うっすらとしているようであるけれど
でも色濃く
見える気がした
門に絡みついたクレマチスが囁いた
ぷっかり浮かんだ雲を見て
今は我慢の時
心の奥、たった一つの物を信じる時
目を開けて眉間の彼方から眺めたい
空も海も
雲の流れも鳥の鳴き声も悠々と
なぜ気付かぬ
なぜ築かぬ
と、花は静かに咲いている
この星の命と一緒に
まずはミクロの世界から
この星の一番隅っこ
街の雑踏すり抜けて、自分の色を確かめて
でも色濃く
見える気がした
門に絡みついたクレマチスが囁いた
ぷっかり浮かんだ雲を見て
今は我慢の時
心の奥、たった一つの物を信じる時
目を開けて眉間の彼方から眺めたい
空も海も
雲の流れも鳥の鳴き声も悠々と
なぜ気付かぬ
なぜ築かぬ
と、花は静かに咲いている
この星の命と一緒に
まずはミクロの世界から
この星の一番隅っこ
街の雑踏すり抜けて、自分の色を確かめて