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梅見

2015-02-20 19:40:59 | 日記
梅見
青空のいつみえそめし梅見かな  万太郎  
値札みてまた引き返す梅見かな   拙


梅見の季節だが、寒いので億劫だつい近くのスーパーの盆梅の香りで間に合わせる。膨らみ始めた蕾の推移に春の到来を感じることも楽しみであろう。  

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1 コメント

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梅見 (願船)
2015-02-21 14:52:04
   青空のいつみえそめし梅見かな  万太郎  

 梅を見ながらそぞろ歩きをしているうちに、いつしか
雲が流れて青空があらわれ始めた。
 万太郎らしい大らかな句だと思います。

    値札みてまた引き返す梅見かな   阿部

 『近くのスーパーの盆梅の香りで間に合わせる。膨らみ始めた蕾の推移に春の到来を感じることも楽しみであろう。』という作者の説明を見ると、スーパーに並べられた盆梅の棚を見ている作者の姿が浮んでくる。自分は経験がないので分らないが、スーパーとはいえ、盆梅ともなれば、数千円から数万円はするのであろう。値札を見ながら列の終わりまで来た作者は、開き始めた蕾の香を味わいながら、もう一度引き返してゆっくり鑑賞しようと思っているところであろう。

 今日は春の到来を告げる梅の香の句を読ませていただき有難うございます。まだ外出がままならないので、スーパーの盆梅を匂いに行くことができませんが、もう少し暖かくなり脚の調子もよくなれば、歩行車を押して外出したいという気持ちが強く湧き起こってきました。 願船
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