宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

常識と偏り・それが問題だ

2006-03-20 00:06:09 | 
中国に相手にされない、挨拶もさせてもらえない麻生さんは総裁候補、ホントに問題外でしょ。
安倍さんも、然り右に同じ。もし、このような方々を選択するようであれば、「殿!!ご乱心召されるな」と叫ばなくてはなるまい。
しかし、党の選択だし、私などがとやかく言う筋合いではないが、即、日本の総理の立場になれば、避けるわけにもいくまい。
しかし、彼らを選択することはどう言う状況を生じてしまうのか?容易に想像はつくであろう。それでも敢えて極右の攻撃的布陣を選択するのなら、そのトガは選択民が負わねばならぬものだろう。
極右を台頭させることが、どんなにか常識外れの利己主義に走るか、を、とくと御覧あれっ・・・・
中国が軍事力を拡大させているのは、危険で攻撃的で無慈悲で単純細胞な共和党政権国家アメリカへの対抗措置であって、無論、中国一国でアメリカに対峙させようと言う気持ちもさらさらあるはずもない。だからこそのロシアとの共同歩調なのだ。それをさも日本を標的にしておるんだと言わんばかりの牽制球は、敵対心を増幅させ、結果、ますます日本を窮地に追い込むばかりである。
喧嘩腰で行って、打ち解ける筈はあるまい。
しかし、読売の渡辺さんや中曽根さんの変わり様は何だ?
180度の転換だ!死の間際になってくると、弱き者たちの痛みが良く分かるようになってくるのか?
痛みを自覚してこそ本物に行き当たり、浮かぶ瀬もあるものだ。若さの勢いにかまけていると、それが残念ながらわからないらしい?勢いの必要な場合も時にはあるが、逸脱も視野に入れておかねばならないものだろう。右翼の方々のブログを拝見していると、浅はかさが良く見える。偏りが良く見える。剛には剛ではまずい、剛には柔でが常識である。それさえも理解できていない文面が多い。
拉致に怒り、非難に怒り、軍事力増大に怒り、相手にしてもらえていない状況にコケンに拘わるから、その逆恨みの怒り、バカにしていた発展途上国の上からの物申しに怒り、何でもかんでも何をしても気に入らぬと怒り、何とまあ、ケツの穴の小ささよ。そんな歪んだ心が、その国心の自覚の無さが、周囲の友を失うことになるのだ。中国、韓国、北朝鮮だけではない、声なき声のあることも忘れてはならない。パールハーバーは人々の記憶の隅にあるのだ。日清、日露もあるし、土地と資源を求めて南進し、島々の国々も占領された記憶が生々しく現存しておるのだ。その中には残酷な出来事もあったであろう?
それを自分勝手に忘れてしまって済むと思っているのか!
ドイツのように懸命になって何か運動してきたか?「もういいよ」と言ってくれるまで償ったか?私たちは・・・・
それなのに・・・よく横柄になれるな。
被害国をなじり、攻撃できるな。
それは・・・・・資源強盗殺人をした加害国としての自覚と反省ができていないからなのだ。
それが遠くの親戚より近くの「友」を失うことにつながるのだよ。