静かな森のように 固まった夕暮れ
潮の香りが 鼻先で僕に落胆する
エンドロールが始まりそうだから
僕は、鼻先に漂う潮の香りに
手を差し出して
許しを請うてみるのさ
彼女なのか彼だか知らないけど
あいつは、僕の鼻先で舌を出す
『頑張ってみるよ』
言ったところで 真実味は何処へ逃げまどう?
僕は、手を差し出すのさ
許してくれるまで
あいつに何言われても
君には 繋がらなくても
それしか、誠実ってものの示し方が
バカな僕には
分からないんだ
潮の香りは
あまりに真実味があって
僕は、尻込みしてしまうときがある
許しを請うって
果たしてそれは、何の意味があるのだろう
海の底には きっと
世界中の嘘や真が
渦巻いて眠っているのだ
静かな森の麓で
そんなことを思う
夕暮れは 固まったまま
夜へと
溶けていく
珈琲に垂らした
ミルクのように
潮の香りが 鼻先で僕に落胆する
エンドロールが始まりそうだから
僕は、鼻先に漂う潮の香りに
手を差し出して
許しを請うてみるのさ
彼女なのか彼だか知らないけど
あいつは、僕の鼻先で舌を出す
『頑張ってみるよ』
言ったところで 真実味は何処へ逃げまどう?
僕は、手を差し出すのさ
許してくれるまで
あいつに何言われても
君には 繋がらなくても
それしか、誠実ってものの示し方が
バカな僕には
分からないんだ
潮の香りは
あまりに真実味があって
僕は、尻込みしてしまうときがある
許しを請うって
果たしてそれは、何の意味があるのだろう
海の底には きっと
世界中の嘘や真が
渦巻いて眠っているのだ
静かな森の麓で
そんなことを思う
夕暮れは 固まったまま
夜へと
溶けていく
珈琲に垂らした
ミルクのように