宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

核実験声明での反響

2006-10-05 21:22:30 | 北朝鮮
 [国連 4日 ロイター] 北朝鮮が、核実験の実施を予告する声明を発表したことを受け、国連安全保障理事会の議長国である日本は、核実験が地域の平和を脅かすものであり、北朝鮮が自制を促す呼びかけを無視すれば、重大な結果につながると北朝鮮に警告する内容の議長声明案を作成し、4日、一部安保理メンバーに配布した。

 声明案は、一部メンバー国で検討されたうえで、国連安保理に正式に提示される。

 日本が作成した声明案は、北朝鮮が出した核実験を予告する声明に「深い懸念」を示し、核実験が、地域および世界の平和、安定、安全保障を脅かすと表明。

 そのうえで、北朝鮮が、自制の求めを無視すれば、国連安保理は国連憲章に則り行動することになる、と警告した。



 また、北朝鮮に6カ国協議への即時復帰を促した。

 大島賢三国連大使は、日本政府が北朝鮮の声明を非常に懸念していると指摘したうえで、安保理が確固とした明確な対応を示すべきとの考えを示した。


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 [ワシントン 4日 ロイター] 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米国首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は4日、米政府は北朝鮮の核武装を容認しないと警告した。ジョンズ・ホプキンス大学の研究機関で述べた。

 同次官補は「北朝鮮は未来か兵器か、どちらかを選ばなければならない」などと述べた。北朝鮮の核実験を阻止するため、米国が具体的にどのような措置をとるのかについては明言を控えたが、「核実験をさせないため、われわれはあらゆることをする」との考えを明らかにし、「核武装した北朝鮮とは共存しない。受け入れられない」と述べた。

 北朝鮮は以前に、核兵器を保有していると宣言していたが、今週3日に初めての核実験を実施する意向を表明した。

 また同次官補は「これ(核実験)が大変な間違いであることを北朝鮮に理解させるよう、断固とした行動をとらざるを得ない」と述べた。

どちら様も、北朝鮮が核実験をせざるを得ないのも、折込済みだったのではあるまいか?
金融制裁、経済制裁、などを続けていけば当然そうなるでしょう、そりゃ「窮鼠猫を」咬みますよ。
それほど騒ぐようなことではあるまい、最も自然なる推移であり、常識でしょ。
追い込んで、力無き者たちは屈服するが、力残りし者たちは反撃に出ことは明白。
間違いもへったくれも無いでしょう、どちら様も、はなから覚悟でやってきておったのですから。
まだ実験ですから、そう心配することもありません、はっきりミサイルに積み込みいつでも戦闘体制が整ったら心配すべきです。
その時は、日米軍も体制を整えます、そして、韓国軍も、中国軍も、ロシア軍も国境に集結し、戦時の対応に入ります。勿論、台湾軍も、そんな時活躍するのが、評論家と、裏取引の方々です。
こうなると体裁と意地の張り合い、探りあいだから、行くところまで行くしかないのではないだろうか?
どの国が本音では戦争などやりたくないのかの危機回避がとれるかが、キーポイントになっていくのでしょう。根負けする国が出たときが勝負です。
米国もいろいろにシュミレーションを施しているだろうが、
関係近隣各国も、それぞれの思惑でシュミレーションをしていることでしょう?

やはり、仕掛ける(先制攻撃)とすればアメリカです。一挙に連続してミサイルを封じ込めるには、物量兵器を擁するアメリカの一斉攻撃に頼るしかありません。そしてアメリカの先制攻撃を仕掛けさせるのは北朝鮮の役どころです。その後、主になって動くのが自衛隊の役目でしょう?アメリカは、日本と一緒になって、一体となって、あるいは連合軍と一緒になって、という大儀が必要なのです、そうでなければイラクの二の舞の非難に晒されますし、中、露の理解が得られません。ところが日米合同軍では、中、露の理解は結局得られはしないでしょう。
北朝鮮は不当な攻撃を受けたという正当な防衛という大儀が必要なのです。
経済制裁と、最近効果のほどを覚えた金融制裁で相手の体力を奪い、攻撃するというのはアメリカの常套戦略です。
ただどうでしょう?北朝鮮は正直過ぎるところがある。核を輸出しない、先制攻撃しないと言ってしまうのは、中、露向けであろうがマイナスじゃないかと思うが、まだ米国に意地を張らずに譲歩を引き出しやすくしている余裕ある態度ともとれる。

