荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

堀切で「氷川神社」に出逢った。

2024年01月28日 | 散文

堀切の路地を走っていたら、茅の輪に出逢いました。こんな時期に茅の輪を見るのは初めてです。旧暦で行事を行っているのでしょうか?

 

珍しさもあってお参りします。作法どおりにくぐります。

 

 

この界隈の紹介です。「江戸・東京の農業  下千葉小カブと糸ミツバ 」 へえ~、「下千葉」の 地名は初めて聞きました。興味を惹かれたので読みます。「下千葉は、かつて南綾瀬村大字下千葉(現在の葛飾区堀切周辺)と呼ばれ、小面積で短期間に多収穫をあげる、いわゆる野菜の集約農法の先進地として発展した所です。  なかでも、『小カブ』と『糸ミツバ』は肥沃な土地と大都市近郊という好条件に恵まれて、昭和年代前半まで当地の特産品として栽培され、江戸・東京の台所を潤してきました。 

『下千葉小カブ』の栽培起源は口伝によると、江戸時代中期の頃からといわれていますが、本格的な栽培は明治末期に入ってからで、以後『下千葉小カブ』の原産地としての生産が続けられる一方で、種子とりも盛んに行われました。この種子はやがて他町村に広まって行き、各地の産地形成に役立たれました。  また、糸ミツバは大正時代初期にはかなり作られていましたが、栽培起源は明らかではありません。一説には天保年間(1830〜44)の頃、南綾瀬村の相川喜衛門が旧砂村(江東区砂町)から導入したのが始まりといわれています。その繊細な品質は、東京の市場や料理屋から高く評価されていました。  平成9年度JA東京グループ  農業協同組合法施行五十周年記念事業  葛飾農業協同組合」

由緒も読みます。

 

神楽殿も在ります。ちゃんと施設が揃った神社です。

 

お参りします。

 

左手にも鳥居が在ります。

 

左手にしめ縄が有ります。何だろう?

 

区の天然記念物です。

 

上に島みたいな物が有ります。木の芯だろうか?と触ったら乗せているだけでした。何だろう?

 

八王子神社です。先ほど由緒にありました。源頼朝由来です。

 

氷川神社の拝殿と本殿の屋根を見上げます。梅はまだです。

 

拝殿から境内を眺めます。

当然、桜もまだです。

コメント (4)
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やっぱり、「中川湯」解体

2024年01月28日 | 散文

ずっと気になっていました。燃料の廃材は在庫していたけど、営業している様子がありませんでした。今日訪ねたら、工事用シートに囲われています。

 

ショベルカーが動いています。もう住居も湯船も在りません。中川湯を解体した廃材がトラックに積まれています。

 

煙突は最後に解体するのでしょうか?

 

シャッターの場所が銭湯の玄関で、その右がコインランドリーでした。コインランドリーは銭湯休業後も動いていましたが、とうとう一緒に解体です。

 

ここだけでなく、今まで銭湯の燃料である廃材を沢山見てきました。ここの廃材も、銭湯で燃やされるんだろうか? ・・・それは銭湯として、究極の幸せな最期なんだろうな。

 

もう来ることは無いと思います。

 

在りし日の「中川湯」です。

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