荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「渋沢栄一居宅跡」を探して/日本橋兜町

2021年03月04日 | 散文

渋沢栄一は飛鳥山以外にも住んでいたことを知りました。やって来たのは彼が興した証券取引を営む会社が集まっている場所です。居宅跡の前です。

 

このビルの場所に居宅が在ったようです。

 

周りは証券会社街です。

 

日本の株式取引で有名な兜町の1丁目です。

 

隣に「兜神社」が在ります。数年前に来たことがあります。その時は渋沢栄一に興味がありませんでした。

 

改めて由来を読みます。ここにも八幡太郎源義家の足跡があります。関東は各地に義家ゆかりの神社があります。

 

本殿です。

 

屋根の上は首都高速都心環状線(首都高6号線)です。

 

 

お参りします。

 

由来書きにあった兜岩です。・・・何しに来たのか分からなくなっています。

 

そうです。渋沢栄一の居宅跡を訪ねています。

 

すぐ近くが東京証券取引所です。証券取引制度を渋沢栄一が創りました。なるほど、こんなに近い場所に住んでいたのですね。・・・居宅跡の表示が無かったけど、どんな家だったのでしょうね。

 

すぐ側に鎧橋が在ります。「兜」に対する「鎧」です。日本橋川を渡って振り返った正面右がさっき見上げた証券取引所です。

 

トイレに行ったので偶然出逢った説明板です。ここに谷崎潤一郎の「幼少時代」の文章が紹介されています。なんと!?こんな文章がありました。「・・・私は、渋沢邸のお伽のような建物を、いつも不思議な気持ちで飽かず見入ったものである・・・」

・・・こんな偶然の出逢いがありました。

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「渋沢栄一像」を探して/常盤橋

2021年03月04日 | 散文

日本銀行です。

 

背後の橋の向こうに銅像が建っています。

 

大きな立像です。

 

説明板を読みます。第一国立銀行の頭取であり、500社以上の会社を設立し、養育院の院長を務め、一橋大学や日本女子大学をつくり等々、経済人だと思っていたけどそれだけの人ではなかったのですね。改めて敬服しています。

 

その偉業に像を見上げます。

 

背後からも見上げます。鳩が顔を出しているのが愛嬌です。

 

「財団法人渋沢青淵翁記念会建立」との文字が見えます。爵位だけでなく号も持っていたのですね。ゆかりの地を巡るほど、凄い人だと認識しました。

 

ここで彼が見ている景色には、いくつかの創業した企業があるのでしょうね。

 

表から見上げます。

 

 

常盤橋の袂です。

 

帰り際に振り返ります。

春の陽射しの中の立像です。

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