢中にファインダーを覗いていると、顔の体温と吐息等でカメラにかなりの水滴が付く、デジカメの場合も、モニターが曇ったり、水滴が付くのは嫌なものだ。
以前35ミリカメラを使用していた時、最初はマスクを付けたり、息を止めていたが効果もなく、撮影に熱中できなかった。
数年前、困って作ったビニールカバーを、今でも重宝しているので紹介します。

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日曜大工センターで厚さ0.25ミリ位の透明ビニールを、ファインダーの大きさにカッターで、適当に穴を開けたものでOKです。
そのビニールをファインダー部分に被せるだけです。
35ミリカメラや、デジカメでも接眼部以外はビニールで覆われているので、水滴や曇りを気にせずに、落ちついて被写体が狙える。ビニールの上から、モニターも確認でき、ボタン操作も出来る。上部にタオル等でも置けば、少々の雨対策にもなる。

【RAWデータの現像】
RAW現像は、各カメラメーカーや、Adobe製品等でソフトウエアーが販売されている、もちろんパソコンを使用しなければならない。カメラメーカーのソフトウエアーは、他のカメラメーカーで撮影したRAWデーターが現像できないのは残念だ。
ニコンのソフトウエアーの場合、ダウンロードすれば、お試し版として30日間Caputure NXが利用できる。
ブラシ、ツール等すべて製品と同じように使用できるので、RAW現像はもとより、編集加工後のJPEGやTIFFの保存が出来るのは親切だ。もう少し現像について勉強してみたい。

【モノクロ設定の時、イエローフィルターの効果?】

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左の写真はカメラをモノクロに設定し、イエローフィルターを付けて撮影

モノクロフイルムを使用していた時は、コントラストを強調する為、黄色フィルターを使用していたので、取り付けてみた。白が灰色に近い色になり、コントラストが無くなった、PLフイルターなら効果があるかも?
右の写真はフィルターを付けないで撮影
カメラまかせで撮影してみたが、白と黒のコントラストがついている。課題はプリントの問題だ、デジタルは、モノクロフイルムのプリントには及ばないと聞いているので、どこまで近づけるか、引き続き挑戦してみたい。

【10月8日 周防大島、祭りの撮影】

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スナップ撮影に、マクロズームレンズ70~180ミリを使用したが、デジタルカメラでは望遠側が1.5倍の270ミリになる、それでも当日の撮影には、まだ短いので不満だ。カメラ振れにも気を使った、出来れば望遠レンズだけでもVR(手ぶれ防止)機能の付いているレンズが欲しい。
動きの早い場面で、高速モータードライブ(CH)でシャッターを切ったが、RAW(非圧縮)にセットしているせいか、思った以上に遅い、シャッターチャンスを逃している、こんな時こそISO感度を上げて撮影すべきだ。いつの間にか35mmフイルムカメラに持ち替えてシャッターを切っていた。
オートフォーカス撮影中に、急にピント合わせ位置の表示ランプが点灯しなくなり、パニックになりかけた。カメラのAFエリアモードのレバーが、いつの間にか手が触れて動いていたのだ、もっとカメラの操作を、熟知しなければと反省する。

【撮影データーの解析】
パソコンモニターで画像を拡大した時、祭りの終り頃の大事な写真に、ピントの甘い画像が数枚あり、何故か納得できない。後で撮影データーを解析してみると、絞りダイヤルに手が触れて動いたのだろう、ピンボケと思ったら絞りが最小絞りになっているのでシヤッター速度が1/15秒と記録されている、原因はカメラ振れだ。シャッター音が変だなと思ったので、その時に気付くべきだった。失敗の原因も解析すると納得ができる。
ファインダーを覗いた時に、情報を見ると解るはずなのに、機種の違う2台のカメラを振り廻し、夢中で撮影していると、それさえも忘れてしまう事がある、後悔が残る。二度と同じ過ちはしないようにしょう、そうしないと反省した事にならないから…

【2006年10月22日 倉敷、牛窓の祭り撮影】

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写友5人とスナップ撮影に同行する、3ヶ月ぶりの再会である。写友たちは皆、デジカメの達人でもある。車中でデジタル談議に時間を忘れ、参考になる事を数多く学んだ。
2GBのCFカードは、RAW画像なので118枚しか撮影出来ない。夢中で撮影していると2GBも残り少なくなり、予備のCFカードは1GBしか持っていない、デジカメを中心に撮影したかったので心細かった。
ある達人はフォトストレージ(携帯用のハードディスク)にCFカードを差込み、歩きながらデーターを転送後、フォーマットして繰り返し使用している。2~3台のデジカメを使用していても、2個程度しか予備のCFカードは必要ないという。旅行にも便利そうだ、達人は偉い。
デジタルカメラにレンズを取り付けてから、数年間レンズを取り外した事がないという達人もいた。デジカメは構造上ほこりを嫌うからだ、お見事!!
当日は曇天だったので、日中ストロボも効果的に効いて、作品らしきものが1~2枚できたような気がする。写友は皆、コンテストの達人でもあり、レベルの高い話にユーモアも混じり、久々に楽しい一日が過ごせた。