核施設、ミサイル施設へのピンポイント攻撃は無理です。
即、日本へ何かを積み込んだミサイルが不連続に飛んできたなら対応できないでしょう。
圧倒的な物量をもって一斉に攻撃して、ミサイルの発射を封じ込めるしか方法はないのです。
でも生き残りの何かを積み込んだミサイルがあれば、東京に飛来する可能性があります。追い込んでいるところからそれは覚悟の上なのでしょう。

経済制裁、金融制裁が、脱北者や偽札や麻薬や偽タバコや拷問やミサイルや核を生むのです。これらを発している時点でもう戦争は始まっていたのです。
このような重大な行動を総理大臣ひとりの決断に任せて良いのでしょうか?国民投票にすべきではないでしょうか?私はその事に疑問に感じます。

思えば小泉さんの元首同士の拉致の約束違反が始まりです。
大騒ぎのマスコミにも50パーセント以上の重大な責任があります。
どんな歴史になろうとも、私は私のこの目で、しかと歴史の推移を見守りたいと思います。

中国が安倍さんと会うのをOKしました。よくOKしたなと思います。小泉さんに釘を刺したのと同じように、しっかりと安倍さんにも釘を刺すと思います。小泉さんはそれを裏切ったが、安倍さんはそのタカ派宰相への踏み絵注文に対して、どのようにするのでしょうか?それの確認のために、取り敢えず一度は会っておき、日本のトップ人の考え方を、自分の目線で見る必要があったのでしょう、
それに
もしかしたら、北朝鮮への制裁解除と資金援助の打診密約があるのかも知れないですね。いつまでもアメリカ親分の言い分を守っていては絶対に良い方向には向かわないのですから、アジア人同士腹を割って話をするしかないでしょう。日本としても戦争を選ぶか?平和の継続を選ぶか?これ以上一本道で瀬戸際外交を続けていくわけにもいかないでしょう。多分、日中、日韓の話が完了するまでは、北朝鮮は待つものと見られます。実験するとすれば誰も考えていない10日以降ですね。

 [東京 5日 ロイター] 安倍晋三首相は、北朝鮮が核実験を実施した場合の追加制裁の可能性について聞かれ「まずは北朝鮮に対し、国際社会の懸念に応え、核実験をしないよう国際社会でメッセージを出すことが大切だ」と答えた。また、中国、韓国との首脳会談では「当然、現状について認識を一致させることが大切だ」とし、「将来、北朝鮮を国際社会が受け入れられるような路線に北朝鮮の政策を変えさせるために何ができるか、それぞれの首脳と話したい」と述べた。官邸内で記者団に語った。

おやおや?これが安倍さんの言葉か!一日たったらえらい言葉のニュアンスが変わってきましたね。
安保理でロシアの大使と口喧嘩して立腹していたドルトン米大使とは違いますね。
何かあったんですか?安倍さん!日本の置かれている状況(全ての工夫、変更されたミサイルが狙っている)と、アメリカの「置かれている実情」という息を吹きかけられた、外務官僚に諭されたんですかな?
それでは北朝鮮も困るのことですよ、ドルトンさんのように立腹していただかないと、折角の核実験メッセージが意味失くしてしまうのです。

アメリカもここで譲歩しなければ、北朝鮮の進まなくてはならない道は、進むも退くも地獄の一丁目の「一本道」になるしかない。
このような事態になってしまった、してしまった責任は、アメリカと日本にあることは世界が言わずもがで認識している。
アメリカもこれ以上問題地域を拡大するわけにもいかんだろう、北朝鮮に軍隊を配備すれば、アフガン、イラク、イランが手薄になる、下手をすると折角掴んだイラクの石油利権がフイになる。北朝鮮に於ける中、露の睨みどころか、利権を失っては今まで何をしてきたのかが、分からなくなるからだ!どうしても北朝鮮との全面戦争はできない、かといって、ここまでやってしまっての譲歩はコケンにかかわる、アメリカのそんな心の内を日本の外務官僚は理解してやらねばならぬだろう、
それが分かれば、後は安倍さんのタカ派色を薄めさえすれば、話はトントン拍子に進むのではないか?

