だって「フランシス」、来ているんだもん。
自慢じゃないが、それなりに海外旅行を一人でフラフラ旅をしているわりには「あぶない事件」ってのに巡り会ったことがないのよ。
拳銃をつきつけられるとか(グアテマラ:中米、ブラジル:南米)発砲事件を見るとか(ハーレム、ブラジル)、泥棒に会うとか(ヨーロッパ、東南アジア、中南米)、そういった話を旅先などで出会った旅行者(もしくは滞在者)からいろいろ聞いたけれど、個人的にはないのだった。
二回ほど腕時計を取られそうになったけれど、死守。
運がいいっちゅーか、なんちゅーか。
だから酔っぱらいながら真夜中にフラフラ千鳥足でハーレムを歩いちゃったりしているんだ。
そんな奴から「外国は日本と違って危ないから、気を引き締めて歩きましょう」なんて言われても説得力に欠けるよね。
ところが昨夜、夜の11時過ぎに125丁目を西から東へ横切っていたら、あらあら、サイレントともにまぶしい光がっ!
交通事故、のようです。
うわー、赤い車、ひっくりかえっているじゃん。
ぶつかったのか、黒い車はフロントがやられているね。
野次馬な彼らは携帯でひっきりなしに事故の状況を誰かに説明中。ちょっと興奮気味です。でも、路上に立っている警察官たちは「ハイ、今歩いて。あ、待って。曲がって」と冷静に指示を出していた。
うーん、これは家に帰ってはやくNY1(ニューヨークのローカル・ニュース専門テレビ局)を見なくっちゃ! と思っていたら、じぇんじぇんやってくれない。気を取り直して翌朝(つまり今日)を見ていても、取り上げてもくれない。
どないなっとんねん!
ハーレムはやってくれんのかえ!?
ちなみに写真は、赤い車がひっくり返っていた横断歩道です。