安保法案反対 ～生まれ来る子供たちのために～

あれよ、あれよという間に、安保法案が衆議院で可決され、参議院締めくくり質疑まできてしまった。
私はこの法案は日本の近い未来を左右する法案だと考えているので、これまでの自民党のやり方には全く賛同できない。
私が戦争反対という考えを持っていることは置いておいて、重要な法案の成立を国民の目をごまかすように進めてきた点に問題があると思うのだ。

安倍首相は以前、「美しい国、日本を目指す」と演説した。
しかし、「美しい」というのは政治演説で用いるにはあまりにもあいまいである。
かつて日本は、お国のために戦って死ぬことが美しい生き方だとされた時代があった。
私は、今回の法案が可決されたら、日本がまたそのような国になってしまうのではないかと恐れる。

もし、国民が本当にそのような国を望み、民意を反映した結果の法案であれば、私の考えとは違うが、それは従うしかない。
しかし、今回の法案はそうではない。
70年かけて日本は平和を護ってきた。
次の世代のために、私は何ができるのか、どんな国を遺せるのか、考える。

BGM　オフコース　「生まれ来る子供たちのために」