アメリカのこの状態では、戦争比重は日本に移らざるを得ない、当然、今この段階で戦争など日本に出来る訳も、必要性も、覚悟も、そして周辺諸国との軋轢を今のいままで擁していてはできっこないのだ。
まして、これほど国際的に非難されても仕方のない行動を続ける北朝鮮を、擁護し続ける中国とロシアがバックで目を光らせているのだ。
それが冷静になった安倍さんの二度目のあの発言になっているのだろうと思われる。
しょうがない、事ここに至ってはアメリカの世界リーダーとしての面子を立てるしかないだろう、両方の「泣く子と地頭には勝てぬ」である。
しかし、安倍さんで大丈夫か?・・・小沢さんならこの大役ができるだろうのに・・・・?


18 コメント

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あのー (ファイブ)
2006-10-06 12:12:11
>>まだ実験ですから、そう心配することもありません、はっきりミサイルに積み込みいつでも戦闘体制が整ったら心配すべきです。

 

 これ、本気で言ってらっしゃるんでしょうか。

 あっ、はじめまして。

 この後の文章も含めて、ちょっと常識的ではないなあと思いますが。



 そもそも北朝鮮自らが孤立を招くようなことをしてるんですよね?その視点がないんですけど。寄ってたかって北朝鮮をいじめてるみたいな話ではありませんでしょう?



 拉致問題についても、帰国した5名を再度北朝鮮にほりだした方がよかったんですか?そもそも、他国の人間を自国に連れ去ってスパイ教育して一人の人間の人生まるっぽつぶすような国家に、かえしちゃってよかったんですか?約束違反なんて当たり前のようにやってますよ、北朝鮮は。



 



 
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ファイブさんへ (ara)
2006-10-06 19:54:54
こんにちは

ありがとうございます!

本気です。

今までで実験をして実際にそれを使用したのは戦争中のアメリカだけです。

後はイスラエル、イギリス、パキスタン、インドなど多少の衝突事件が起こっても使用はしていません、一応制御は利いているようですね。

「それをやっちゃあ、おしまいよ!」という意識がそれぞれに曲がりなりにもあるのですね。

だから、それが常識です。

北朝鮮が自ら孤立を招いている?

それはおかしいですね、小泉さんが金正日さんと会ったのは、金正日さんと韓、中、露との親交の様を見て、乗り遅れてはまずいという思惑があったのですよ。先ずその出だしを間違われては困ります。

その状態を考えて、金正日さんが孤立しようと言う気持ちが果たしてありましたか?民主と共産の制度の違いを越えて仲良くしようとしたのですよ、そして拉致を認めて謝ったのですよ、

小泉さんは何年かで職責を辞められる有限責任ですが、金正日さんは中小企業の無限責任なのですよ、そんな人が「二度としません!」と謝罪したのですよ、その重さを理解してやれませんか?天皇の正式謝罪は

いつ頃だったでしょうか?

そもそも、このような状態になっていったのは、ブッシュさんの「悪の枢軸国」発言の後、何の物的証拠もなしにイラクに攻めて行きました。そして、ソ連の崩壊を見て、ネオコンは世界をみんな民主主義の国にしてしまおうと画策しました。

超大国のそう言う理不尽を見せ付けられて、睨まれれて弱き者は、中で固まってハリネズミ防御の体制になるのは、必然の常識ではありませんか?あなたがそれに対して見事に異議が言えるのでしたら、お聞きしたいと思います。

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それでは (ファイブ)
2006-10-07 09:55:26
返答ありがとうございます。



まず、制御が利いていたなら、日本も核武装できるよう核実験を行い、核武装を行ってよいということですか?



