宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

憲法と戦争と主権者と彼ら・・・

2007-07-25 21:16:13 | 憲法
憲法の改正と言うと、いかにも60年以上も経って、そろそろヒズミ、時世に合わない等、現状に辻褄を合わせようと考える人がいる。
彼ら(右翼、中曽根さんや、小泉さんや、安倍さんや、石原さんや、麻生さんたちをひっくるめてですね)
は、主権者国民たちが自然に入り易い方法を利用して、改正動議を持ち出している。
改正にも方向性と言うものに二通りの考え方がある。
一般国民は、けっして「戦争をする国」になるような「愚」はして欲しくはない筈なのであろうと思われるが・・・・改正そのものには異を唱えたりはしない、
やっぱり実情に合わない、と、思っているからだ。

しかし、上述した彼らの思惑は、大多数の主権者国民の憲法改正意思の思惑とは、遠くかけ離れているのが実際なのである。
つまり彼らは、そんな一般ピープルの思惑を利用しつつ、ジワジワと自分たちの考える方向性へ一般ピープルを誘導していくのである。

いきなりの戦時体制へ誘導するのではない! いきなりの国民主権を奪い取るのではない!

丁度、今の有名無実化してしまった9条のように、気がついたら自衛隊が外国で準戦争行為をするまでに発展してしまうようなものである。
もう、いつテロの惨劇に見舞われても不思議ではない状態にあることを、一般ピープルは知る由も無い。
その準戦争行為をしている「危機意識」が、一般ピープルにいまだに無いことが、大いなる問題なのだ。

憲法改正の問題意識、思惑に、彼らとの相当の隔たりがあることを主権者国民が知らない、事が問題なのだ。

だから、彼らの上程する憲法の改正案件は、日本にやがてやってくる危険地帯へ誘うものと言ってもよかろうに思う。
かつては、そんな考え方をする彼ら、彼女らが、日本を最大不幸に陥れ、且つ近隣諸国の人権を腕力で奪いとってきたと、言えるのだ。

そんな虐げられた侮辱と怨恨の歴史を近隣の国々は、何年経とうとも忘れやしない。
その為に生まれてきた今ある嫌われの三面楚歌が、やがて来るアメリカヒラリーさん民主政権によって四面楚歌へと変化していくのに、時間の必要は、壁は、ないであろう?

皆の衆!・・・・今のところはまだ主権者なのだから・・・・主権者意識をしっかり持って、ダメ!なものは駄目!と叫んだ方が良い!
自国が可愛いからと、相手国を必要以上に敵視して、高額の武器(F22のステルス戦闘機など)を買って、その税金をなけなしの懐から払わされて、それでもカッコマンに付いて行くか?!
辛く厳しくなる家計を我慢しても、辛い道程を歩くか!

今、遠い太平洋の真ん中で、爆弾の投下訓練をしているらしい?
どの国に落とすつもりなのだ?・・・・想定、北朝鮮か?イラクか?アフガンか?ソマリアか?パキスタンか?ベネズェラか?・・・はたまたやがてくるやも知れない中国、ロシアとの怨恨の一騎打ちか?・・・・バカの上塗りとは・・・・・
そして税金爆弾が、悲しくも哀れに日本の主権者たちの頭と懐を直撃する。
やっぱりお金の使いどころがアサッテだ!