荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

特別展「渋沢栄一と江東」に行ってみた。

2021年03月08日 | 散文

久しぶりに中川船番所資料館の前を通ったら、渋沢栄一特別展を開催していました。ここのところ渋沢栄一の足跡を訪ねていたので、これも縁でしょうか?私には時々こういうことが起こります。求めていたものがやって来ます。

 

案内板を見ると、昨年の10月末からやっていたのですね。入ります。

 

パンフレットです。実業家としての始まりが、ここ江東区という企画です。

 

裏側です。説明書きを抜粋します。「栄一は明治9年(1876)から12年間、深川福住町に居を構えました。今回の展示では栄一が当時住んだ福住町の邸宅、また栄一が立ち上げた様々な近代産業を紹介し、江東区と栄一のつながりをたどります。」 真ん中の写真が、先日訪ねた「渋澤倉庫」の古い写真です。

 

参考までに、先日の記事です。なお、先日紹介した住居に栄一が住んだ順番は、江東区永代(福住)、日本橋兜町、飛鳥山の順である、なんてことも学びました。

 

彼は500以上の会社を興しましたが、やっぱり思っていたとおり「渋澤」の名前が付いた唯一の会社です。

 

さて、撮影禁止ばかりなので説明が難しいのですが、要は江東区との関わりの資料です。徳川慶喜を福住の邸宅に招いたとか、江東区に造った養殖場で慶喜と釣りをしてもてなしたとかの話です。

また、「七分積金」を創設した松平定信を尊敬し、感謝の念篤く、彼の墓がある江東区の霊厳寺で100回忌を行ったとかの話もあります。

 

〈余談〉中川船番所の3階から見る景色です。昨年12月までここでカヤックを漕いでいました。コロナ禍による2回目の緊急事態宣言により、ずっと活動を休止しています。

 

窓の上にある資料です。こんな場所だったのですね!

水温む季節になりました。早く活動したいです。

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「東京メトロ新木場車両基地」から、

2021年03月08日 | 散文

「みどりと海の橋」を引き返しています。ふと、足元の絵に気がつきました。なんだろう?

 

ひょっとして、今立っている場所が電車の連結部で、その先の左右に3席あって、ドアがあって・・・あの先に左右いっぱい引かれている白い部分が連結部、ではないか!

 

そしてその先には左右に走る線路です!

 

何から何まで電車です。

 

この先に有楽町線の地下鉄駅があります。この線路は全部地下鉄に繋がっているのだ!スマホの地図には「東京地下鉄車庫」とも書いています。地下鉄はここから地下に入るのです。

 

じゃあ、地下に入る場所を見てやろうと、みどりと海の橋を戻ります。

 

やって来ました。「東京地下鉄株式会社 有楽町線工務区」と書いています。やっぱりそうだ!

 

向こうに線路があります。地下鉄は、一旦空中を走って地下に入るようです。

 

あれは?ホームに見えます。ひょとしたら、地下鉄は社屋に近いここで一旦停まって作業員などを降ろして、自らは、さっき「みどりと海の橋」から見下ろした車両基地へ行くのに違いない! また逆に行く時には、ここで一旦停まって作業員などを載せるのに違いない! 律儀な仕事をするじゃないか!

 

で、地下に入る場所を追いかけようとしたら、すぐにJR京葉線の高架にぶつかって90度左折しました。正面の金網の向こうカーブです。

ここで追跡を断念しますが、ちょっと興奮しました。鉄ちゃんの素質があるかも知れない・・・。

コメント (2)
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