荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

今日の貴乃花部屋

2018年09月26日 | 散文
昨日の引退発表会見から一夜明けた部屋前の様子です。


今にも雨が降りそうな曇り空の下、大勢のマスコミ関係者が部屋の前に集まって、無言の緊張感が漂っています。
TVで見たことがあるアナウンサーも居ます。




こちらからも覗きます。


お巡りさんが巡回しています。



さて、昼過ぎの様子です。
何となくダレた雰囲気が漂っています。

近くに立っていたマスコミ関係者に訊いてみました。
「動きあった?」
「全然」
「ここに居るの?」
「多分・・・」

この待ちくたびれて緊張感が解けた雰囲気は、あちこちで発せられている彼らの雑談を聞けば良く分かりますが、それを撮る訳にはいきません。
この組んだ足で感じ取って下さい。
引き続き当てもなく待つのでしょうね。
・・・大変な商売です。


この後、千賀ノ浦親方が来たようですね。
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2018年糸瓜忌/彼岸の庭にて、

2018年09月26日 | 散文
19日が正岡子規の命日で、21日が葬儀でした。
雨続きだったので、彼岸に訪問しました。


ブロック塀に「子規の庭」の写真があります。


室内の撮影は禁止です。
例によって庭を巡ります。


手水鉢に浮かぶ花が毎年違います。
子規は朱い花が好きでした。


その他にも、散策する人や訪れる小鳥に対する心遣いがあります。




新旧が同居する根岸の一隅です。


「小庭は余が天地にして草花は余が唯一の詩料となりぬ」


子規の句を引きながら、庭を味わいます。
「首あげて折々見るや庭の萩」


「ごてごてと草花植えし小庭かな」


「彼岸過ぎ水引草の花さきぬ」


「白萩のしきりに露をこぼしけり」


「鶏頭の十四五本もありぬべし」


「柿くふも今年ばかりと思ひけり」


「をとといのへちまの水も取らざりりき」


「痰一斗へちまの水も間にあはず」


「糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな」


私も一句。
「子規が居て朱花咲きおり根岸庵」

子規の句と並べる!?
子規庵に投句したぁ!?
厚かましさに絶句!
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