北朝鮮の孤立ということは、そもそも小泉政権、ブッシュ政権の成立以前からの話だと思います。94年の米朝合意前もその後でも、核実験するぞするぞと言いながらいわゆる恫喝外交を繰り広げましたよね。拉致問題は3~40年前から行われてきたことであり、少なくとも100名以上の被害者がいるといわれています。そのような国家が孤立しないわけがないですよね。



確かに小泉元総理には乗り遅れてということと更には自らの政権の求心力を高めるための狙いもなかったことはないと思いますがそれ以上に拉致被害者救済の意欲が強かったのでしょう。国家としては当たり前のことをしたにすぎない。逆に北朝鮮は明らかに自ら孤立を招いているとしか言い様がないと思いますが。



有限責任と無限責任は意味がちょっと私わかりません。金正日の無限責任ってなんですか。もし金一族の世襲政権であることをおっしゃっているなら、仮にも共産主義を標榜する国家が世襲制で、ある一族のみが権力を握っていること自体おかしいとはお思いになりませんか。



天皇の正式謝罪とは?何に対して謝罪する必要があるのですか?

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もうひとつ (ファイブ)
2006-10-07 10:15:17
ハリネズミ防御の話ですが、ある部分ではおっしゃる通りです。核不拡散条約の体制などもそうですし、国連の常任理事国体制についても強大な国家が世界を押さえつけるという構図は事実であると私も思います。



残念ながらそれが世界の情勢であり国家間のパワーバランスの中で強きものが弱きものをくじくということも多々あるでしょうしこれまでもありました。



しかし、その一言で済ませてはいけないのでしょうが、仕方のない一面もあるのではないでしょうか。哀しい事実ではありますが普通の日本社会の中でも満足できない矛盾や欺瞞は、多々あります。それを全て解消することなどできはしない。最善ではないがモアベターにもっていこうとする努力はするべきですが。



悪の枢軸発言などは、明らかにアメリカの傲慢さの現れだとは思いますが、アメリカの努力がある程度世界秩序の安定に貢献している部分も当然あります。ですからそのような世界情勢の中で日本が何をできるか、当然まず国益を重視しつつどのようにアタッチメントできるかを考えていくべきだと思います。ちょっとうまく表現できていませんが。



で、確かにアメリカに比べれば弱小である北朝鮮が、何を守るためにハリネズミになるのか。明らかに金一族独裁の北朝鮮政権を守るためでしょう。それが北朝鮮の国民に本当にいいことなのか。内政干渉だと言うなら、北朝鮮が行っている明らかな悪行、拉致、貨幣偽造、麻薬売買などは当然やめるべきでは。そういうことを続けていながら自分達の正当性だけを主張していたら当然孤立するに決まってます。



ただイラクを初めとするイスラム国家とアメリカをはじめとする欧米キリスト諸国間の対立と北朝鮮の孤立化を同一視するのは違うと思いますね。



いやー、人様のブログに長々と申し訳ありません。今後も意見交換させていただけるとありがたいです。
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ファイブさんへ (ara)
2006-10-08 00:02:59
ありがとうございます!

あなたは核武装して欲しい、と思っているんですか?

残念ながら日本は制御が出来ない国です。

バブルもブレーキが効きませんでした。

今の右傾化もブレーキが効きません。

転ばないと分からないのです。今の政治機構が、ブレーキ役を発展、成長に邪魔だとして無能にしてしまっているのです。

それと一番の問題は、「和をもって尊し為す」という17条の憲法が生きていることです。



北朝鮮の孤立は

ソヴエト連邦崩壊、そして共産主義の減少、中国の自由経済への移行。みんなお仲間が次々と居なくなって行く、いやがうえにも孤立して行く、次はお前だ!と自由主義陣営は圧迫してくる、あなただったらスンナリ陣営に取り込まれてしまうか?