【11月3日 帝釈峡の紅葉】

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今年の紅葉は、写真撮影をするのには、例年に比べると綺麗になかった。
青い葉っぱの先が、色づく前に枯れている、葉の落ちている木々も多く、紅葉した葉もアップで見るとあまり美しくないので、観光写真を撮る。

【11月3日 シャッターが切れない】
田舎の村祭りのスナップ撮影にて、中古で購入したニコンSB27のストロボを始めて使用してみた。
TTL自動調光にセットしてデジタルカメラに取り付け、シャッターを押せど切れない、M(マニュアル)にセットすると、シャッターは切れるが露出計算が面倒なので使用しなかった。
動きの早いスナップ撮影は、A(外部自動調光)で撮影する事が多いので、旧型の使い慣れたSB20を使用した。

デジカメでTTL撮影できるのは、SB600とSB800のストロボしか対応出来ないらしい、それ以外のストロボでTTLにセットするとシャッターが切れないらしい、カメラ店で聞いてみるとマニュアルでしか撮影できないと説明を受けた。
SB27がマニュアル撮影しか出来ないのは納得がいかない。後日、取扱説明書を取り寄せて見ると、強制的にA(外部自動調光)に設定できる方法があったので、ひとまず安心した。

【11月5日 三段峡の紅葉】

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三段峡の紅葉を期待して歩くものの、帝釈峡の紅葉と同じく葉が痛んでいるので、落葉を中心に撮影して歩いた。

【モノクロ設定の時、PLフィルターの効果】

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①カラーで撮影(PLフイルターなし)、②フイルターを付けないで撮影、③PLフルイルターで一番効果の効いた位置で撮影
カメラをモノクロ設定にしてPLフイルターを付けたら、フイルター独特のグレー色が全体に染まる傾向になり、白黒のコントラストが少し弱くなった。反射率の高い被写体にPLフイルターを使用するなら、効果を弱めに調整しながら使用したほうが良いのかも? 撮影者の判断に任せたい。

【失敗した画像も撮影地で消去しない】
撮影地で、データー撮りの為に写したり、失敗した画像など、パソコンに取り込むまで消去しないようにしたい。
パソコンに取り込んで、画像管理ソフトウエアPictureProjectにて、スライドショーで確認する際、例えば5枚目と10枚目の画像を2枚消去しいていた場合、80枚目の写真が78と表示される。
微妙にアングルを変えたり、画角の違う同じような写真が数多く並んでいる時、不要な画像を消去したり、編集するのに順番がわかり難く、困った事がある。
画像管理ソフトウエアPictureProjectのアルバムで、スライドショーの大きな写真を見ながら、不要な写真の番号を控え、マイドキュメント(マイピクチャ)の中のPictureProjectで、同じ番号を削除すれば、順番もわかり易く間違う事もない。続いて画像管理ソフトウエアPictureProjectのアルバムの中で、不表示になった画像を消去すればいい。
現在は、パソコンに取り込むまでは、失敗した画像も消去しないようにしている。

あとで解った事ですが、「スライドショー設定を変更」の中に「写真情報を表示」の項目がある、チェックを入れれば、写真を表示する度に、撮影した番号や情報が表示されるので、失敗した画像は現地で消去しても、スライドショーで再生した時、困らなくなった。

11月19日 断魚渓の紅葉】

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雨予報の為、予定していた宮島の紅葉を変更して、断魚渓、千丈渓方面をドライブを兼ねて撮影に行く。
車の中には、雨対策の三脚や小道具が積んであるので、ドシャブリの雨でも安心して撮影できる。断魚渓も観光写真になってしまった。

【雨の日のストロボ注意】

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道端で見つけた綺麗な紅葉を雨の中、ストロボを発光して写すものの、葉っぱに付いた水滴が反射して、白くなってしまった。
フイルムを使用していた時は、ここまで反射しなかったような気がするのに…
雨の日のストロボは、降っている雨も写るので注意しなければならない。

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