寄り添って眠りたい

実家に戻りはや５ヶ月になろうとしております。
実家を出る前にあてがわれていた部屋は和室の６畳間。
ここに箪笥２棹と本棚とラックが２つ。
これがまた今のあたしの城な訳です。

ベッドを置くと窮屈なので布団で寝てます。
「しまう」=「見えなくする」
が没頭して散らかしていても「片付けなくてはいけない」という精神を生んであたし向き。
寝るところが確保されている場合は多分・・・すごいことになると思う。

自分がこわいわ。

寝相、寝方は人それぞれいろいろあると思います。
寝たままの格好でおきる人をうらやましく思います。
えぇ、寝相はさほどいいほうではありません。
位置が落ち着かないと嫌なのです。
布団が並んでいたときは（遠い眼・・・）布団と布団の間に寝ていました。
ぴったりはまって落ち着く。
ベッドの時は壁にびったりとくっつくか、端っこに丸まって寝ます。
真ん中はつかみ所がなくて落ち着かないのです。
そんなこんなで今はと言えば壁にぴったりとくっついて布団に丸く包まって寝ております。

ひょんなことから寝相の話をすることになり、壁にくっついて寝てるというと・・・

「それ、危ないよ。手が出て来るんだよ。壁から。」

ぎゃぁぁぁぁぁぁあああああ

そういうホラー映画があるらしい。
なんで好き好んでそんなものをみるのか気が知れない。
誰かと一緒に寝てるならともかく一人静かに壁よりになって、
障子に映る木の影が揺れるのを見ないように寝ているのです。

やめてください。

話のネタとして怖い話は読むようにはしていますが、実際問題あまり好きではないのですよ。
何か違うものを見たり感じたりはしない人です。
が、たまぁに

？？？？　　　・・・・・・　　！っ

と思うことがあったりするのです。
気のせいと分かっていても嫌なものなのです。
封印です。

今の会社の立地は向かいが道路。
隣は大使館。
後ろは墓地です。
夜遅くサーバールームにひとりでチェックに行きました。
カードキーを読み取る電子音だけが響きます。
真っ暗な壁を探って電気をつけ、扉をしめる。

！！！！

いやぁんぬ。

おふだ発見。

怯えまくりつつおふだにお願い。
あたしは何も見ない。見ない。みない・・・・
乱立するサーバーにぶつかり、キーを叩き打ち、脱兎のごとく部屋を後に。

こぇぇよ。

最近ちょくちょく非通知着信で電話がなります。
それもコールが長いのです。
いつもタイミングが悪く出ることが出来ません。
秋の夜長。毛布に包まり外の音を聞いていると

もし、あの電話に出ていたらなんか怖いことでもおきるのではないか。

などとあほな想像をしてしまって眠れないのであります。