彼らはそうしなかった、キムイルソン同士の築いた思想を、孤立しようが、死んでも守り通そうと思った。

それには、同士の心を一つにして、ハリネズミ兵隊に全員がなって、圧迫を跳ね返そうと思った。

そして、ロシアと中国の復興、そう、昔のよしみ、挨拶に行った、と、まあこういう次第です。



日本は拉致を大きくしてしまったがために、もっと大きな核というリスクを形成してしまいました。

現実としては、ミサイルと核実験。

最悪のシナリオとして、東京に核ミサイルというリスクを負っています。全部拉致が端緒です。

私が単なる犯罪者という捉えかたをしてはならない、と言うのはそう言う意味なのです。

あなたは「拉致」と「核」との相関関係は分かっておられますか?



小泉さんだけに関わらず、メディアもみなさんも、「拉致」の救出だけに捉われて、やがてもっと重要になる問題をないがしろにしてきました。それが「島国根性」というもので、それが視野狭窄を生み、ブレーキ制御が役に立たぬ、日本国の最大弱点とも言えるものなのです。それが国家として当たり前としたら、

あまりにも幼すぎると言わざるを得ません。アジアのリーダーなんて、とてもとても・・・です。



無限責任とは

国民同士に対して、良くも悪くも一生の責任を負っている、と言うことです。つまり、失敗も成功も全て両肩に掛かっているのです。

それに対して、失敗しても責任を負う必要の無い人とは、その重さに於いては雲泥の差があります。

つまり、彼の言葉の重さは、小泉さんの比ではないのです。

小泉さんだけに拘わらず、日本の政治屋さんの言葉は行動と合わずに概して軽い、だから中、韓との外交に摩擦を生じるのです。



彼の世襲の件ですが、

彼も、北朝鮮が安全領域に達したならば、世襲制を辞めるでしょう。しかし、北朝鮮の安全性は必ずしも安泰ではありません、そんな時は、やむを得ないのではないでしょうか?それを糾弾する方々は多いですが、何も分かっていない方々でしょう。

私は、独裁が良いとは思いませんが、存亡の危機に達すれば、そうならざるを得なくなるのですね。

金一族を守るため?

それが日本の位置から見たあなたや、下手な評論家の想像ですね、果たしてそうでしょうかねえ?



北朝鮮の悪行の数々

経済制裁、金融制裁、と言う名の戦争、ならば、存立するためのことなら何でもやるしかないでしょう。それが自然です。それは「分かっています」の経済制裁と金融制裁なのですよ。もう少し・・・ですね。



イスラム社会とキリスト社会の対立と北朝鮮の孤立化は違う・・・?何のことですか?







































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要約すると (もょもと)
2006-10-08 02:10:15
araさんの意見を要約すると



・日本人は自制心の無いどうしようもない民族

・拉致問題でごねてたから核攻撃される危険性が出てきた

・拉致なんて小さな事件にこだわる島国根性だから国家として幼い

・選挙で選ばれた責任者は責任が軽く、世襲制の責任者は責任が重い

・北朝鮮が存亡の危機にあるため、世襲制もやむなし

・制裁を加えるから犯罪行為に走るのは仕方ない。



うむ、0点ですな。



日本人はむしろ世界でも自制心の高い民族だと思いますけどね。

憲法9条の改正なんて、戦後何度も議論にあがってきた問題だが、今まで改正されることは1度も無かった。

憲法は改正することも可能なのだから、自制心が無ければすぐに都合のいいように改正すると思いますが。

それに、バブル景気はアメリカの介入に始まり、崩壊したのはそれを制した為ですから、どうして自制心が無いといえるのでしょうか?

むしろ自制心が無いのは特定アジアの3ヶ国だと思いますけど。



拉致でごねたら大きなリスクを負うって、たとえば財布盗まれて問い詰めたら、相手に殺されるリスクを負う事と同じです。こんなの、逆恨み意外何者でもないです。



それに、拉致問題をえらく軽視しているようですけど、国が他国の国民を拉致するというのは、戦争で他の国民を殺すということと大差はありません。こんな事されて黙ってるほうが、法治国家としてどうかしていると思います。



責任云々は、別に世襲制だろうが選挙制だろうが変わらないと思いますけど。そもそも、総理大臣だって失敗すれば森総理や宇野総理のように辞めてるじゃないですか。それに、北朝鮮の書記長は、誕生日には壮大な祝賀会を行ったり、喜び組みと呼ばれる側室など多大な権力が集中しています。権利と責任は等価であるものなのですから、その部分を無視しないでいただきたいものです。



存亡の危機にあるなら、むしろ優秀な人を選ぶ選挙制の方が望ましいのでは無いですかな?

