荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

自転車が戻った相撲部屋/2018年夏

2018年08月12日 | 散文
猛暑日の陽射しに自転車が光っています。
名古屋場所に相撲取りと一緒に行っていた自転車が相撲取りと一緒に帰って来ました。


名古屋場所で初優勝した関脇御嶽海が居る「出羽海部屋」です。
御嶽海によって、出羽海部屋は38年振りの優勝です。
名門と言われています。


部屋の前には「高札」に似た紹介文があります。

「出羽海部屋(出羽海一門) 
師匠は、十一代・出羽海昭和(元小城ノ花)。
出羽海部屋は、現存する部屋では最多の九人の横綱を輩出したほか、三人が相撲教会理事長を務めるなど、相撲界の名門中の名門、十二部屋からなる出羽海一門の中心です。
その歴史は古く、初代・出羽海は、天明から寛政年間(1781~1800年)に活躍した前頭筆頭・出羽海金蔵(のちに、運右衛門)で、年寄資格を得て、出羽海部屋を創設しましたが、文化五年(1808)に部屋はいったん閉じられたとされています。


現在の出羽海部屋は、文久二年(1862)、桂川立吉が出羽海を襲名、出羽海部屋を創設したもので、以来、今日まで連綿と継承されてきています。
大正六年(1917)一月場所から大正十年(1921)五月場所まで、十場所連続で出羽海部屋所属力士が優勝(栃木山五回、大錦四回、常ノ花一回)していますが、これは現在でも破られていない大相撲記録です。」
ホントに「名門中の名門」なんですね。



出羽海部屋の直近の部屋は、裏側の通りにある「井筒部屋」です。
ここでも自転車が帰って来ていました。


ここは関取一人の小部屋ですが、そのたった一人の横綱鶴竜が先々場所に連勝したばかりです。


ここにも紹介文があります。


「井筒部屋(時津風一門)
師匠は、十四代・井筒好昭(元関脇・逆鉾)。
明治時代、七代・井筒(第十六代横綱・初代西ノ海)によって創設。昭和十九年(1944)九月、九代・井筒の死去に伴い一時消滅。
昭和二十九年(1947)六月、元幕内・鶴ヶ嶺道良が十代・井筒を襲名し、井筒部屋を再興しましたが、昭和四十九年(1974)四月、十一代井筒は井筒の年寄名跡を返上、陸奥を襲名、陸奥部屋へ名跡変更し、井筒部屋は再度消滅しました。


同年七月、九重部屋所属の第五十二代横綱・北の富士が引退、十二代井筒を襲名、九重部屋から分家独立して井筒部屋を創設しましたが、昭和五十二年(1977)十一月、十一代・九重の死去に伴い十二代・九重を襲名、九重部屋を継承したため、井筒部屋の名跡はここでも一時消滅しました。
翌月の同年十二月、君ケ濱親方(元関脇・鶴ヶ嶺)は、昭和四十七年(1972)、井筒部屋から分家独立、君ケ濱部屋を創設していたが、十三代・井筒昭男を襲名、部屋名称を井筒部屋に変更し、今日に至っています。」



その井筒部屋直近の相撲部屋が、名門「春日野部屋」です。
自転車の列が眩しいです。
先場所、栃ノ心が優勝して大関に昇進しました。


ここにも紹介文がありますが、これは両国界隈の部屋だけにあるものです。
つまり、墨田区の観光事業の一環なのです。


「春日野部屋(出羽海一門)
師匠は十一代・春日野清隆(元関脇・栃乃和歌)。
大正十四年(1925)五月、第二十七代横綱・栃木山(八代・春日野剛也)が、出羽海部屋から分家独立し、創設しました。
昭和三十四年」(1959)十月、八代・春日野の死去に伴い、部屋所属の第四十四代横綱・栃錦が現役のまま九代・春日野を襲名、部屋を継承し、昭和三十五年(1960)、現役を引退するまでの間、二枚鑑札で部屋経営にあたりました。また、九代・春日野は、昭和四十九年(1974)から同年六十三年(1988)まで日本相撲協会理事長を務めました。


平成二年(1990)一月、九代・春日野の死去に伴い、部屋付の中立親方(第四十九代横綱・栃ノ海)が部屋を継承、十代・春日野晃将を襲名しました。
平成十五年(2003)二月、十代・春日野の定年退職に伴い、部屋付の竹縄親方(元関脇・栃乃和)が十一代・春日野を襲名し、部屋を継承、今日に至っています。



出羽海部屋から「直近、直近」の部屋を辿て、ここまで来て気がつきました。
ここ四場所優勝力士を輩出した部屋です。


その前までの優勝力士はずっと、白鵬(両国の隣の緑から墨田区八広へ移転)、日馬富士(江東区毛利)、稀勢の里(江戸川区東小岩)、豪栄道(足立区舎人と、もう埼玉との県境)と東京の中央部から郊外へ、琴照菊に至っては、とうとうお江戸を離れて茨城県でした。


これは、両国組の再興の波が来ているのか?
そんな予感です。


じゃあ、九月場所は御嶽海の連続優勝で、名門中の名門部屋に大関誕生か!
両国に活気が甦る、のか?
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