17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

夏の霧

2015-07-11 12:03:47 | 日記
夏の霧
 一切を海霧が隠せり海の音   茂里正治
夏霧やあてにならない有識者    拙


霧は秋の季語なので、今頃の霧には夏か付く。山地や海辺では夏にも発生する。太平洋上を南よりの風に乗ってきた温かく湿った空気が親潮寒流で冷やされると濃霧となる。  歳時記

誰が選んだ有識者なのか不明だが、その人々による有識者会が多額のかかる新国立競技場建築案を了とした。競技場建設資金は今までそれの数倍もの資金が必要とされている。借金を多量に抱え、更に借金を増やし税を搾り取り、さらには子孫へツケを回す愚考は誰の目にも明らか。何故 そんな決定になったか
五里霧中である。

百合

2015-07-07 08:57:59 | 日記
百合
 むきむきに花粉こぼして卓の百合   奈良鹿郎
 楽天と言ふ色もあり百合の花       拙


 楽天のユニフォームと同色(えんじ)の百合が近くの百合園で見た。ネーミングから察すると
日本生まれの新種かもしれない。当地には楽天ファンが多いので喜んでいるだろう。
先日 葬式でもらった花束に百合の花が入っており、その蕾が毎日開き強い芳香を放っている。強すぎることもあるので、時折はパイプカットもされるらしい。

五月雨

2015-07-06 10:47:24 | 日記
五月雨
 五月雨をあつめてはやし最上川 芭蕉
 五月雨や小町の里へと向かふ路  拙


 夏の温泉は客が少ない。しかし、梅雨時は比較的客足が多い。拙宅から小町の里へは山越えで二時間わ必要とする。山道では垂れ込めた雲や多くのトンネルが待ち受けている。途中には温泉街が三つもあるのだが、小町の里と聞けば浮気もしたい。長雨に小町も鏡を見ていることだろう。

2015-07-05 16:21:07 | 日記

 ゆけどゆけどゆけども虹をくぐり得ず  高柳重信
 ゆう活や子と仰ぎ見る二重虹        拙


 一日より「ゆう活」が開始された。「ゆうやけ時間活動推進」、略して「ゆう活」だ。いつもより早く出勤して、早々に仕事を終え、夕方からはオフを楽しもうとしう取組だ。目的は残業をするためとか。ゆう活にすれば、仕事の量が減るか疑問だが、家族そろって過ごす時間が名がけれは良いが・・。

夏帽子

2015-07-04 16:07:27 | 日記
夏帽子
 遠い日の雲よぶための夏帽子  大牧 広
 休日の子等の魚釣り夏帽子     拙


 すでに日射病になられた人もおられるが、梅雨の晴れ間でも真夏日が多いのでご用心。こんな時期の屋外活動には夏帽子が離せない。かってはつばの広い麦藁帽子が主流だったが、近頃は少ない。
おしゃれも兼ねて病気予防に是非愛用したい。