それに、偽札、麻薬などの犯罪行為をしているから、制裁を加えられるのです。順番が逆です。



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もょもとさんへ (ara)
2006-10-08 09:08:41
ありがとうございます!

うまくまとめられてしまいましたね。

0点ですか、残念です。

では先生!再チャレンジさせてください、あの人も言っているようですから・・・・



憲法九条は改正するのが大変なんですよ、国会議員の3分の2の賛成が必要なのはご存知ですよね、これは野党票の一部も必要と言うことなのですよ、

ずっと社会党は護憲でしたから、

前原さんが尻軽になったから自民党も色気づきましたがね・・・・

問題1・・・なんでそんなに敷居が高いのでしょうか?

尻軽の人が野党のトップになるとこの先も「改正だ!改正だ!」と騒ぎ出すでしょう。



バブル景気はアメリカの介入に始まり、崩壊したのはそれを制したため・・・とは?どう言うことですか。

私には新説です、教えてください。

私はてっきり自民党の選挙をおもねいて、日銀が、公定歩合の金利を長い間引き締めしなかったため、と理解していますが・・・?

確か、後に退官する前に、「あれは失敗でした」と本人が言っていた筈なのですが・・・・

日銀の総裁は確か、総理大臣の指名権で選出されるんではなかったでしたかね?



自制心がないのを彼らたちだけを称して言っているのではなく、国民のほとんどの人たちに対して言っておるのです。

バブルのずっと前に、石油パニックと言う現象もありました。

誰彼も多くの方々が買占めに走りました。チャンスとばかりに買占め、品物を流通させずに、高くして売る、という慣れた手法で企業は人々を混乱に導きました。



バブル時、みんなが土地財産神話を信じ、そして、お金が全て、それに反する考え方をすることは異端者扱いだったのはつい最近までの話です。

今でもブランドに群がる人々、勢いに乗るIT企業など、地に足を付けた生き方を見受けることができません。

アメリカのウォール街での株の暴落、以前の状況と全く瓜二つなのに人々は、上も下も知恵として学んでいなかったのです。



逆恨みもいいとこです・・・・

私はみなさんに良く言っておるのですが、ソ連崩壊以後、北朝鮮はハリネズミの愛国軍事全体社会である、ということを前提で物事を理解して欲しいのです。

朝鮮民主主義人民共和国ではなくなってしまっているのです。

あなた方は単純に「犯罪者、ゴロツキ集団」で北朝鮮を観察しようとしているが、前提が違うのです。

ずっと戦争の前哨戦をしているのです、だから経済制裁も、武力ではない戦争の手段の一つなのです。

昔で言えば「ひょう量攻め」という作戦の一環なのです、だから順番が違うことはないのです。

それに対しての「偽札、麻薬、偽たばこ、ミサイル、核、拉致」も作戦の一環なのです。

だから前にコメントしましたが、アメリカからは当初「良く生きていたな!」という言葉が聞かれたのです。



世襲制・・・

5年で辞めれば失敗責任から簡単に逃れられる人と

そうでない人では格段の違いがあります。

彼は、朝鮮民主主義人民共和国をほっぽり出すことはいつでもできるのです。同士に貧乏させて、飢えさせて、心苦しいでしょう、辛いでしょう。

しかし、周りが辞めさせないのです、彼の親の思想とと彼の双肩に全てを委ねているのです。

・・・と私は思います。



兎に角日本もその「ひょう量攻め」に参画したということは、日本国民は意識するしないに拘わらず「戦争へ突入」したととられても仕方のないものなのです。

「戦争に突入」しているのです、日本は!

