荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

こうづけ掘通りから砂町銀座へ

2019年04月18日 | 散文
東京都江東区北砂に吉良上野介ゆかりの通りが在ります。
下屋敷堀跡が道路になりました。


この一直線の道です。
こんな長い堀に囲まれた屋敷でした。


元禄の泰平期に起こった赤穂浪士の討ち入りで有名になった人物ですが、町興しになると思うのに、誰も記念祭とかを催そうとしません。
それどころか、この堀跡を詳しく知ろうとしません。
かく言う私も、この堀跡の左右どちらに屋敷が在ったのかも知りませんし、調べようとしません。


領地では善政をしいた人物らしいですが、やっぱり世間での敵役は人気にならないですね。


例によって、1本南の路地へ行きます。


東京下町の有名商店街「砂町銀座」です。
店を見ながら行きます。


地区全ての小学校の上履きがあります。


穏やかな春の陽射しの下を行きます。


けっこう賑わう商店街です。


昼間っからカラオケです。
看板を良く見ると、「紘海ハル」とあります。
祭りでもないのに、歌手の営業でしょうか?
服装は一般人です(後で調べたら、シンガーソングライターらしい・・・)。


おばあちゃんが自転車で通ります。


おでん種の店です。


少し前に、西川峰子さんがここで練り物を摘みながら、ワインをがぶ飲みしているTVを見ました。
「このつまみに合うワインを持って来い」とか言って・・・


懐かしい風景が続きます。
郷愁を誘います。


振り返ります。
通行人の平均年齢が高い商店街です。
今日も平和です。




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