後はこの戦争を武力を用いずどう収拾するのか?ということなのです。





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このエントリーには (ファイブ)
2006-10-08 09:46:49
最後のコメントに。



私は、正直なところ核武装するべきではないが、核武装の可能性を議論するべきではあると思ってます。もちろん日本の軍事行動についても。世間一般でよく言われる集団的自衛権の行使ってやつですね。何故なら、それがないからこそ北朝鮮はあそこまで日本に強い姿勢ででれるからというように考えてます。まあこれは賛否両論あるでしょうが。



バブル経済と核武装の問題を同列に扱ってブレーキが利かない国日本ってのはどうでしょうか。別次元の問題だと思いますが。ましてや北朝鮮にどのようなブレーキが利いてるんですか?



真に国民のことを考えている独裁者(そんなのいるのかな、この現代に)であるなら、核実験するぞと恫喝してそれが嫌なら援助しろだのなんだのってまるでヤな人々ですよ。



拉致問題を大きくしたから核問題になったなんてそれこそ順序が逆です。他の方もおっしゃてましたが、制裁されたから犯罪行為にはしるのは全く問題の捉え方が逆ですよ。犯罪行為があったから制裁という手段をもって対抗しようとしてるんですよ。



多くの国民を飢えさせ、自らの権力基盤に固執し凡そ国際社会に受け入れられない政策で自国を守ろうとする独裁者が国民に対し責任をもって何かをしているなんてとても思えませんが。
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Unknown (Unknown)
2006-10-08 12:32:42
×ひょう量

○兵糧

araさん。あなた日本人じゃないでしょ。
返信する
ファイブさんへ (ara)
2006-10-08 22:36:21
ありがとうございます!

日本に集団的自衛権がないから、北朝鮮は日本に強く出られる、との事ですが・・・・

それははっきりと違っています。

今、北朝鮮は、あの超軍事大国アメリカに向かって戦争も受けて立つぞ、とばかりに張り合っているのです、「山椒は小粒でピリリと辛い」とでも言いたげですね・・・

日本に集団的自衛権を持っていようがなかろうが、そんなことで怯むような国ではないのです。

積年の恨みはあなたには想像すらできないことでありましょう。



バブル経済と核武装との関係・・・

私は日本の制御機能の未熟さを、若い人が理解しやすいだろうと、近年のバブルを例に出して述べましたが、過去の戦争の中にも多く例が実在しておりました。

「戦争の悲惨さを」行き着くところまで行ってからでないと見えない、理解できない、日本の持って生まれた浅はかなる本質があるがために、そして、核という化け物を、軽々しく利用しようと企てる人が現れる可能性があると思われる故に核武装に反対するのです。



あなたの集団的自衛権がないから、うんぬん・・・なる考え方が、そもそもそれを見事に示唆しているのです。



北朝鮮はその化石なるに等しい唯一の思想に於いて、

ただ一点、それを信じ、守り通すを旨としているのです。そのためには自殺行為も覚悟の抵抗を試みているのです。

だからここまでの行動に何の迷いもブレもないのです。



アメリカは、その影響力を駆使しての経済制裁のアメリカの利点効果について、今更までもなく熟知しています。

丁度、源頼朝の義経包囲網に似ています。

この経済制裁権力を欲しいままに、ジワジワと締め付けていきます。大抵はその威力に音を上げてしまいますが、軍事政権にはこれが却って裏目に出てしまいます。タリバン、イラク、おしてしるべしですね。

アメリカも敵を広げてしまう、それをそろそろ知るべきです。



犯罪行為があってからの制裁は、金融制裁ですが、そこまで追い込んだ結果の犯罪行為であることは、認められませんか?



最後はあなたの考え方、思い、は極々普通に考える考え方で、専門家もそう言っていますね、さて、私はそのようには考えないのです。

飢えもある、日本の江戸時代にも飢饉に苦しんだと云うことがあった、一揆もあった、そんなことの繰り返しだ、しかし、その時は外から追い討ちを掛けられることはなかった、だから我慢が出来た?・・・か?

敢えて独裁を取らざるをえないということは、全く有り得ないか?・・・どうですか?









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